2022-01-01から1年間の記事一覧

『数値化の鬼  仕事ができる人に共通するたった一つの思考方』 by 安藤広大

数値化の鬼 仕事ができる人に共通するたった一つの思考方識学 安藤広大ダイヤモンド社2022年3月1日 第1刷発行2022年9月5日 第7刷発行 新聞の広告で気になったので図書館で予約しようと思ったけれども、すごくたくさんの人が予約して待っていた。本屋さんに言…

映画『月の満ち欠け』:  原作 佐藤正午

映画『月の満ち欠け』原作:佐藤正午監督:廣木隆一脚本:橋本裕志 岩波書店が発行している『図書』を年間購読しているのだが、その中の「こぼれはなし」に本作品のことが記事になっていた。 ”佐藤正午さんの直木賞受賞作が原作の『月の満ち欠け』が、ついに…

『「知の巨人」が暴く 世界の常識はウソばかり』 by 副島隆彦、 佐藤優

「知の巨人」が暴く 世界の常識はウソばかり副島隆彦佐藤優ビジネス社2022年2月11日 第1刷発行 図書館の棚で目に入った。2022年の佐藤さんの本だけど、知らなかった本。借りてみた。 著者のひとり、副島隆彦さんは、1953年福岡市生まれ。早稲田大学法学部卒…

『15歳から学ぶお金の教養 先生、お金持ちになるにはどうしたらいいですか?』 by 奥野一成

15歳から学ぶお金の教養先生、お金持ちになるにはどうしたらいいですか?奥野一成ダイヤモンド社2021年3月9日 第一刷発行 図書館で見かけたので借りてみた。可愛いイラストと、比較的大きな文字。ティーンネイジャー向けっぽい。ま、どうしたらお金持ちにな…

『超ひも理論』 by 橋本幸士(監修)

超ひも理論ニュートン式超図解 最強に面白い!! プレミアム橋本幸士(京都大学大学院理学研究科教授) 監修株式会社 ニュートンプレス2022年12月15日 発行 図書館の新着本の棚にあって、面白そうだったので、借りてみた。イラストがいっぱいで、子供向けな…

『人生にはやらなくていいことがある』 by  柳美里

人生にはやらなくていいことがある柳美里 KK ベストセラーズ2016年12月20日 初版第1刷発行 図書館の新書の棚をうろうろしていて、衝撃的なタイトルが目についた。柳美里さんの本だし、面白そうなのでかりてみた。 表紙裏の説明には、”後悔があるからこそ、い…

『六十代と七十代 心と体の整え方』 by  和田秀樹

六十代と七十代 心と体の整え方良く生きるために読む高年世代の生活学和田秀樹Basiloco2020年6月25日 初版第一刷発行 図書館の棚で目についた。 著者の和田さんは、1960年大阪生まれ。精神科医。最近では、『80歳の壁』(幻冬舎新書)という書籍も出されていて…

京都・智積院の名宝 @サントリー美術館

京都・智積院の名宝 サントリー美術館 『京都・智積院の名宝展』に行ってきた。 六本木のサントリー美術館で11月30日から1月22日まで開催中。 www.suntory.co.jp 実は、東京国立博物館の国宝展で長谷川等伯の「松林図屛風(しょうりんずびょうぶ)」が見たか…

『大学病院の奈落』 by  高梨ゆき子

大学病院の奈落高梨ゆき子講談社2017年8月24日 第1刷発行 とあるところで、ノンフィクションの本という話題の中で、本書がでてきた。群馬大の腹腔鏡手術にて多数の死者がでたという2014年11月に報道された事件。 確かに、ニュースとして記憶にある。たいして…

『WORLD WITHOUT WORK  AI時代の新「大きな政府」論』 by  ダニエル・サスキンド

WORLD WITHOUT WORKAI時代の新「大きな政府」論ダニエル・サスキンド上原裕美子 訳みすず書房2022年3月10日 第1刷発行原書:A WORLD WITHOUT WORK Technology, Automation, and How We Should Respond (2020) 日経新聞、2022年5月14日の書評で取り上げられ…

『手数料と物流の経済全史』 by  玉木俊明

手数料と物流の経済全史玉木俊明東洋経済新聞社2022年10月13日発行 日経新聞の2022年11月26日の記事 ”米国の覇権は揺らぐのか 「ドル決済」の視点から読む3冊” の中で取り上げられていた本。面白そうなので、図書館で予約してみた。わりとすぐに順番が回ってき…

『キャナリー・ロウ (缶詰横町)』 by  スタインベック

キャナリー・ロウ缶詰横町スタインベック井上謙治福武文庫 訳 1989年5月8日 第一刷発行 山極寿一さん、太田光さんの『「言葉」が暴走する時代の処世術』 の中で、山極さんが好きと言っていた本。気になったので読んでみた。 megureca.hatenablog.com ジョン…

『中国の論理 歴史から解き明かす』 by  岡本隆司

中国の論理歴史から解き明かす岡本隆司中公新書2016年8月25日 発行 とある勉強会の課題本だったので、図書館で借りて読んでみた。 表紙の裏の説明には、”同じ「漢字・儒教文化圏」に属するイメージが強いためか、私たちは中国や中国人を理解していると考えが…

『読解力を身につける』 by  村上慎一

読解力を身につける村上慎一岩波ジュニア新書2020年3月19日 第1刷発行 図書館のジュニアの棚で見つけた。面白そうなので、借りてみた。 著者の村上さんは、1960年名古屋市生まれ。1982年、名古屋大学教育学部教育学科卒業。2007年、名古屋大学大学院教育発達…

『日本史でたどるニッポン』by 本郷和人

日本史でたどるニッポン本郷和人ちくまプリマー新書2020年2月10日 初版第1刷発行 図書館で目に入ったので借りてみた。2020年というから、比較的新しい。 著者の本郷さんは、1960年東京都生まれ。1980年東京大学文学部卒業。1988年同大学院人文科学研究科博士…

『自分の小さな箱から脱出する方法』 by  アービンジャー・インスティチュート (その3)

第1部、第2部ときて、今日はとうとう最終章。 この二日間の続き。 最後に、パドの教えのすべてのまとめメモも。 megureca.hatenablog.com megureca.hatenablog.com 自分の小さな箱から脱出する方法人間関係のパターンを変えれば、うまくいく!アービンジャ…

『自分の小さな箱から脱出する方法』 by  アービンジャー・インスティチュート (その2)

星5つ!と思った本なので、じっくり覚書。 昨日の続き。 自分の小さな箱から脱出する方法人間関係のパターンを変えれば、うまくいく!アービンジャー・インスティチュート金森重樹監修冨永星 訳大和書房2006年11月5日第1刷発行2016年2月1日第45刷発行 The Ar…

『自分の小さな箱から脱出する方法』 by  アービンジャー・インスティチュート (その1)

自分の小さな箱から脱出する方法人間関係のパターンを変えれば、うまくいく!アービンジャー・インスティチュート *金森重樹 監修冨永星 訳大和書房2006年11月5日第1刷発行2016年2月1日第45刷発行 *The Arbinger Institute:アメリカ・ユタ州に拠点を置く…

『〈叱る依存〉が止まらない』 by  村中直人

〈叱る依存が〉止まらない村中直人紀伊国屋書店2022年2月17日 第1刷発行2022年6月17日 第6刷発行 2022年6月4日の日経新聞の書評で紹介されていた本。気になったので、図書館で予約して半年近く。やっと順番が回ってきたので借りて読んでみた。 感想。なるほ…

『ハックルベリー・フィンの冒険(下)』 by  マーク・トウェイン

『ハックルベリ・ーフィンの冒険』のあらすじ。 昨日の(上)のストーリーの続きから。 megureca.hatenablog.com 村を飛び出して川を下り続けるハックとジム。 次に出会ったのは難破船。そこにいたのは、仲間を撃ち殺そうとしている悪党どもだった。悪党の難…

『ハックルベリー・フィンの冒険(上)』 by  マーク・トウェイン 

ハックルベリー・フィンの冒険(上)マーク・トウェイン Mark Twain土屋京子 訳光文社 古典新訳文庫2014年6月20日 初版第1刷発行2018年8月20日 第2刷発行 先日読んだ、『民主主義全史』の中で、アメリカの民主主義についてのページだったろうか、本書が言及…

禅の言葉: 阿頼耶識(あらやしき)

今朝教えていただいた、禅の言葉。 阿頼耶識(あらやしき) 禅では、「不立文字(ふりゅうもんじ)」といって、書いたもの(教義を表す文字や言葉)などは一切不要で、坐禅で体験することが大事、という考え方がある。 だから、今日の言葉である「阿頼耶識(…

『仕事は楽しいかね? 2 』 by デイル・ドーテン

仕事は楽しいかね? 2デイル・ドーテン野津智子 訳 きこ書房2002年7月27日 第一刷発行原題:THE GIFTED BOSS (1999) 前回読んだ、『仕事は楽しいかね?』が、意外と面白かったので、続きを読んでみた。 megureca.hatenablog.com megureca.hatenablog.com 感…

映画:『土を喰らう十二ヵ月』

映画:『土を喰らう十二ヵ月』 坐禅会でお世話になっている全生庵の平井住職が銀幕デビューを果たしたという、沢田研二主演の映画『土を喰らう十二ヵ月』を観てきた。 パンフレットには、 ”喰らうは生きる食べるは愛するいっしょのご飯がいちばんうまい 沢田…

『三四郎』 by  夏目漱石

三四郎夏目漱石岩波文庫1938年5月15日 第一刷発行1990年4月16日 第64刷改版発行2017年5月15日 第104刷発行 言わずと知れた、夏目漱石『三四郎』。何十年ぶりに読んだか、、、あるいは、読んだことがなかったか、、定かでない。柔道の「姿三四郎」じゃない。…

『仕事は楽しいかね?』 by デイル・ドーテン (昨日の続き)

昨日の続き。 『仕事は楽しいかね?』 デイル・ドーテン 野津智子 訳 きこ書房 2001年12月10日 初第1刷発行 2002年1月10日 初版2刷発行 原題:THE MAX STRATEGY (1996) megureca.hatenablog.com 昨日の続き。 マックスは、「きみの考える、成功のための戦略…

『仕事は楽しいかね?』by デイル・ドーテン

『仕事は楽しいかね?』 デイル・ドーテン 野津智子 訳 きこ書房 2001年12月10日 初第1刷発行 2002年1月10日 初版2冊発行 原題:THE MAX STRATEGY (1996) 何で見たのだと忘れてしまったのだが、面白そうでタイトルをメモに書きとめた。 表紙の絵が印象的でま…

『民主主義全史』 by ジョン・キーン

民主主義全史ジョン・キーン岩本正明 訳ダイヤモンド社2022年8月23日 第1刷発行 The shortest history of democracy (2022) 図書館の新着の棚にあった。ふと、目に入った。表紙に、 民主主義全史 世界で一番短くてわかりやすいビジネスパーソンとして知って…

禅の言葉: 人工知能と禅

人工知能と禅 今朝は、言葉というか、禅と人工知能との関係性の話。 AIアプリの開発者、三宅陽一郎さんの書籍『人工知能のための哲学塾』(東洋哲学編)から紹介いただいた。 三宅さんは、” 人間の知能も人工知能も同じで、「知能は社会の中で形成されるもの…

『ヨーロッパ47カ国の歴史と今がわかる パノラマ大地図帳』 by 後藤武士

ヨーロッパ47カ国の歴史と今がわかるパノラマ大地図帳宝島社後藤武士 監修 (読むだけですっきりわかるシリーズ著者)2022年7月27日 第一刷発行 先日読んだ、『読むだけですっきりわかる やり直しの日本地理』が面白かったので、「後藤武士」で図書館で他の…