平等院鳳凰堂に行ってきた

明石の知り合いのところへ遊びに行ったついでに、京都の平等院鳳凰堂に行ってきた。

 

住所:京都府宇治市宇治蓮花116
京都駅からJR奈良線で、宇治駅まで。快速なら20分弱。各駅停車でも30分かからない。

駅から歩いて、8分。宇治川沿いに立つ
10円玉の模様になっている、あの、平等院鳳凰堂
有名だけど、もしかすると、私は訪れたことがないかもしれない、、、と思って、やってきてみた。

入館料、大人 600円。表門から入って少し歩くと、すぐに赤い鳳凰堂が目に入る。
あ、、、これだったのか。。。。

いただいたパンフレットによれば、
平等院は永承7年(1052)関白藤原頼道によって父道長の別荘を 寺院 に改め創建されました。その翌年の天喜元年(1053)に阿弥陀如来を安置する阿弥陀堂が建立され、その建物が現在鳳凰堂と呼ばれている、経典に描かれる浄土の宮殿をイメージした優美で軽快な建物です。庭園は浄土式の借景庭園として史跡・名勝に指定され、現在鳳凰堂周辺の洲浜や平橋・反橋などが整備されています。”と。

 


実際に目にすると、これが、藤原家が浄土をおもってつくった鳳凰堂。。。と派手でもあり地味でもあるような、、、意外と、コンパクトだな、、、というか、池越しに全体を目に入れることができるので、切り取られた風景を見ているみたい。

阿字池(あじけいけ)ごしにみる、赤い建物は、なるほど、、、浄土とはこんな感じだと思っていたのか、、、と。

残念ながら私が訪れた時間は、すでに、お堂の中の拝観受付時間が終わっていて中にははいれなかったのだけれど、国宝などが展示してある鳳翔館のなかの展示で、そのなかのきらびやかな様子を再現したものを見ることができる。

ははぁ、、なるほど、、、である。


池の周りを散歩しつつ鳳凰堂を見学し、鳳翔館の中、冷房の効いた涼しい中で国宝を鑑賞し、あっという間に30分。

600円。
ま、それくらいの価値かなぁ、、なんて。

 

鳳翔館の中では、1万円札に描かれている鳳凰も対で展示されている。意外と、大きい。
へぇ、これだったんだ、、、と。拝見券の写真が、鳳凰

また、結構感動したのが、「雲中供養菩薩像」。雲の上にのっている菩薩が一体ずつ飾られている。もともとは色付きだったそうだが、展示されているのはすでに色はなくなってしまっているものの、それぞれ、ほんとに雲の上に浮いているようにつくられ、展示されているので、おもわず、口をあけて見入ってしまう。

あまりに有名過ぎて、知ったつもりでいたけれど、多分、初めて訪れたと思う。
ま、一度観ておくといいかなぁ、、、って感じ。

 

鳳凰堂をでてから、本当は、同様に世界遺産になっている宇治上神社にもいきたかったのだけれど、拝観時間はすでに終わっていた。
神社までは、鳳凰堂から宇治川の中洲のようなところをわたって、行く事ができる。宇治川沿いは、散歩コースのようになっているので、すこし自然の風に吹かれて休憩しつつ、橋を渡ってみた。
なるほど、こっちは、神社の空気かぁ、、、って感じ。

鳳凰堂を散歩中に、大粒の雨が降ってきたのだけれど、空は明るく、お天気雨の様だった。


明るい中で降る雨。宇治川の力強い流れ。橋。神社の狛犬
なんか、ちょっと、別世界な感じだった。

 

宇治駅まで歩いて戻って、ホームで電車をまっていると、ざー---っと大振りの雨に。でも、明るい。
なんだか、不思議な雰囲気だった。
そして、京都駅に戻る電車にのって宇治川を渡ると、大きな虹が。。。

神社と虹って、神々しい。。。

 

夕方になってしまったので、ちょっと駆け足になってしまったけれど、行ってよかった。
やっぱり、気になっているところは、直接足を運んだ方がいいね。

行ってみるって、大事だ。