4月も下旬。雨続きかと思ったら、いきなり、夏のような日差し。
そんななか、立ち寄り先への道中の花壇に、ひっそりと咲くすずらんを発見!
建物と建物あいだの、日陰の花壇に、すずらん。
なんだか、とても懐かしかった。
本物のすずらん。
可愛い。
通り過ぎたのだけれど、思わず、戻って写真をとった。
最近、めったに見かけない気がする。
昭和の時代、札幌ではよく見かけた気がするのだけれど。。。。
母が好きなので、札幌の家で育てていたのかもしれない。
子供の時には、当たり前のように春から初夏にかけて咲くお花だった。
北の植物のなのかしら?とおもって、調べてみた。
植物名:スズラン(鈴蘭・すずらん)
学名:Convallaria majalis
英名:Lily of the valley
和名:鈴蘭
科名:キジカクシ科
属名:スズラン属
原産地:ヨーロッパ・アジア
サイトの情報によれば、"自生するものでは、中部地方より北側の涼しい高原などに生えています。"とのこと。
やはり、直射日光などは苦手らしい。
でも、すずらんって、毒があるから触ったら手を洗いなさい、って言われていた。
この小さな可憐な花には毒があるのだ。
花だけでなく、葉っぱも、根っこも、毒がある。
花の毒と言えば、トリカブトだって、青紫の謎めいた花だけど、毒がある。
水仙も、華道でよくつかうのだけれど、やはり毒があって、生けた後は良く手を洗いなさい、と言われる。
お花も、自分の身を守るために、毒をもつのだろう。
生き物の不思議。
調べていたら、すずらんの日ってあるのがあるとも出てきた。
初めて聞いた。
花キューピットのサイトによると、
”5月1日は、フランスを中心にすずらんの日と呼ばれています。
すずらんの日は毎年5月1日に、恋人やパートナーそして、日頃からお世話になっている友人や家族などにすずらんを贈る日とされています。
すずらんを受け取った人は、幸運が訪れると言われているそうです。
日本のバレンタインデーなどの記念日とイメージは違い、恋人だけに限らずご紹介したように家族や友人など、親しい人(愛している人)にすずらんを贈っているようです。
告白の日というよりは、感謝を伝える日に近いのかもしれません。”
だそうだ。
でも、お花屋さんですずらんを見かけたことないんだけど、、、、。
5月1日には、お店に並ぶのかしら?
今年は、ちょっと、5月1日のお花屋さんを気にかけてみてみよう。
でも、大切な人に贈ったところで、すずらんの日の意味を知っている人は、いないかも、
「bonheur retrouvé(幸せな再会)・joie(喜び)・e la joie d’aime(愛する喜び)」
だそうだ。
すずらん。
可愛い白い花。
毒があるようには見えないのにね。
美しいものには、棘がある。
可愛いものには、毒がある。
ということか。
くわばらくわばら。
でも、人間も、毒にも薬にもならない、と言われるよりは、ちょっとくらい毒があってもいいのかも。
それも、個性っていうことで。
どんな薬も過ぎれば毒。
そういうものだ。
バランス感覚を養おう。
5月1日、スズランの日。
あと一週間か。
また、新しい月の始まりに向けて、頑張ろう。