ロンドンへ海外旅行 5日目:ユーロスターでパリへ

今日は、日本から来ている私と友人Yと二人で、パリの知り合いにピックアップしてもらってシャンパーニュへ。

 

10:24発  セント・パンクラス駅 (STP)発で、2時間34 分の旅。 朝御飯を、食べて友人M宅を8:00過ぎに出発。バスとTubeで移動。私は、初のユーロスター

国際線な訳で、荷物検査とパスポートコントロールがある。当たり前か。


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早めに着いたので、そんなに並ぶこともなく、チェックイン。パスポートコントロールは、自動ゲートなのでそのまま通り過ぎようとしたら、デスクにいたおじさんが、こんこんと机をたたいて、パスポートを見せろ、と。なに?とおもったら、スタンプを押してくれた。最近、スタンプを押すことなんてないから、まぁ、良い思い出か?!?!

  
それぞれ別々に席を取っていたので、Yとは、車両も座席も別々。私は7号車へ。乗ってみると、席は対面の4人掛けだった。しかも、進行方向と反対側の席。一緒に座ったのは、中東系?の顔立ちの3人親子。お母さんと2人の男の子だった。ずっと英語を喋っていたから、イギリス人なのかな?

2人の男の子は、小学校低学年位の年頃で、2人でiPadの取り合いをしたり、一緒に絵を描いたり、ちょっとうるさくすると、すぐお母さんに叱られて、静かになる。まぁ、賑やかだけど、悪い感じのしない子供たちだった。

ユーロスターは、11時頃、トンネルに突入。ドーバー海峡だ!約30分位のトンネルを抜けると、そこはフランス!!!

イエーイ!!


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子供たちも、お母さん、ここフランスに着いたの!と、興奮気味。

私も子供たちも思わず窓からカメラを向ける。そしてしばらく私は読書を続けていたのだが、、子供たちが何だか、私に話したそう。

どうした?と聞くと、

自分たちのiPadの画面を見せてくれた。そこに写っていたのは、車窓の外を眺める私の姿だった。笑っ!

Good cameramen!! と言うと、うれしそうに笑っていた。おまけに、もう一度画面を見せてくれると、私が画面を見ているのを確認して、いいねのハートをつけてくれた。笑っ笑っ。

 

1時を過ぎるとお腹が空いてきたので、駅で買っておいたサンドイッチでお昼ご飯。アボカドとチキンのサンドイッチだったんだけれど、結構なボリューム。だが、完食してしまった。食べ過ぎた、、、。

 

列車出発はちょっと遅れたけれど、到着は予定通り13:58 。パリ北駅   Paris Gare du Nordに、無事に到着。

上の棚から、バックパックを下ろし、降りる準備。コートを着て、ポシェットを斜めがけにつけ、じゃあバックバックを担ぐぞと思って下ろしたバックパックを見ると、無い!!

え?!まさか!車両の中、一瞬の隙にスられた?!と、慌てた!

が、単に、座席からずるりと、床に落ちていただけだった。。。あー、一瞬びびった。

 

私が乗ったユーロスターはパリが終着点だったらしく、全員ぞろぞろと電車を降りる。そして、出口に向かう。ロンドンで入国手続きは済んでいるので、単に電車を降りればそれでおしまい。出口に近い車両だったYと合流して、ピックアップに来てくれているSさんを探す。POPEYESの前で待ってると、メッセージが来たのだが、POPEYESがなんだかわからない。Google マップググるとでてきた。地図を頼りに出口に向かうと、ファーストフードの看板が。前をウロウロしていると、、Sさんがわたしを呼ぶ声が聞こえた!

 

わー!!お久しぶりです!!

2年ぶりくらいだらうか。変わらず、お元気そうでなにより!

Sさんは、パリ在住の日本人。すでに社長職を引退されていて、今はフランスのワイナリーツアーをお世話してくださる。といっても、仕事というか、知り合いだけを相手にしてボランティアのように。ありがたい。フランスでお会いするのは、3回目?彼が日本に帰国されると時々お食事をする仲。

 

お馴染みの大きなPORSCHEで、いざ、シャンパーニュへ!!


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パリ市内を抜けるのに少し時間はかかったかれど、無事に高速道路に乗る。本日、予定しているのは、ムニエ100%の美味しいシャンパーニュを作っている、レコルタン・マニピュラントの作り手さん。今年になって、Sさんも知ったらしいのだが、雑誌エクラの9月号で紹介されていて、ロンドンのMも、美味しかったと言っていた作り手さん。楽しみ!

 

高速道路を出る前、最後のパーキングでトイレに寄って、コーヒーを飲んで、先を急ぐ。


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たどり着いたのは、既に約束の4時半を少し過ぎていたけれど、優しく私たちを迎え入れてくれたご主人の可愛い女性。Virginie Bergeronneau ヴィルジニー ベルジュロノーのヴィルジニーさん。


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畑の事、土壌の事、ワイン作りのこだわりなどたくさん説明してくれた。彼女英語を話してくれるので、Sさんのフランス語通訳を介さず、英語でコミュニケーションすることができた。オーストラリアに英語の勉強に行ったらしい。祖父母の代からの土地らしく、シャンパーニュの中にいくつかの畑をお持ち。様々なタイプの土地があり、それぞれの土地でシャルドネピノノワール、ムニエを育てているとの事。良いぶどうが取れた年しかシャンパーには作っていないため、本当に質の良いシャンパーニュを作っている。話を聞いていると、どんどん期待が膨らむ。

 

そして、いざテイスティング


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どれも、美味しい!

これは!!

 

こんなにたくさんのテイスティングをさせてくれるのは、Sさんと一緒だから。ありがたい!!

 

今回の旅は、もともと、シャンパーニュに来るつもりもなかったし、そんなにワインは買わないつもりだったけれど、、、やはり、これは買わずにはいられない。日本で入手することがほぼ不可能なおいしいシャンパーニュ。1、2本ではもったいない。。。

結局、Yと2人で14本購入。6本、12本と、まとめて買うと割引してくれて、かなり格安で購入させてもらった。

ありがとう!!

 

約2時間も滞在してしまった。Sさんが、ご一緒でなければこんなことはできない。ありがとうございます!!

 

そして、ランスの森を抜けてエペルネのホテルへむかった。外はすでに真っ暗。星が輝いている。街灯のない森や畑の道は、車のライトを消せば、漆黒の闇。夜になって冷えてきたので、霧が出てきて、幻想的。綺麗だけど、運転はこわい、、、。

 

ホテルにチェックインしてから、夜ご飯の買い出しに。明日のランチを私たちのお気に入りのレストランを予約してもらっていたので、今晩は軽く部屋飲みにしよう、ということで、スーパーで軽くつまみを買うつもりだったのだけれど、思いのほか、ワイナリーに長居をしてしまったので、スーパーはもう閉まっている。テイクアウトもできるケバブ屋さんを探す。Yが、美味しそうと見つけ出したお店に行くと、ケバブ屋さんにしては?!、とても綺麗で、イートインスペースも充実。持ち帰りではなく、ケバブはそこでサクッと食べていくことにした。2人はサンドイッチを、私はタコスを注文。席に座って待っていると、トレイに乗った大量のフレンチフライとともにサンドイッチがやってきた。私のタコスは、きれいに紙に包まれているのだが、巨大!

おいしかったけれど、完食ができなかった。。。


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部屋に戻って、先ほど購入したシャンパーニュを部屋飲み。

Mか持たせてくれた、プラスチックのワイングラスで。


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やっぱり、美味しい!!

 

夜な夜な、Yの恋話を肴に、おしゃべり。

今朝は、ロンドンにいたとは、、、。

毎日が長い。

 

明日は、大好きなチョコレートやさんと、Henri Giraud アンリ・ジローへ。そして、これまた私たちが大ファンになったレストランでランチをたべたら、ユーロスターでロンドンへトンボ帰り。

 

一晩だけのフランス、シャンパーニュの夜を楽しんだ。