2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧
佐藤優 直伝!「最強の働き方 令和時代の生存戦略」佐藤優自由国民社2019年(令和元年)8月8日 初版第1刷発行 図書館の棚で目に入ったので読んでみた。 タイトルは「働き方」とあるけれども、確かにサブタイトルであるようにどちらかと言うと「生き方」の本…
「草原の国キルギスで勇者になった男」 春間豪太郎 著 2020年10月30日 新潮社 春間豪太郎さん。本に書かれている紹介によると、 1990年生まれ。大学時代、行方不明になった友人を探しにフィリピンに行って以来冒険家として開眼。主なスキルは語学(英語、フ…
小我と大我しょうがとたいが 今日教えていただいた、禅の言葉 Small I と Big I 小さい自分と、大きい自分。 さて、その意味は? お釈迦様は、生まれた時に七歩歩いて、一本の指で天井をさし、一本の指で床を指して、「天上天下唯我独尊(てんじょうてんがゆ…
ルイ・ボナパルトのブリュメール18日 第2版(ハンブルグ・オットー・ マイスナー書店 1869年)カール・マルクス 著丘沢静也訳2020年4月8日 第一刷発行株式会社講談社 「この一冊、ここまで読むか!」に出てきて、気になったので図書館で借りてみた。 違う訳…
「日本人は、自己肯定感が低い」、とか、 「自己肯定感を持とう」とか、 よく耳にする言葉だと思う。 自己啓発の本や講演では、必ずと言っていいほど、目にし、耳にするのではないだろうか? 私も、自己肯定感はそれなりにあったほうがいいと思うし、もっと…
「脳と日本人」 松岡正剛 茂木健一郎 著 2007年12月15日 文藝春秋 松岡正剛さんと茂木健一郎さんの対談を単行本にしたもの。 図書館でみつけたので、借りてみた。 この二人が対談していたとは。 ただ、そうだね、そうだね、と同意している対談ではないだけに…
「コモンの再生」 内田樹 著2020年11月10日 第1刷発行文藝春秋 内田さんの本だから図書館で借りてみた。元々は GQ JAPAN という雑誌に連載中のエッセイの単行本化。 サラーーっと読み。 タイトルはコモンの再生となっているがエッセイとして、4つの大項目が…
「思い出を切りぬくとき」 萩尾望都 著 1998年4月23日 あんず堂 萩尾望都さんの20年以上前のエッセイ集。 図書館で借りてみた。 私は、萩尾望都さんのことは、知らなかった。 「ポーの一族」と言えば、きっと、同世代の女子で読んでいない人はいない、、、と…
世界は善に満ちている トマス・アクィナス哲学講義山本芳久 著新潮選書 2021年1月25日 発行 中世ヨーロッパの哲学者であり、「神学大全」の著者トマス・アクィナス 。「神学大全」は全45巻という大作で、日本においては、1960年から2012年にかけて翻訳されて…
今朝教えいていただいた、禅の言葉。 徳山の棒、臨済の喝 (とくやまのぼう、りんざいのかつ)「伝灯録」 ダイバーシティと禅、という事で取り上げられた言葉。 坐禅はひたすら座る。 禅の基本は「不立文字」であり言葉は使わないけれど、教えとしての言葉は…
「日本精神の研究 人格を高めて生きる」A study of the Japanese Spirit安岡正篤 著 平成17年1月8日第1刷発行 (2005年)致知出版社 東洋思想を研究している知人からの薦めで手に取ってみた。 図書館の本。 なんと全編にふりがながついている。2005年に編集…
「君たちはどう生きるか」 吉野源三郎 著マガジンハウス2017年8月24日第1刷発行 もともとは、1937年昭和12年7月に発行された本。戦前に発行された本ではあるが、戦後にも売り続け、そして皆さんご存知のように今でも売れている。戦後に、文部省の定めに応じ…
「地球の法則と選ぶべき未来」 ドネラ・メドウズ博士からのメッセージドネラ・ H・ メドウズ 著枝廣淳子訳ランダムハウス講談社2009年7月29日第一刷発行 ドネラさんの本であり、枝廣さんの訳なので、図書館で借りてみた。 ドネラ・ H・ メドウズさんは、アメ…
「勇気」とは何だろうか? とある本を読んでいたら、 Winston S. Churchill (ウィルストン・チャーチル)の言葉が引用されいた。 働き方改革にかかわるような本の中で。 以下、引用。 「チャーチルの名言の一つに、『金を失うのは小さく、名誉を失うのは大…
今、世界遺産の登録を決める国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会が、開かれている。 コロナの影響で、オンライン形式で開かれるらしい。 7月16日~31日。 今回は、日本からは、 「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」 「北海道・北東北…
「縁(えん)の手紙」 チョ・ヒナ著 株式会社マガジンハウス 2021年7月15日第1刷発行 縁あって、出来たてホヤホヤの本が手元に届いたので読んでみた。 帯に書かれているのは、 「孤独な私を癒してくれたのは君からの運命の手紙だった。 心に傷を負った高校生…
今日教えていただいた、禅の言葉。 「四法界と不立文字」 「四方界」とは、4つの見方。 全宇宙を本体と現象からみて4つに類別した見方、観念。 華厳経の経典による。 理法界 :理としての平等の本体の世界 事法界 :事としての差別・現象界の世界 理事理事…
「手の倫理」 伊藤亜紗 著 講談社選書メチエ 2020年10月9日 図書館で予約していたのが回ってきたのだが、なぜ、予約したのかを忘れてしまった。 でも、読み進めるうちに、あぁ、共感。。。というところが多くて、誰かに薦められたか、書評を読んだのか?わか…
今回のTOIECでも、ヒアリングミスがあったと思う。 なぜ、ヒアリングミスが起こるのか? 先生からの指摘で、 「ヒアリングミスは、何も英語だけで起こるのではない。日本語でも起こしている。」 とのこと。 確かに、日本語の会話でも、100%聴き取ってい…
日本語でも、英語でも、多分他の外国語でも、 ボキャブラリーを増やすには、繰り返し同じ言葉に出合うのが一番。 言葉に出合うには、読書なり、音読なり、視覚・聴覚からインプットするしかない。 素読は、視覚・聴覚の両方をつかうことになる。 そこが、訳…
新聞の記事で、無線・文通といったアナログなコミュニケーション手段が息を吹き返している、という内容がでていた。 文通とはまた、懐かしい言葉。 ペンフレンドって言葉、今の子たちは知らないのではないだろうか? 直筆の文章を、やり取りする。 文字に、…
「たちどまって考える」 ヤマザキマリ 著 中公新書ラクレ 2020年9月10日初版 コロナで立ち止まらざるを得なかった、ヤマザキさんの2020年の著書。 なかなか面白い。 共感。 まさに、文字通り、自宅のあるイタリアへ帰れず、日本に足止めされているヤマザキさ…
「知的生産性」 出口治明 著 日本実業出版社 2019年2月20日 初版発行 図書館でたまたま目に入ったので、借りた本。 これは、あたり! 出口さんが、APUの学長になられた経緯や、若いときに異端児と言われたこと、等々。 出口さんは、自分に「寝る前に一時間本…
今日の坐禅会。 教えてもらった、今日の禅の一言。 差別(区別)と平等 色と空「二項併呑(にこうへいどん)」 は禅のこころ どちらにも偏しない ということ。 禅における差別というのは、一般用語の差別とはちょっと違う。差別(区別)の側面 = 色平等 の側…
図書館で予約していた本。 茂木健一郎さんと松岡正剛さんの「脳と日本人」。 2007年の本。 ぱらぱらと全体を見渡しているときに、また、見つけてしまった。 「素読」 ノーベル物理学賞を受賞されている、湯川秀樹さんについての話題。 物理学という非常に専…
「素読」(そどく) 広辞苑によると 文章の意味・内容はさておいて、まず文字だけを音読すること。漢文学習の初歩とされた。そよみ。すよみ。 「論語を素読する」 「ぶれない軸を作る東洋思想の力」 田口佳史、枝廣淳子著光文社新書 2018年12月20日 初版第1…
「ぶれない軸を作る東洋思想の力」田口佳史、枝廣淳子光文社新書2018年12月20日 初版第1刷発行 図書館で枝廣淳子さんの名前で検索して出てきた本。田口さんとの共著ということで2018年の本だったけどさっそく借りてみた。 田口佳史さんは1942年生まれ東洋思…
「能ある鷹は爪隠す」 かっこいい言葉だ。 隠す爪があったら。 先日、元上司含めた仲間との4人の会話で、私自身を元上司(A氏)の新規事業構想に売り込むのに、 私:「ほら、私を秘書に採用してみたら?お安くしておきますよ。」 (もう、ぷー太郎一年なので…
好循環のまちづくり! 枝廣淳子 著岩波新書2021年4月20日第1刷発行 図書館で”新着ご案内”の所に並んでいた。 枝廣さんの名前を見つけて借りてみた。まちづくりをテーマにした本ではあるけれども、枝廣さんのシステム思考を垣間見ることができてなかなか面白…
「コロナ後の世界を生きる 私たちの提言」 村上陽一郎編 岩波新書 2020年7月17日第1刷発行 P.172 「コロナ後の都市と建築」 隈研吾、から、覚書。 隈さん、言わずと知れた建築家。 オリンピックのために建て替えた、国立競技場のデザインをした人。自然と調…