2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

オペラ「サロメ」を観てきた

新国立劇場で、オペラ「サロメ」を観てきた。 「サロメ」 リヒャルト・シュトラウス全一幕/ドイツ語上演/日本語・英語字幕付き原作:オスカー・ワイルドドイツ語翻訳台本 ヘドヴィッヒ・ラッハマン作曲:リヒャルト・シュトラウス 指揮 コンスタンティン・…

『俳句が伝える戦時下のロシア』 by 馬場朝子 編訳

俳句が伝える戦時下のロシアロシアの市民8人へのインタビュー馬場朝子 編訳現代書館2023年3月10日、第1版第1刷発行 知り合いの本のプロが、なかなか面白い1冊だったとおっしゃっていたので、読んでみようと思った。なかなかマニアックな本で、図書館にはなか…

『ワンダーランド急行』 by  荻原浩

ワンダーランド急行荻原浩日本経済新聞出版 2022年12月16日 第1刷 日経新聞朝刊の連載だった、らしい・・・。というのも、ずっと日経新聞をとっているけれど、めったに小説をよまず、連載されていることすら、気が付いていなかった。けど、何かで目について…

『日本の自然をいただきます  山菜・海藻を探す旅』 by  ウィニフレッド・バード 

日本の自然をいただきます 山菜・海藻を探す旅 ウィニフレッド・バード 上杉隼人 訳 亜紀書房2023年3月31日 第1版第1刷 発行 日経新聞の書評(2023年4月29日)で紹介されていて、面白そうだったので図書館で予約した。ちょっとだけ待ったけど、すぐに回っ…

『ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由』 by  ジョシュア・フォア

ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由 ジョシュア・フォア 梶浦真美 訳株式会社エクスナレッジ2011年7月29日 初版第1刷発行2011年10月26日 初版第6刷発行Moonwalking with Einstein (((The Art and Scinece of Remembering Eve…

『料理の四面体』 by 玉村豊男

料理の四面体玉村豊男中公文庫2010年2月25日 初版発行2016年7月25日 5刷発行 単行本、1999年4月TaKaRa酒生活文化研究所 刊 友人が読んで面白かったと言っていたので、図書館で借りてみた。 表紙には、“または世界の料理を食べ、歩きながら、その作り方を研究…

『図解 葉隠 勤め人としての心意気』 by 齋藤孝

図解 葉隠 勤め人としての心意気齋藤孝ウエッジ2017年1月31日 第一刷発行 図書館の棚で目についたので借りてみた。 『葉隠』とは、江戸時代中期の佐賀の鍋島藩士で、後に出家した山本常朝が武士としての心得を語ったもの。 「武士道と言うふは 死ぬことと見…

『これからの哲学入門 未来を捨てて生きよ』 by 岸見一郎

これからの哲学入門未来を捨てて生きよ岸見一郎幻冬舎2020年12月10日 第一刷発行 図書館の「哲学」の棚で目に入ったので、借りてみた。岸見さんの本。 岸辺さんは1956年 京都府生まれ。 京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。(西洋古代 哲学史専攻)…

『暮らしの哲学』 by  池田晶子 

暮らしの哲学 池田晶子 毎日新聞社 2007年6月15日 印刷 *初出 『サンデー毎日』2006年4月16日号~2007年3月4日号 先日読んだ、『言葉を生きる』(池田晶子 ちくまQブックス)のなかで、次に読むべき本としてリストされていた一冊。図書館で借りてみた。 megu…

小林古径 生誕140年記念特別展 @山種美術館 

小林古径 生誕140年記念特別展 山種美術館 小林古径と速水御舟 画壇を揺るがした二人の天才 昨日、日曜の午前中、渋谷方面に用事があったので、ついでに山種美術館に行ってきた。 山種美術館は、日本画専門の美術館。 美術館のHPによれば、山崎種二(1893-19…

『暗幕のゲルニカ』 by  原田マハ

暗幕のゲルニカ原田マハ新潮文庫平成30年7月1日 発行令和2年9月15日 8刷*本作は、平成28年3月 新潮社より刊行された。 原田さんの本。図書館で見かけたので借りてみた。ゲルニカ、言わずと知れたピカソの名作「ゲルニカ」を巡るお話なのだろう、と思って手…

『世界地図の中で考える』 by 高坂正尭

世界地図の中で考える高坂正尭新潮選書2016年5月25日 発行2017年2月5日 2刷*本書は、1968年9月に刊行された新潮選書『世界地図の中で考える』と同内容です。 先日、タスマニアに旅行した。ワインを求めての旅だった。 megureca.hatenablog.com でも、行く前…

伝統工芸品を使う

伝統工芸 とあるところで、「伝統工芸」について話題になった。日本の伝統工芸は、継ぎ手が減少し、衰退の一途をたどっているのだと。 「伝統工芸」とは、正式名称「伝統的工芸品」で、経済産業省が指定している。 www.meti.go.jp 伝統的工芸品のマーク 以下…

『幸福に死ぬための哲学  池田晶子の言葉』  NPO法人 わたくし、つまりNobody編

幸福に死ぬための哲学 池田晶子の言葉 NPO法人 わたくし、つまりNobody編講談社2015年2月23日 第1刷発行 図書館で目についた 池田晶子さんの本を借りてみた。池田さんの様々な著書からの言葉を抜粋した「池田晶子の言葉集」だった。 目次人生 何のためにいき…

『クスノキの番人』 by  東野圭吾

クスノキの番人東野圭吾実業之日本社2020年3月25日 初版第一刷発行 最近の新聞の文庫本売り上げランキングで見かけて、東野圭吾だし、やっぱり面白そうと思って図書館で探してみた。単行本は、2020年。単行本ならすぐに借りられるかと思って予約したけれど、…

『草枕』 by  夏目漱石

草枕夏目漱石新潮文庫昭和25年11月25日 発行平成17年9月20日 129刷改版平成28年10月5日 151刷 先日、『生成と消滅の精神史』を読んでいて、夏目漱石が気になった。『草枕』も記憶になかったので読もうかなぁ、と思っていたところ、図書館で文庫本の棚で目に…

『ウズベキスタン日記 空想料理の故郷へ 』 by 高山なおみ

ウズベキスタン日記空想料理の故郷へ高山なおみ新潮社2016年7月30日 発行 図書館の旅コーナーに置いてあるのが目に入った。実は、今年、ウズベキスタンに旅行しようと思っている。友人Mが現地へ赴任しているので、その間に仲間2人と一緒に行こうという計画。…

『入門 開発経済学』 by 山形辰史

入門 開発経済学グローバルな貧困削減と途上国が起こすイノベーション山形辰史中公新書2023年3月25日 発行 2023年4月22日付、日経新聞の書評にでていた。記事の中に、”日本でもブームのようになっている国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」が国際開発の観…

『捜索者』 by  タナ・フレンチ

捜索者タナ・フレンチ北野寿美枝 訳早川書房2022年4月20日 印刷2022年4月25日 発行 最近のおもしろいミステリーとして、どこかで紹介されていたので、図書館で借りてみた。676ページの分厚い文庫本。面白かったのでイッキに読んでしまった。でも、物語はスピ…

『教養としての決済』 by ゴッドフリート・レイブラント、 ナターシャ・ デ・テラン

教養としての決済 ゴッドフリート・レイブラント、 ナターシャ・ デ・テラン 大久保彩 訳上野博 監修 東洋経済新聞社 2022年9月8日 第1刷発行 2022年10月6日 第2刷発行The Pay Off: How Changing the Way We pay Changes Everything (2022) 新聞広告で気にな…

『コンテナ物語』by マルク・レビンソン

コンテナ物語世界を変えたのは「箱」の発明だったマルク・レビンソン 著村井章子 訳日経BP2007年1月22日 第1版第1刷発行2019年1月15日 第1版第12刷発行2019年10月28日 増補改訂版第1刷発行THE BOX How the Shipping Container Made the World Smaller …

『普通という異常 健常発達という病』 by   兼本浩祐

普通という異常 健常発達という病 兼本浩祐講談社現代新書 2023年1月20日 第1刷発行 ちょっと、どの本だかわすれてしまったのだけれど、能力主義とか、自閉症とか、そういったテーマの本ででてきたのだと、、、思う。気になったので、図書館で予約した。今年…

2023年 オーストラリアの旅情報

オーストラリアの旅での便利情報を、覚書。 1.キャッシュは一度も使わなかった。 タスマニアのホテル、自然公園、小さなショップ、ワインショップ、、、キッチンカーであっても、クレジットカードの使用が可能。 自然公園の中のホテルのキッチンカー。(レ…

オーストラリアから帰国

連休のオーストラリアの旅は、あっという間に終わってしまった。けど、大いにリフレッシュ。 帰国の朝、メルボルン観光の夕方もさむかったけど、朝も、8℃と寒い。そして、とうとう、この景色からもさようなら。 ホテルからは、遠くにメルボルンの高層ビル街…

オーストラリア 7日目 @メルボルン

オーストラリアの旅もとうとう、最後のMelbourne。 明日の最終日は、午前中の飛行機なので、空港近くのホテルに2泊しての、2日目。 空港から市内までのシャトルバスで、街に繰り出す。 朝起きた時には、外は雨。10:00頃には雨も上がり、明るくなっていた。…

オーストラリア 6日目 @タスマニア Hobart

6日目で、タスマニアのは最後。 Hobartのホテルは、朝食付きでファミリールーム、290ドル。広々しているし、よく寝ました。駐車場代は、別途とられたけど。 ホテルの朝御飯は、スクランブルエッグにマッシュルームのソテーをつけて、あとは、ビュッフェ。他…

オーストラリア 5日目 @タスマニア Coles Bay

5日目は、素晴らしい快晴!! 昨日のどしゃ降りも、停電事件も吹き飛ばす快晴! ホテルの朝御飯は、好きなメニューを選べて、コーヒーもオレンジジュースも、美味しかった。私は、smashed avocadoを選択。サルサソースとポーチドエッグ付き。結構なボリュー…

オーストラリア 4日目 @タスマニア Freycinet Lodge

4日目は、Launcestonの町から南下。約200km南のCloes bayをめざす。9:30にアパートメントホテルをチェックアウトして、ワインが増えた荷物をえっちらおっちら駐車場まで運ぶ。駐車場の清算をしようと思ったら、ホテルから借りている駐車カードを精算機が認…

オーストラリア 3日目 @タスマニア Launceston

オーストラリア3日目は、Cradle mountainをあとにしてLauncestonへ。9:00にロッジをチェックアウト。朝御飯の洗い物が、いまいち拭いてしまうまでできなくて、立鳥あとを濁して、、、いるが、ごめんなさい。お世話になりました。ありがとうございました! …

オーストラリア 2日目 @タスマニア Candle Mountain

2日目は、Candle Moutain自然公園をハイキング。 朝はのんびりしてから、500m先のビジターセンターへ10:30過ぎに到着。 大人1人、1日25ドル。タスマニアで、他の自然公園も行くなら、一ヶ月有効のグループパスが85ドル。お姉さんに、グループパスを薦めら…