夏休み、明石からの寄り道に、京都駅八条口側のホテルに泊まったので、朝の散歩のつもりで、伏見稲荷大社まで歩いてみた。Google mapによれば、歩いて30分くらい。
24時間やっていると言うので、8時頃にホテルを出て、9時半頃に戻ればいいかな、、、と、チェックアウト前にお散歩。
の、つもりだったのだけど、大きかった!広かった!山登りだった!!
くるっと、かるく朝散歩、、位のつもりだったのは、、、侮っていた。
さすが、全国30,000を越すお稲荷さんの総本宮。大きかった。
結局、鳥居がずらーーーっとならんでいる道を鳥居に沿って、山登り。
まだ、人もまばらで、暑いけど森の風が気持ちいい。
途中、また、お天気雨。前日の宇治に引き続き、こちらでもお天気雨。
ずらっと並んだ鳥居のお陰でそんなに雨は降り込んでこないけれど、日傘をさしつつあるいた。
山の上にいる間に雨はやみ、降りる頃には晴天になっていた。
いやー、こんなに大きなところだったとは。
大社、だもんね。ご立派です。
途中、「おもかる石」というのがあった。
お願い事をしてから、灯篭の上にある石を持ち上げてみて、軽く感じれば願いは叶う。重ければまだまだ、努力すべし、と。
やってみた。
重かった。。。
左の石を持ち上げてみたら重かったので、ためしに右の石を持ち上げてみた。。。やっぱり、重かった。
しかも、かなり重い、、、持ち上げるというよりは、ちょっと石のお尻をずらせるか、、、って位。
ま、人間、一生努力せよ、ってことか?!
これで頂上かな?位のところまで来たら、さらに相当上まで登らないと頂上ではないらしい。すでに汗だくだし、膝もかくかくと疲れてきているし、ホテルに戻らなくちゃ行けないし、、、と言うことで、「この先山道、迷子注意」の立て看板から先へは断念し、下りながら戻ることに。
「本殿はこちら⇒」の案内にしたがって戻ると、ちゃんと元の鳥居のところへ戻ってこれた。
なんだか、別世界だった。
降りてきて、下界に戻った、、、って感じ。
朝御飯を食べずに出掛けてしまったので、お腹がすいたけど、それ以上に汗をかいて喉が乾いた。500mlの水1本では、足りなかった。
午前中、雨が降っても、この暑さ。
早くに来て良かった。
帰りは、JR奈良線・稲荷駅からに電車に乗って、京都駅からホテルに戻った。
JR稲荷駅は、各駅停車しか止まらず、なかなか、、、地味だった。
朝散歩ならぬ、朝山登りのようになってしまったけど、ホテルに戻ってシャワーを浴びてからチェックアウト。スッキリ。11:00チェックアウトのホテルでよかった。
お稲荷さんは、色々な願い事を叶えてくれるらしく、学業成就の祈祷はこちら、、、と言う文字が目に入った。
一瞬、神頼みでもするか?と思ったけど、
「お賽銭なんて、神様への賄賂だろう」と言っていた知人の言葉を思いだし、お金をはらっての神頼みはやめておいた。
神様にお願いするのは、
「自分が頑張れるように」と言うことであり、
「合格しますように」とか「幸せになれますように」とか、神様に何とかしてもらおう、、、は、違うらしい。
今日も、がんばれますように、ならいいのだと。
七夕の短冊といっしょだ。
お稲荷さん、なんとなく庶民の味方の気がする。
お賽銭無しにお願いしたけど、、、どうか、頑張れますように。
おもかる石が、軽くなる日が来るのかはわからないけど、今日も今日できることを頑張ろう。