フランスから帰国し、日常へ

10日間の豪遊?暴飲暴食?を無事に終えて、帰国した。

2022年6月現在の帰国に伴う手続きの主な点を覚書。

 

・飛行機に乗る前

COVID-19 陰性証明のmySOSへの登録 

フランス出国の72時間前までに、クリニックなどで検査証明をもらい、mySOSに登録する。厚労省の所定の書式でないとだめだということだけれど、私は、クリニックが発行してくれた証明書に加えて、厚労省の日本語+英語のひな形にもサインをしてもらって、2つの書類を写真にとってmySOS上でアップロードした。

ちなみに、友人は厚労省のひな形をフランス語で印刷して持ってきていたのだが、日本語+英語バージョンと記載事項が異なっていた。どういう事???パスポート番号を書くところが日本語バージョンにはなく、フランス語バージョンにはある。

ほんとに、厚労省の書類って、わかりにくい、、、

 

ちなみに、エペルネの街クリニックで受けたPCR検査は、44ユーロ。結構高い。PCR検査を受けに行ったとき、数人の地元人らしき人が並んでいたのだが、フランス人は保険がきくので無料で受けられるらしい。

 

・フランス出国時のパスポートコントロールは、いつものと変わらない。mySOSの画面は、飛行機のチェックインカウンターでも表示を求められた。

 

・日本への入国時

飛行機は、着陸してからターミナルの到着し、ドアが開くまでに20分くらいかかった。人の流れを制限している理由によるらしい。

飛行機を降りてから検疫に行くまでの間に、mySOSの画面を確認する関門が2か所。人の流れをファストトラックの人と、そうでない人に分けていた。

mySOSで青信号(青か緑の画面)を見せると、「この用紙を入国審査官にお見せください」と書かれた青い紙を渡される。青紙を持っている人は、ファストトラックの列へ。


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列と言っても、ほとんど並んでいなくて、スムーズに人は流れている。

普段ならただの広い廊下のようなところで、検疫が行われる。いくつも即席ブースがならんでいた(会議室用の机を並べたような感じ)、そこで、mySOSのQRコードが出ている画面を示す。すると、はい、どうぞ、、、という感じで通過。

 

ということで、帰国時に即携帯電話でアプリを起動させる必要があるので、バッテリー切れに注意。日本在住であれば、ネットワークは問題ないでしょう。。。

 

その後、入国のパスポートコントロールへ。

青い紙は、そのまま返され、手元に残る。こんなもん、いらんのだけど、、、。

 

預けた荷物を受け取り、私はアルコールの免税超過分を支払い。シャンパーニュ9本で800円。久しぶりすぎて、どこでどう払うのか、忘れていた。

 

税関で、アルコール9本と書いた申告書を提出すると、中身はなにか?と聞かれる。

私は、段ボールとスーツケースにそれぞれワインが入っています、と。

ワイン9本として計算され、納税用の紙をわたされる。

その紙をもって、出口の端にある、納税カウンターへ。

800円、支払って、おしまい。

 

無事に、しゃばにでた~~~!!

 

預け荷物のターンテーブル周辺は、農水省の赤いジャケットをきたお姉さんがワンちゃんをつれて、ウロウロ。

お荷物失礼しまーす、といって、ワンちゃんがクンクンしている。

肉類の持ち込みが厳しくなっているらしい。

話には聞いていたけれど、麻薬取り締まりではなく、食べ物の取り締まりのためのワンちゃんだった。

 

すべての荷物をクンクンするわけではないので、彼らが怪しい、、と思った人のところへ寄っていくのか??

私の荷物は、クンクンされなかった。

荷物の多い中高年の男性、有閑マダムっぽい女性などがわざわざ呼び止められてクンクンされていた。ワンちゃんが、あれが怪しい!といっているのか?謎だけど。

ちなみに、ワンちゃんは、クンクンして怪しくても吠えるわけではなく、執拗にクンクンする。すると、赤いジャケットの担当者が、「お荷物に○○はいっていませんか?」と聞いて、検疫所へ連れていっていた。

 

ということで、COVID後3年ぶりの海外。思ったより出入国はスムーズで、海外へ行くのを躊躇するほどのことは無かった。

ただ、ロンドンからきていた友人によると、空港によっては人手不足で、出入国、荷物検査に異常に時間がかかることがあるという。時間には余裕を持って出かけるのがよさそうだ。ちなみに、ロンドンからの彼女は飛行機をあきらめて、ユーロスターで帰国していった。

 

自宅に戻って最初にしたのは、ベランダの緑たちへの水やり。

すっかり枯れてしまったもの、しおれているけれども何とかなりそうなもの、、、全てに大量の水をやった。翌朝、ちゃんとグンッと顔をあげている。

植物は正直だ。

だいぶ、落ちてしまった葉っぱを掃除しつつ、今度は熱波との勝負だな、、、と。

 

ちなみに、私の時差ボケ解消法は、時差を気にしないこと。

今、日本なら何時、、、とか、フランスなら何時、、、とか考えない。

朝は、いつも通りに起きて、朝陽をあびて生活を開始。

ちょっと、眠かったけどね。

あとは、帰国してからは朝ごはんをちゃんと食べること。

飛行機の中では、1食はスキップするくらいがちょうどいい。

あ、あと飛行機の中ではお水をたくさん飲むこと。体調を整えるのに何より重要なのは、お水。命のお水なのだ。

 

おかげで、体調もばっちり。

 

6月も、もうあと数日。

梅雨も明けたらしいし、夏に向けて再スタート。

がんばろう。