禅の言葉  體露金風(たいろきんぷう)

今朝教えていただいた、禅の言葉。 「體露金風(たいろきんぷう)」 碧眼録 (へきがんろく)27則 「僧、雲門(うんもん)に問う、樹凋み(きしぼみ)葉落つる時、如何(いか)雲門云く、體露金風(たいろきんぷう)」 一人の僧が、雲門禅師にきいてみた。樹…

言語コミュニケーションにおける、読む力

「読む力」のあとがきで、佐藤優さんが言われていたことが、頭に残った。 ”言語コミュニケーションにおいて、読む・聞く・書く・話すという四つの力が要求される。そのうち読む力が基本になるということが意外と理解されていない。大人になってから外国語を…

「沈黙の春 Silent Spring」 by レイチェル・カーソン

沈黙の春 Silent Springレイチェル・カーソン青樹簗一 訳昭和49年2月20日 (1973年)発行平成27年6月5日 (2015年)77刷 読もうと思って買って、ずっと積ん読になっていた本。 先日読んだ、松岡正剛さんと佐藤優さんの「読む力」に出てきたので、読んでみた…

「ドーダの近代史」 by 鹿島茂

「ドーダの近代史」鹿島茂 著2007年6月30日 第1刷発行朝日新聞社 松岡正剛さんと佐藤優さんの「読む力」の中で通俗本だけど、面白いとして挙げられていた一冊。 megureca.hatenablog.com 松岡さん曰く、”幕末の尊皇攘夷から征韓論を経て、西南の役にいたった…

褒められると調子が狂う。。。。

褒められると調子が狂う。 Complimented and Failed. 何かをしていて、褒められて、調子がくるって、失敗、、、 という経験をしたことは無いだろうか。 心がドキッとして、メンタルが乱れる感じ。 私は、結構ある。 ゴルフのナイスショットで褒められたあと…

『善の研究』こわばる身体がほどけるとき

今を読む!名著 西田幾多郎 『善の研究』を読み直す こわばる身体がほどけるとき板橋勇仁 著2021年7月20日 第1版 第1刷発行 現代書館 図書館の新着本の店にあったので手に取ってみた。西田幾多郎の「善の研究」は、何度も読もうと思っているのだが、図書館の…

「老い」 それはスキャンダルである

両親が80歳を過ぎて、高齢化社会がより身近になった。 だれもが、老いる。 私も、老いる。 最近、手にする本が、老いや高齢化、生きる、死ぬといったテーマが多くなりがちだったのは、自分自身も肉体年齢的にはピークを過ぎていると感じるからかもしれない。…

禅の言葉。 行も亦禅、坐も亦禅、語黙動静、体安然

今朝教えていただいた、禅の言葉 行も亦禅、坐も亦禅、語黙動静、体安然ぎょうもまたぜん、ざもまたぜん、ごもくどうじょう、たいあんねん 中国に渡った、達磨大師の六代目、永嘉大師(ようかだいし) (665~713) が禅の大切なことを詩の形で表現した『証道…

「読む力」 by 松岡正剛  佐藤優

読む力 現代の羅針盤となる150冊松岡正剛 佐藤優中公新書ラクレ2018年4月10日発行 松岡さんと佐藤さんの本だから借りてみた。 二人の対談のような形になっている。 第1章 子どもの頃に読んだのは第2章 論壇からエロスも官能も消えた第3章 ナショナリズム、ア…

「スタンフォード大学の共感の授業」 by ジャミール・ザキ

スタンフォード大学の共感の授業 人生を変える「思いやる力」の研究 ジャミール・ザキ 上原裕美子 訳 2021年7月6日 第一刷発行 (原書 2019) ダイヤモンド社 2019年の本だが翻訳され、ダイヤモンド社から発行されたのは今年の7月6日。 帯には、「共感は本能…

重要事項を優先する ビッグロックス 

重要事項を優先する。 「7つの習慣」に出てくる言葉。 「7つの習慣」は、様々な書籍になっているので、今では、子供から大人まで、結構身近な言葉になっていると思う。 著者のスティーブン・R・コヴィーは、フランクリン・コヴィー・グループを創設し「7つの…

「花のレクイエム」 by 辻邦生

花のレクイエム辻邦生山本容子:銅版画平成15年1月1日 (単行本:平成8年11月 (1996年))新潮文庫 (新潮社) 気持ちが落ち込んだ時に「孤島」(ジャン・グルニエ 著)を紹介してくれたのが辻邦生さんだったという人の話を聞いて、辻邦生さんの本を読んで…

「家族のゆくえ」 by 吉本隆明

「家族のゆくえ」 吉本隆明 2006年3月1日 初版一刷発行光文社 先日読んだ「『すべてを引き受ける』という思想」という本の中で、茂木さんが吉本さんと対話をすることになったきっかけが、この「家族のゆくえ」の書評を茂木さんが新聞に書いたからだった、と…

「逆・タイムマシン経営論」 by  楠木建 杉浦泰 

逆タイムマシン経営論楠木建 杉浦泰 2020年10月12日日経BP 楠木建さんの本だから借りてみた。 著者の楠木建さんは、1964年生まれ。競争戦略で有名。彼の著書に初めて出会ったのは、2012年の「ストーリーとしての競争戦略」だったと思う。 そのころなんとなく…

「孤島」 by  ジャン・グルニエ

「孤島」 ジャン・グルニエ井上究一郎 訳2019年4月10日 第一刷発行ちくま学芸文庫とある方が、気持ちが沈んだ時、辻邦生さんに貸してもらった本、として紹介されていた。その本には、たくさんの書き込みがあったと。辻さん自身が気持ちが落ち込んだときに、…

国民国家

国民国家 Nation-state いつからそのようなものがあったのか? そして、国って、なんなんだ? 私は、オリンピックやパラリンピックを見ても、日本だから、日本人だから応援しよう!と、そんなに強く思う方ではない。そりゃ、日本人が勝つと、よかったね、う…

「外国語を学ぶための言語学の考え方」 by 黒川龍之助

「外国語を学ぶための言語学の考え方」 黒川龍之助2016年2月25日中公新書 ロシア語を得意とする日本人の友人に、黒川さんの著書を薦められて読んでみた。 黒川さんは1964年東京生まれ語学の専門家。図書館で黒川さんの「世界の言語入門」(講談社現代新書)…

「すべてを引き受ける」という思想  by 吉本隆明 茂木健一郎 

「すべてを引き受ける」という思想茂木健一郎 吉本隆明光文社2012年6月20日 初版第一刷発行 茂木さんが、吉本さんの「家族のゆくえ」の書評を新聞に書いたことをきっかけに執り行われた二人の対談。2006年7月~10月にかけての対談。そして、吉本さんが他界さ…

「徳 アテレー」 と 「幸福」

「徳 アテレー」 と 「幸福」を考える。 「トマス・アクィナス 理性と神秘」 の続き。 megureca.hatenablog.com 本書を読んでいて、 言葉にすると「幸福」というのはそういうことかもしれないと思ったので覚書。 「徳」という概念は、古代ギリシアの「アレテ…

「頭の良さはノートで決まる 超速脳内整理術」 by 齋藤孝

頭の良さはノートで決まる 超速脳内整理術齋藤孝2017年1月20日第1刷発行ビジネス社 図書館で目に入ったので借りてみた。著者の齋藤さんは1960年生まれ。メディアにもよく出ている方なので知っている人も多いと思う。最近もTVに出たりしているのか? よくわか…

ストレスの正体 と 睡眠

ストレスの正体 と 睡眠 今月の学術刊行誌 ほすぴ(183号)のテーマが「ストレスの正体」、だったので、ちょっとストレスについて考えてみた。 2011年の震災の後、東北復興支援の一つとして避難所の栄養指導のボランティアに参加していたことがある。そして…

「abさんご」 by  黒田夏子

「abさんご」 黒田夏子2013年文藝春秋 先日、知人との会話の中で、黒田さんの話題が出たので、第148回 芥川賞 (2013年)を受賞した本書を手に取ってみた。図書館で借りた。手に取って思い出した。私、これ、読もうとしたことある。。。 多分、一度、この本を…

「今度こそ本気で目標達成したい人のための 『続ける』技術」 by 石田淳

「今度こそ本気で目標達成したい人のための 『続ける』技術」石田淳 IS 行動科学マネジメント2006年10月30日初版発行フォレスト出版 何かを習慣化したいと思ってる人へのハウツー本である。図書館で予約していたのが回ってきたのだけど、何で予約したのかも…

「トマス・アクィナス 理性と神秘」 by 山本芳久

「トマス・アクィナス 理性と神秘」山本芳久岩波新書2017年12月20日 トマス・アクィナスに興味を持ったので、図書館で借りてみた。新書で後書き入れて274ページ。難解だった。哲学として難しいというよりは、神学がまったく馴染みのないところなので、それが…

「小さな幸せ46こ」 by よしもとばなな

「小さな幸せ46こ」よしもとばなな2015年3月10日初版発行中央公論新社 よしもとばななさんは、1964年東京都生まれ。詩人・思想家・吉本隆明さんの次女だ。本書は「婦人公論」に2013年から2015年にかけてエッセイとして書かれたものを単行本化したもの。先日…

「看る力」 by 阿川佐和子 大塚宣夫

「看る力」 by 阿川佐和子 大塚宣夫阿川流介護入門2018年6月20日第1刷発行文春新書 文藝春秋 知人が、「75歳を過ぎたら1日安静にしているだけでも、6~7%の筋肉がおちる」と書いてあった、というので、興味をもって読んでみた。健康維持に関する本を読むの…

「吉本隆明 最後の贈りもの」by 吉本隆明

「吉本隆明 最後の贈りもの」吉本隆明潮出版社2015年4月20日 戦後最大の思想家と言われる吉本隆明さん。1924年東京月島生まれ。 若い人には、吉本ばななの父親と言った方が馴染みがある人も多いかもしれない。 かくいう私も、吉本隆明さんの書籍はそんなに読…

「チャイナ・アセアンの衝撃 日本人だけが知らない巨大経済圏の真実」 by 邉見伸弘

「チャイナ・アセアンの衝撃 日本人だけが知らない巨大経済圏の真実」邉見伸弘2021年2月22日第一刷発行 日経 BP 六本木アカデミーヒルズの読むべき新刊として、2021年3月に紹介されていて、図書館で予約していた。8月になってようやく回ってきた。 今年3月…

紅炉上一点の雪   こうろじょういってんのゆき

今朝教えていただいた、禅の言葉。 「紅炉上一点の雪」 こうろじょう いってん の ゆき 『碧眼録』第69則垂示 戦国時代、川中島の戦いのときのお話。 禅のピークの時代で、上杉謙信、武田信玄は深く禅の修行をしていた。 上杉謙信は、自ら武田軍の本陣に攻め…

「絶対に医者に殺されない47の心得」 by 岩田健太郎

「絶対に医者に殺されない47の心得」神戸大学大学院教授 岩田健太郎講談社 2013年12月9日 第1刷発行 コロナにまつわる様々な活動で一躍有名になったと言っていいかもしれない岩田健太郎さん。 1971年島根県生まれ。神戸大学大学院医学研究所・微生物感染症学…