英語でもよめる コーネリアス Cornelius
レオ=レオニ
谷川俊太郎 訳
好学社
2023年9月24日 第1刷
CORNELIUS (1983)
レオ=レオニの「英語でもよめる」シリーズ。図書館にあったので、借りてみた。 こちらも訳は谷川俊太郎さん。 スイミーと同じシリーズ。
表紙は、 二足歩行する ワニの姿。 どうやらこのワニがコーネリアス。
卵から何匹かのワニがかえる(the eggs hatched)けれど、 その中の1匹 コーネリアス だけは立って歩いて出てくる(walked out upright)。
そして コーネリアス だけはみんなとちょっと行動が違う.
立っているから
「 草むらのずっと向こうが見える!」という。
他のワニたちはいった。
「 それがどうしたっていうのさ?」
「うえから さかながみえるよ」
「へぇ、それで?(so what?)」
コーネリアスは、おこって でていくことにきめた。
すると 猿に出会う。
コーネリアスは
「ぼく たって あるけるよ。 とおくもみえるよ。」という。
猿は、
「ぼくは さかだちが できるよ(I can stand on my head.)」
「それに、しっぽでぶらさがるのも」
コーネリアスは驚いた。 そして逆立ちの仕方と 尻尾でのぶら下がり方を、 猿に教えてもらい 一生懸命練習した。 猿は喜んで コーネリアスの練習を手伝った。
とうとう 逆立ちと尻尾でぶら下がるのを覚えるとコーネリアスは胸を張って、川岸に歩いて帰って行った。
そしてみんなの前で逆立ちをしてみせた。 尻尾でぶら下がるのも見せた。
「へぇ、それで!」
ほかの ワニたちは 顔をしかめて 繰り返した。
コーネリアス はがっかりして腹を立てて 猿のところへ戻ることにした。
けれど、せなかを むけた ちょうど そのとき かれは ふりかえった。
なにを 見たと思う?
他の ワニたちが逆立ちと尻尾でぶら下がるのを練習していた!
コーネリアスは微笑んだ。(Cornelius smiled.)
川岸での暮らしはこれですっかり変わるだろう。(Life on the riverbeach would never be the same again.)
おしまい。
かわいい。
そして、やっぱり、最後は仲良しこよしなお話がいい。
フレデリックもちょっと変わり者だった。
コーネリアスもちょっと変わり者だ。
だけど、みんながそんな変わり者をよろこんで讃え、受け入れる、ってお話。
元祖、インクルーシブ物語か。
でてくる絵も、緑と空と、、、くっきりしすぎず、ぼんやりしすぎず、私の好きなタイプの絵。
しかし、コーネリアスの練習につきあう猿の姿は、、どうも、、、カエルに見える・・・。手が水かきっぽいのか?!?!いやいや、さるだよ・・・。
立っているワニの姿も、シュール。
英語の勉強にも、いいね。
絵本は、楽しい。
