2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

教科書に出てくる遺跡と文化財を訪ねる ② 天皇中心の時代と貴族の時代

教科書に出てくる遺跡と文化財を訪ねる ② 天皇中心の時代と貴族の時代(飛鳥・奈良・平安時代)こどもくらぶ編集あすなろ書房2019年1月30日 初版発行 時代的には、順番は逆になってしまったけれど、③に続いて、②も図書館で借りてみた。 megureca.hatenablog.…

禅の言葉:香厳上樹(きょうげんじょうじゅ)

今朝教えていただいた、禅の言葉 香厳上樹(きょうげんじょうじゅ)「無門関 第五則」 無門関からの公案。茶室の掛け軸などにもなっている公案とのこと。私は初めて聞いたけれど、なるほど、、、そうかもなぁ、と心に響く一言だった。 頭の中で論理を考えて…

『さいはての彼女』 by  原田マハ

さいはての彼女原田マハ角川文庫平成25年1月25日 初版発行(本書は、2008年9月に刊行された単行本を文庫化したものです) 原田マハさんの短編。原田マハにはまっている私に、姉が貸してくれた。4つの短篇が一冊になっている。 裏表紙の説明には、”25歳で起…

『通訳者の仕事』by  近藤正臣

通訳者の仕事近藤正臣著岩波ジュニア新書 図書館のジュニアコーナーで「将来の仕事を考えよう」というテーマの棚で見つけた本。面白そうなので、借りてみた。 裏の説明文には、”通訳者の仕事記者会見や会議などの通訳者は、どんな仕事をしているのだろう?通…

『教科書に出てくる遺跡と文化財を訪ねる ③ 武士の時代』 by こどもくらぶ

教科書に出てくる遺跡と文化財を訪ねる ③ 武士の時代(平安時代末期・鎌倉・室町・安土桃山・江戸時代)こどもくらぶ編集あすなろ書房2019年2月28日初版発行 図書館で歴史で検索して出てきた本。新しめだったので、借りてみた。 検索結果に、”当館書庫に在り…

共に生きる:NPO法人しんせい 活動報告に参加して感じたこと。

先日、「NPO法人しんせい」の都内での活動報告会に参加してきた。 福島復興の取り組みをしながら、障害者のかたと共に歩んでいる法人だ。 shinsei28.org 参加者の多くは、しんせいの活動に組織としてかかわっている人たち。中には個人の方も。代表であり理事…

『坊ちゃん』 by  夏目漱石

坊ちゃん夏目漱石岩波文庫1929年7月5日 一刷1989年5月16日 改版2006年8月17日 107刷 夏休みの課題図書にでもなりそうな、『坊ちゃん』。改めて読んでみた。 表紙裏の説明には”漱石の作品中もっとも広く読まれている『坊ちゃん』。無鉄砲でやたら喧嘩早い坊ち…

「言志四録」(三) 言志晩録   佐藤一斎

「言志四録」(三) 言志晩録 佐藤一斎川上正光全訳注講談社学術文庫1980年5月10日 第一刷発行 とある勉強会での、お薦めの一冊として薦められていた本。とても気になったので、文庫本で買ってみた。1年以上前に購入し、ザーッと目を通して、とてもじゃないが…

『ゴッホのあしあと 日本に憧れ続けた画家の生涯』 by  原田マハ

ゴッホのあしあと日本に憧れ続けた画家の生涯原田マハ幻冬舎新書2018年5月30日 図書館で見つけた本。借りてみた。原田さんのゴッホに関する本。2018年の本なので、『たゆたえども沈まず』(幻冬舎 2017年)出版の後の本。 megureca.hatenablog.com ゴッホに…

『或る女』 by 有島武郎

『或る女』有島武郎新潮文庫平成7年5月15日発行平成30年3月5日16刷 先日読んだ、佐藤優さんと富岡幸一郎さんの『危機の日本史 近代日本150年を読み解く』の大正篇で取り上げられていた作品。 megureca.hatenablog.com 有島武郎って、多分読んだことないと思…

『AI監獄ウイグル』 by  ジェフリー ・ケイン

AI監獄ウイグルジェフリー ・ケイン濱野大道 訳株式会社新潮社2022年1月15日発行 2022年4月2日、日経新聞の書評欄にでていて興味を持った。ウイグルに関するノンフィクション。図書館で予約していたのが回ってきたので読んでみた。 感想。ウソでしょ、、、、…

『再現イラストでよみがえる 日本史の現場』  朝日新聞出版

再現イラストでよみがえる 日本史の現場朝日新聞出版2022年5月30日 表紙の説明書きには、”水稲農耕の様子、遣唐使船、清涼殿での天皇の一日、モンゴル襲来、秀吉の大阪城、江戸の湯屋、函館開港、大阪万博、古代最大海戦(白村江の戦い)の現場古代から令和…

『100万人のデータ分析でわかった! 病気になる人、ならない人』 by  鈴木誠二

100万人のデータ分析でわかった! 病気になる人、ならない人 鈴木誠二 著沢丞 監修現代書林2021年9月15日 初版第一版 これもまた、図書館の特設「健康コーナー」で見つけた本。 なかなか挑戦的なタイトルだけど、著者は医師ではない。 著者の鈴木さんは、株…

『絶対に休めない医師がやっている最強の体調管理』 by 大谷義夫

絶対に休めない医師がやっている最強の体調管理池袋大谷クリニック院長 大谷義夫日経 BP 2019年12月9日 第1版第1刷発行 これもまた、図書館の特設「健康コーナー」で見つけた本。最強の○○、、、って、また、安易なタイトルだな、、と思いつつも借りてみた。 …

『突き抜けるコンディション革命』by  小林弘幸

突き抜けるコンディション革命小林弘幸ワニブックス2021年7月10日 初版発行 先日の『名医が実践する「疲れない」健康法』に引き続き、小林先生。 表紙の裏には、 「感染を防ぐのも、感染した状態から治癒するのも、自分の心と体の力です。人間の治癒力以上の…

禅の言葉: 百尺竿頭進一歩 十方世界現全身 (ひゃくせきかんとうしんいっぽ じゅっとうせかいげんぜんしん)

今朝教えていただいた、禅の言葉。 百尺竿頭進一歩 十方世界現全身(ひゃくせきかんとうしんいっぽ じゅっとうせかいげんぜんしん) 百尺竿頭一歩を進め 十方世界に全身を現ず『無門関』第四十六則 二人の禅問答。 石霜(せきそう)和尚云わく、「百尺竿頭、…

『名医が実践する「疲れない」健康法』 by  小林弘幸

名医が実践する「疲れない」健康法小林弘幸PHP新書2020年11月26日 第1版第1刷 機能に続き、図書館の特設コーナー「健康」にあった本シリーズ。本書は、TVでも活躍されている小林先生の著書。本書の本文中に記載されていた話によれば、小林先生は、50歳になっ…

『感情を”毒”にしないコツ』 by 大平哲也

感情を”毒”にしないコツこころとからだの免疫力を高める「一日5分」の習慣大平哲也青春出版社2020年11月15日 第一刷 図書館の特設コーナー「健康」にあった本。借りてみた。本の説明書きには、”高血圧、糖尿病、脳卒中、心筋梗塞を引き寄せる怒り、不安、ス…

『こころ』 by  夏目漱石

こころ夏目漱石角川文庫昭和26年8月25日 初版発行昭和60年6月30日 121刷発行 ご存じ、夏目漱石の『こころ』。手元の本には、昭和60年発行、定価260円とある。数か月前に実家の本棚でほこりをかぶっているのを見つけて、自宅に持ち帰ってきていた。昨年だった…

『危機の日本史 近代日本150年を読み解く』 by  佐藤優、富岡幸一郎

危機の日本史 近代日本150年を読み解く佐藤優、富岡幸一郎講談社2021年3月22日 第一刷発行 気になっていたのに、読んでいなかった本。図書館で見つけた。あれ?読んだっけ?と思ったけど、、、多分、読んでない、と思って、借りてみた。多分、、、読んでいな…

『旅屋おかえり』 by  原田マハ

旅屋おかえり 原田マハ集英社2012年4月30日 第一刷発行 また、久しぶりに原田マハさん。図書館で借りた。あまりテレビを観ないので知らなかったのだが、最近、NHKでドラマになって放送されたのね。どうりで、図書館で借りようと思ったら予約者が沢山いたわけ…

『アダム・スミス共感の経済学』 by  ジェシー・ノーマン (その2)

アダム・スミス共感の経済学ジェシー・ノーマン村井章子訳早川書房2022年2月20日 初版印刷原書:What he thought, and why it matters(2018) 先日の続きの覚書 megureca.hatenablog.com 順不同だけど、気になったことを覚書。 ・スミスがその思想に影響を受…

禅の言葉:「両頭倶截断 一剣倚天寒」(りょうとうともにせつだんすれば、いっけんてんによってすさまじ)

今朝教えて頂いた禅の言葉 両頭倶截断 一剣倚天寒(両頭ともにせつだんすれば 一剣天によってすさまじ) 楠木正成が湊川で足利尊氏の大軍を迎えようとしたとき、兵庫の禅院に来て、明極楚俊(みんきそしゅん:弘長2年(1262年) - 建武3年9月27日(1336年9月2…

『アダム・スミス共感の経済学』 by  ジェシー・ノーマン

アダム・スミス共感の経済学ジェシー・ノーマン村井章子訳早川書房2022年2月20日 初版印刷原書:What he thought, and why it matters(2018) 日経新聞の書評欄に出ていて面白そうだったので図書館で借りてみた。新聞に出ていたのは2022年5月18日、読書欄の…

雑学:花:ブプレニューム

夏になると、生け花のもちが悪くなり、お花屋さんで売られる花の種類も限られてくる。先日、どうせ長持ちしないから、、と比較的価格の安いお花を選択。 これまでも何度も生け花で使ってきたけれど、はたと名前を知らないことに気がついた。初めて、何て名前…

雑学:第三のビール

世の中に、発泡酒とか、第三のビールとかあることは知っていたが、ビール以外は飲んでおいしいと思ったことがなかったので、興味がなかった。 が、先日、英語の勉強をしていた時に、第三のビールを説明せよ、、みたいな問題があった。 え、、、、。知らない…

『グローバリズムという妄想 』 by ジョン・グレイ

グローバリズムという妄想ジョン・グレイ石塚雅彦 訳日本経済新聞社1999年6月25日 一版印刷原本:False Dawn 1998 グローバリゼーションとか、グローバルと言うキーワードの本として、ずっと気になっていた。2022年5月に読んだ『猫に学ぶ いかに良く生きるか…

『読んでいない本について堂々と語る方法』by ピエール・バイヤール

読んでいない本について堂々と語る方法ピエール・バイヤール大浦康介 訳筑摩書房2008年11月25日 初版第1刷発行 千葉雅也さんの『現代思想入門』に出ていて、面白そうだったので図書館で予約していた。意外と順番を待った気がする。 megureca.hatenablog.com …

箱根強羅 ポーラ美術館

フランスから戻って翌々日、強羅温泉に行ってきた。 ついでにポーラ美術館に行ってきた。 ポーラ美術館は、今年20周年。 www.polamuseum.or.jp 現在は、「ポーラ美術館開館20周年記念展 モネからリヒターへ ― 新収蔵作品を中心に」という展示会を開催中(4/…

禅の言葉:衆水海に入りて一味なるが如し

衆水海に入りて一味なるが如し フランスに遊びに行っていて、2週間ほどさぼっていた朝のZoom坐禅会に参加した。 今日のお話は、禅が世界に広がっているという話。以前にも同じ言葉を紹介いただいている。 megureca.hatenablog.com 日本の禅は、縄文時代から…