本が自分を見つけてくれた時

2021年5月12日、東京都は緊急事態宣言以来、閉館していた図書館が、時間制限はあるものの開館!!

うれしい!!

 

何週間ぶりかの図書館によってみた。

閉館前と同じ。

そして、予約していた本もちゃんと、準備されていた。
図書館の皆様、ありがとうございます。

 

しかし、、、予約していた本を借りてきたものの、なぜこの本を予約したのかを忘れている。。。。結構、よくある。

読み始めてから、あ、そうだ、XXXXXで、読んでみようと思ったんだ。

と、思い出すこともあるし、最後まで、何で借りたんだっけ??

と、おもいつつ、ページをめくる本もある。

本って、出合うタイミングも大事。

 

今日は、3冊返して、1冊予約していた本を借りたんだから、まだ2冊借りることができる。

(そこの図書館は一人10冊まで借りられる。私は常に10冊が家にある・・・)

久しぶりの図書館なので、徘徊しつつ、内部観察。

昔と変わらず、結構、閲覧机で勉強している人もいる。

でも、パーテーションありで、1席ずつスペース取って、、、だけどね。

 

そういえば、この前、借りようと思ったら11冊目で泣く泣くこのあたりの本棚に返した本があったな、、、と思って、文庫本のあたりをうろうろ。

それが、誰のなんの本だったかも忘れている。

でも、日本人だった。。。なんだっけ?

と、おもいつつ、文庫本の棚に目をやると、、、

その時と私の興味はすでに変わっている。

目に入ったのは、

米原万里佐藤優司馬遼太郎井上ひさし、、、、、

ということで、

米原万里さんと佐藤優さんの名前があった本は、米原さんが亡くなった後に、佐藤さんが編集した米原さんのエッセイ、、のようなものだった。

まさか、米原さんと佐藤さんに、そんな親交があったなんて!!
しらなかったぁ!!

まぁ、モスクワつながりだしね。

 

司馬遼太郎井上ひさし、、、こっちは、ちょっと最近気になっている、宗教とか日本人とか、、、。

 

私のアンテナの何に引っ掛かったのかわからないけど、本が私を見つけてくれた感じ。

 

ぱらぱらとめくってみる限り、予約していた本より、こっちの2冊の方が面白そう。

そんなもんよね。

 

本は、出合うタイミングがある。

今日は、出合うべくしてあった気がするのだ。

日本語と文字に感謝しよう。。。

読みたい本が手元にある幸せ。

これは、死ぬまで楽しめる幸せの気がする。

目を大切にしよう。

 

本とタイミングって、人とタイミングと似ている。

ある時は、何とも思わないのに、ある時は自分の人生になくてはならないと思う。

借りてきたまま読まない本は、思いやりを忘れてしまった人間関係にも似ているかもしれない・・・。

大事にしようね。

わすれちゃだめよ。