2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『写真とイラストでわかる大正時代をのぞいてみよう』

写真とイラストでわかる大正時代をのぞいてみよう 汐文社 2021年1月 初版第一刷発行 図書館の児童書の棚にあった本。表紙のイラストにつられて、パラパラとめくってみたら、意外と面白い。ザーッと読んでみた。 明治維新の明治と、戦後の昭和の狭間の大正時…

『ロシアについて  北方の原形』by 司馬遼太郎 

ロシアについて 北方の原形 司馬遼太郎 文藝春秋昭和61年 (1986) ウクライナへのロシアの侵攻がはじまったころかもしれないけれど、知り合いが「ロシア」を知るのに参考になる本と言っていた。いつか読もう、、、と思って忘れていたのだけれど、ふと思い出し…

『クララとお日さま』 by カズオ・イシグロ

クララとお日さまカズオ・イシグロ土屋政雄 訳早川書房2021年3月10日 初版印刷2021年3月15日 初版発行KLARA AND THE SUN (2021) 知人が面白かったというので、図書館で借りて読んでみた。装丁が可愛いので、読んでみようと思ったことはあったのだが、カズオ…

『暇と退屈の倫理学 増補新版』 by  國分功一郎

暇と退屈の倫理学 増補新版國分功一郎太田書店2015年3月13日 初版第一刷発行2015年5月19日 初版第三刷発行 新聞広告で、新版がでた、と出ていた。ちょっと気になったので図書館で検索してみたら、2015年の古いものが出てきたので、借りてみた。437ページと分…

『唐 東ユーラシアの大帝国』 by 森部豊

唐 東ユーラシアの大帝国森部豊中公新書2023年3月25日 発行 日経新聞2023年4月29日の朝刊、書評で紹介されていた。記事では、「目から鱗(うろこ)の新書だ。」として、内容が詳しく紹介されていた。私にとっては中国史はそもそも落ちるべきウロコがついてな…

『きみの体は何者か』 by  伊藤亜紗

きみの体は何者か伊藤亜紗ちくまQブックス 2021年9月15日 初版第1刷発行 2021年11月10日 初版第2刷発行 図書館の棚で目に入った。伊藤さんの本なので、借りてみた。 著者の伊藤さんは、1979年 東京生まれ。東京工業大学 科学技術創成研究員。未来の人類研究…

『歴史を変えた誤訳』 by 鳥飼玖美子

歴史を変えた誤訳鳥飼玖美子新潮文庫平成16年4月1日 発行 先日、新橋駅前の古本市で見つけた本。330円。鳥飼玖美子さんと言えば、NHKの英会話でも随分お世話になった。私は、彼女の声が好き。お話も面白くて楽しい講師だった。その鳥飼さんが歴史に残る様々…

『シルクロード 歴史と今がわかる事典』 by 大村次郷

シルクロード 歴史と今がわかる事典 大村次郷岩波書店 岩波ジュニア新書2010年7月29日 第一刷発行 ウズベキスタンへの旅の前、図書館で「ウズベキスタン」で検索して出てきた本。シルクロードの国々がでて来るので、ウズベキスタンはほんの一部だけれど、歴…

昔話『コウノトリのおくりもの』 

ウズベキスタンへの旅の前、図書館で「ウズベキスタン」で検索したらでてきた本、『コウノトリのおくりもの』。 なんでも、ウズベキスタンの昔話らしい。児童書コーナーに、紙芝居として蔵書されていた。児童書というか、、、幼児コーナーというか、、、。い…

ウズベキスタンへの旅 12日目 帰国へ

2023年6月9日に日本を離れて、タシケント、サマルカンド、ブハラ、ヒヴァ、タシケント、ヌクス、アラル海と動き回ったウズベキスタンの旅もとうとう終了。 いざ、日本への帰途へ。 最後の最後まで、友人Mのお世話になってタシケント空港まで送ってもらい、無…

ウズベキスタンへの旅 11日目 タシケント

アラル海の旅から戻って、真夜中の0:50頃、土曜の早朝4:30にチェックアウトしたManorホテルに戻ってきた。私より先にウズベキスタン入りして、先に日本へ帰国した友人二人が、同ホテルで夜に停電して大変だったときいていたので、停電さえしなければ無事だ、…

ウズベキスタンへの旅 10日目 アラル海2日目

土日をフルに活用したウズベキスタン国内旅行で、昨日からアラル海へ。 満天の星空は、とても写真にはおさめられなかったのどけれど、友人Mが上手に撮った写真を共有してくれたので、Mの写真から。 ここでも明らかに他の星より光輝く北斗七星。 そして、満天…

ウズベキスタンへの旅 9日目 アラル海へ

ウズベキスタンでの最後の週末は、現地赴任中のMにつきあってもらい、アラル海への旅。土曜の早朝出発、日曜の深夜帰りという、なかなかの強行軍。目玉は、なんといっても遊牧民のテント「ユルタ」に泊まること。満天の星を期待! 朝は4:00に起きて、ホテル…

ウズベキスタンへの旅 8日目 タシケント観光

タシケントのホテルで迎えた8日目の朝。ウズベキスタン赴任中のMも一緒に泊まったので、ホテルから出勤するMと、朝御飯は一緒に。日本からのHとYは、本日、日本へ帰国予定。私はもう少し居残り、ウズベキスタン2度目の週末は、Mとアラル海へ旅行予定。 朝…

ウズベキスタンへの旅 7日目 タシケントへ戻る

タシケントから、サマルカンド、ブハラ、ヒヴァときた西へ西への旅も、一度終了。朝から飛行機でタシケントへもどる。 ホテルを7:00に出発。2日前にヒヴァ駅からホテルまで送ってけれたドライバーが、この日はウルゲンチの空港まで送ってくれた。車に乗ると…

ウズベキスタンへの旅 6日目 ヒヴァ

ヒヴァ2日目は、アヤズカラまで、日帰りツアーが目玉。9:30出発予定なので、朝はゆっくり。 前の晩から、気温は下がっていたので冷房を切って寝た。5:30頃に起きたら、なんて爽やかな朝!部屋の入り口とバルコニーの扉を開け放すと涼しい風が吹き抜ける!気…

ウズベキスタンへの旅 5日目 ヒヴァ 

寝台列車でブハラからさらに西の町、ヒヴァへ! 夜中の零時過ぎ、寝台列車はブハラを出発。 寝台列車は1部屋に左右上下、4つのベッド。私が予約したベッドは下だった。2週間前に同じ電車に乗ったというMが、2階のベッドに柵がないといっていたので、寝相…

ウズベキスタンへの旅 4日目 ブハラ→ヒヴァ

ウズベキスタン4日目の朝をブハラのホテルミンジファでむかえる。1部屋ずつが、中庭をぐるっと囲むように配置されている平屋のホテル。 ホテルの中庭で、朝の空気を満喫。 静かな路地にあるホテルの中庭は、ただただ、のんびり。太陽が高く昇る前なら、素…

ウズベキスタンへの旅 3日目 ブハラ

ウズベキスタン、三日目は、友人らと電車でプハラへ。 朝早く目がさめたので、ホテルの目の前の、ビビハニムへお散歩。朝はまだ涼しくて、風も気持ちよい。まだ、ほとんど人気のない通りを散歩。気持ちよい。数人の人々が植栽に水をやったり、掃き掃除をして…

ウズベキスタンへの旅 2日目 サマルカンド

ウズベキスタン、二日目。タシケントのホテルで朝を向かえた。巨大な部屋にキングサイズのベッド、時差もあって、シャワーを浴びたら爆睡だった。 これから、サマルカンド、ブハラ、ヒヴァと電車で西へ西へと向かう。移動するにもスーツケースを持っていると…

ウズベキスタンへの旅 1日目 タシケント

ウズベキスタンへの旅 1日目 友人が赴任している間に、ウズベキスタンにいこう!という事で、人生初の中央アジアの国へやってきた。日本からは、友人2人が先発隊でタシケント入り。私は、仕事の都合で2日遅れの飛行機にしていたのだが、その仕事はドタキャ…

『ウズベキスタンの桜』 by  中山恭子

ウズベキスタンの桜中山恭子KTC中央出版2005年11月16日 初版 第1刷 発行 2005年12月16日 初版 第2刷 発行 ウズベキスタンに旅行するという話を友人にしたら、この本を貸してくれた。友人と銀座で食事をして、本を借りたその帰りの電車から読み始め、翌日には…

海外で日本人であること

海外で日本人であること 藤原さんの『若き数学者のアメリカ』の中で、アメリカという国、アメリカ人、そしてそこで日本人としてどう生きるべきなのか、というようなことが語られている。 megureca.hatenablog.com 海外で日本人であることって、どういうこと…

『若き数学者のアメリカ』 by 藤原正彦

若き数学者のアメリカ藤原正彦新潮文庫昭和56年6月25日 発行平成15年9月30日 28刷改版 平成18年4月5日 33刷 藤原さんご自身が、自分の著書の中でも名作?!といっていたか、良く書けたと言っていたか、、、、さだかではないけれど、読みたいと思ってメモを付…

『禅と日本文化』by 鈴木大拙著

禅と日本文化鈴木大拙著北川桃雄訳岩波新書1940年9月30日 第1刷発行1964年3月21日 第21刷改版発行2022年12月5日 第95刷発行 言わずと知れた、名著、『禅と日本文化』。若いころにも読んだことがあるけれど、とある勉強会での課題本になっているので、改めて…

意思決定 Decision-Making の3つのポイント

意思決定 Decision-Making 英語の勉強に、YouTubeで英語の動画を見ることがあるのだが、たまたま聞いた動画の内容が、なかなか面白かったので、一部を覚書。 youtu.be この動画では「人生は自分自身の行動で決まる」という話が主軸となり、人生においてくだ…

『残酷人生論』 by 池田晶子

残酷人生論池田晶子NPO法人わたくし、つまりNobody印刷日 2010年11月1日発行日 2010年11月15日 この本は、池田晶子著『残酷人生論あるいは新世紀オラクル』(1998年3月/情報センター出版局・絶版)の増補新版です。著者が、雑誌「Ronza」(朝日新聞社)の1995…

『魂とは何か さて死んだのは誰なのか』 by  池田晶子

魂とは何か さて死んだのは誰なのか池田晶子わたくし、つまりNobody編 株式会社トランスビュー2009年2月23日 初版第一刷発行2009年3月20日 初版第二刷発行 池田さんの本だから、図書館で借りて読んでみた。なんだか、すごいタイトル。池田さんが癌でなくなっ…

『変な家』 by 雨穴

変な家雨穴飛鳥新社2021年7月27日 第1刷発行2022年3月24日 第12刷発行 新聞の広告でみて気になって、著者のYouTube動画を見てみた。う~~ん、なんだか、オカルトっぽいというか、よくわからないけど、本は、売れているらしい。 帯には、”30万部突破、映画…

『トルコを世界から見る』 by 内藤正典

ちくまQブックス トルコを世界から見るちがう国の人と生きるには?内藤正典ちくま書房2022年10月15日 初版第一刷発行 図書館で目に入ったので借りてみた。おりしも、トルコでは、大統領選の決選投票。すでに、エルドアンさんのさらなる5年の政権が確定したと…