福岡への旅 2日目:太宰府天満宮 そして「大丸別荘」

福岡への旅 2日目

 

昨日の続き。

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2日目は、中洲のホテルをチェックアウトして、太宰府天満宮へ。

www.dazaifutenmangu.or.jp

 

ホテルの朝食は、和食・洋食から選べるようになっていて、チェックインの際にどちらかにするかを予約しておく。わりとちゃんとしていた。友人のMとIは二日酔いだったら困るからということで、和食のお粥定食を予約していた。 朝ごはんに卵を食べたい私は洋食を選んだ。サラダと卵2個とハムにソーセージ、ヨーグルト、フルーツ。分厚い食パン1枚に小さな丸パン一つ。 トマトジュースにコーヒー。なかなか充実していた。

 

小林社長が、9:30にピックアップしてくださるというので、それぞれ朝ごはんを済ませてからチェックアウトして出発。社長は、 自分の車だと狭いから社員の大きめの車を借りてきたと言って BMW で登場した。後部座席に3人座ってもゆったり。一路、太宰府天満宮へ。3月5日の日曜日。晴天。ぽかぽか陽気。すご~~~~~い、人出だった。駐車場も結構いっぱい。すっかり、コロナは終息したのかと思わせる人出だった。

太宰府天満宮と言えば、もちろん、学問の神様、菅原道真だ。


先日、左遷されてしまった菅原道真の無念の話を読んだばかりだけれど、こんな広い所でのんびり学問できるなら、左遷されたって幸せだよなぁ、、、なんて思った。大宰府は広い。

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第一駐車場に車をとめて、てくてくと散歩。参道にはお土産屋さんが並ぶ。観光客もたくさん。
そして、なにより、「梅」である。土の木もほぼ満開の様子で、まさに梅日より、って感じだった。社長は、勝手知ったる太宰府天満宮、という感じで、色々と解説をしてくださり、かつ,、わき道をするすると通り抜け、太宰府天満宮を堪能。


また、東南に位置する九州国立博物館で開催されている、特別展「加耶」もおすすめかも、ということで、前日の福岡市博物館に引き続き、博物館へ。九州国立博物館は、2005年に開館した比較的新しい建物。巨大な空間があって、とても立派な建物だった。太宰府天満宮の敷地から博物館までのアプローチは、トンネルの中のエスカレーターと動く歩道で繋がっていて、別世界への誘い、って感じだ。 最近、こういう配置の博物館や美術館が増えたように思う。

 

九州国立博物館は、シニア割引があるのだけれど、特別展は有料、ということで大人1700円で入場。ここもまた、特別展と常設展と、どちらもすごいボリュームで、時間が許せば一日中見学していても飽きないかもしれない。

 

特別展の「加耶」は、朝鮮半島南部の鉄の国の歴史。5世紀ころの品々を紹介。はにわが可愛かった。

 

常設展は、縄文時代から現代まで。火焔型土器も展示されていた。フリーメイソンのシンボルのついた螺鈿細工の箱も。最近、陰謀論に関する本を読んでいたので、思わずじっくりみいってしまった。。。

 

博物館をじっくりみていたら、12:00をまわってしまった。小林社長の案内で、お食事処へ。そこもまた、小林酒造のお酒卸先だった。そのお店「松島茶店」では、焼きたての梅が枝餅をいただくこともできる。焼きたては美味しかった!!今日の宿から合流する一人の友人のために、5個入りをお土産用にも購入した。650円。ちなみに、お昼ご飯、私は「肉うどん」にしたのだけれど、5人のうち3人は、「かつ丼」、、、、。本当によく食べる人たちだ。。。もちろん?!萬代の熱燗を2本。さすがに、ちょっと控えめにみんなで1合の御銚子、2本。


お昼を食べてから、さらに、太宰府市にある観世音寺を観光。天智天皇が生母斉明天皇の追悼のために建てたお寺。宝殿には、重要文化財の仏像があるというので、そちらも見学。比較的地味な建物にも拘わらず、それなりに人も入っていて、見ごたえのある仏像だった。大きな仏像が並んでいるので、仏像好きなら結構はずせない。

観世音寺の観光のあとは、一路、今夜の宿泊、二日市温泉へ。そしてとまった宿は、、、、今、まさに世間を騒がしている「大丸別荘」。。。


小林酒造のお酒卸先で、日曜なら安く泊まれるからということで高級旅館「大丸別荘」を予約していたのだけれど、まさかのこの度の「温泉レジオネラ菌」報道。ニュースで報道され始めた時には、私はまさか自分が予約した宿だとは気が付いていなかったのだが、、、、。実は、予約をしようと思ったとき、ネット場では空室なしになっていて、まさか三月の日曜に??と思って、直接電話をしたら、2部屋用意可能だというので、予約したのだ。その時の対応が、とても丁寧でよかったので、とてもよいイメージをもっていた。予約したとき、先方から「旅行支援」の申請ができるので、使いますか?と聞いていただき、6人分をまとめて申請してもらったのだ。
もちろん、個人情報はこちらから提出したのだけれど。

そして、まさかの報道。でも、一緒に行ったメンバーも、キャンセルする気はまったくなく、「だったら、今こそ一番管理がいきとどいているでしょう」ということで、予定通り、二日市温泉「大丸別荘」へ。

福岡の奥座敷と聞いていたから、山奥にあるのかと思ったら、なんということはない、幹線道路に面していて、えぇぇ、こんなところにいきなり巨大温泉宿?!って感じだった。

中は、日本庭園もあり、もちろん大浴場も。男性用、女性用と、2部屋を予約していたのだけれど、どちらも、3間続きの大きなお部屋。広々と使わせていただいた。

夜ごはんは、これまた専用の個室でゆったりと。社長が持ち込んだしぼりたての生吟醸酒を2本、提供いただいた。うち一本は、非売品の大吟醸。おいしかったぁ。6人で2本。もちろん、一升瓶2本である・・・。まさかまさか、、空いてしまいました。6人とはいえ、70代が3人、60代1人、50代1人、40代1人。。。男性2名に、女性4名。。。。女性のうちお二人は、お酒はほどほど、、、の方なので、ほぼ、4人で2升あけたようなもんである。
でも、美味しかった!!!


食事も、八寸からはじまり、お造り、蒸し物、焼き物、揚げ物、、、お肉もお魚も、、、私は最期のデザートは食べきれないほどのボリュームだった。

 

大丸別荘は、たしかに、よい温泉宿だった。お風呂も、露天風呂こそないけれど、大浴場のお湯は気持ちい。アルカリ温泉。まさに、老舗旅館なんだなぁ、というホスピタリティ。ロビーでは、サービスのコーヒーをいただくこともできる。
あ、無料の卓球場もあった。やらなかったけどね。

いやぁ、よく飲んで、よく食べた一日でした。


食事会場で飲み切らなかった日本酒は、部屋に持ち込んで、すっかり飲み干した。梅が枝餅をツマミに、、、。

 

飲んですぐに寝れる幸せ。
あっという間に、夢の世界へ、、、、。 

 

やっぱり、温泉宿がいいなぁ。。。

明日は、今回の旅の主題、小林酒造へ。

続きは、また、明日。