よく眠るための科学が教える10の秘密
リチャード・ワイズマン
木村博江 訳
文藝春秋
2015年11月15日 第1刷
Night School (2014)
図書館の睡眠に関する特設棚で見つけた。
若い時に比べると、ベッドにはいってもすぐに眠れないことが増えた今日この頃。睡眠アプリでみれば、7~8時間はしっかり寝ているので、睡眠不足ではないけれど、やっぱり、快眠こそ健康への第一歩。借りて読んでみた。
著者のリチャード・ワイズマンは、1966年生まれ。 英国 ハートフォードシャー大学教授 (心理学)。 博士は同大学で幸運、自己啓発、錯覚、説得などの幅広い分野で研究を続けている。彼の研究成果は、世界的学術誌に掲載された。『その科学が成功を決める』『その科学があなたを変える』『 超常現象の科学』(文芸春秋)『運のいい人、悪い人』(角川書店)などの著書作は、30カ国以上で翻訳されている。
そうか、どこかで聞いたことのある名前だと思ったら、『運のいい人の法則』の著者。まぁ、 YouTubeから、Xから、、様々な発信をしている有名人、と言っていいだろう。
2018年の私の『運のいい人の法則』読書メモをみると、★2つ。”どのレッスンも私には不要。すでにほぼ満点だ。”って、書いてあった・・・。ははは。ちなみに、『運のいい人の法則』にある4つのレッスンは、「PART2 運を鍛える四つの法則」にあって、
法則1 チャンスを最大限に広げる
法則2 虫の知らせを聞き逃さない
法則3 幸運を期待する
法則4 不運を幸運に変える
我ながら、ちっとも変っていない自分の能天気さにあきれる。。。。
表紙をめくると、
” 全て科学的な実験で実証済み!
・ 睡眠中にエレクトするのに、起きている時しないのは、精神的な理由が原因である
・ 10代は睡眠時間が3時間ほどずれる傾向にある。 それが夜更かし朝寝坊の原因
・ 人間は8日間以上起き続けることはできない。そうした実験をすると鬱病になる
・ わずか2、3日でも睡眠時間が7時間以下になると、脳の活動は不活発になる
・ 睡眠時間が平均より2時間少ないと死亡率が2倍になる
・ 目覚まし時計を普段より1時間早くセットすることで見たい夢を見ることができる
・ セクシーな夢を見たい時には 枕をに顔を埋めて眠ると良い
・ 楽しいことを考えるとすぐ眠りにつける
・ 夜中に目が覚めるのは悪いことではない・・・・”
と。
目次
はじめに さぁ、この本を手にして目覚めよう
レッスン1 睡眠は「時計仕掛けの世界」だった
レッスン2 健康で幸せな豊かで賢い人になるには
レッスン3 老若男女から赤ちゃんまで熟睡のためのノウハウ
レッスン4 「夢遊病」と「夜驚症」と「睡眠時無呼吸症候群」と「鼾」の謎
レッスン5 睡眠学習、昼寝、居眠りは脳細胞を活性化するか
レッスン6 フロイトが解読する「夢」の世界は幻だったのか
レッスン7 うつ病やストレス解消のための「夢のセラピー」
レッスン8 楽しい夢、明晰夢を見るにはどうすればいいのか
おわりに 読み終えたら、静かにおやすみなさい
特別付録 ドナルドと象、学校での一日
謝辞
訳者あとがき
参考文献
感想。
なんじゃこりゃ・・・・。だいぶ、、、俗っぽいなぁ、、、という感じ。
面白いけど、夢の話はあまり興味がないので、後半は読み飛ばした。タイトルに10の秘密とあるけれど、レッスンは8まで。えーっと。。。???結局のところ、特に目新しい話はなくて、なんというか、雑記的なというか、、、、眠る前にさらっとよんで、おやすみなさい、って感じ。。。。
ときどき、コラムのようなもの、問題、のようなものがはさまれていて、自己採点する功がある。それで?so waht?と、突っ込みたくなる箇所多数。。。。
レッスン1の時計仕掛けの世界の話では、個人個人でクロノタイプが異なり、それは、習慣というよりは遺伝的要素が強いという話がでてくる。 朝型人間、夜型人間、というのは、努力してなれるものでもないらしい。そして、眉唾なはなしが・・・。
”クロノタイプと人の性格の関連性については 様々な説がある。一般に朝型は内向的で論理的、人柄が信頼できる、 夜型は外向的で情緒安定型で快楽的、創造力があると言われている。 マイナス面では夜型は人柄が信頼できずサイコパス的でナルシストが多いという。”
様々な説があると言いつつも、、、これはほんとかよ?!と突っ込みたくなる。私の経験上、あまり同意できないけど、、、。
夜型が配偶者を変える回数は、朝型の4倍という調査結果があるという。ほんとかよ?
そもそも、朝型か夜型かって、自己申告で分類しているなら、ちょっと怪しい・・・。
そして、時差ボケ解消法も載っているのだけれど、飛行機に乗る数日前から目的の時間に体をあわせる準備をしておくとか、時差が最小になるフライトを予約するとか、これまた、ホントかよ?!だいたい、数日前から準備できる時間があるなら、時差ボケしてから対処するのと変わらないのでは??いくつか、提案されているけれど、私も同意するのは、飛行機に乗ったら、自分の時計の針を目的地の時間に合わせるってことくらいか・・・。
ただ、最近のスマートウォッチだと、現地につくまで修正できないんだよね。頭の中で、時間を切り替えるしかない。ホントは、変えるやり方もあるのかもしれないけど、自動的に切り替わるまでほっておいている。
全体に、そりゃそうだろう、、ということが多い。睡眠不足は体に悪いとか、ね。睡眠不足は、教育効果を妨げ、脳の老化を早める。居眠り運転は、命まで奪いかねない。
で、どうやって、快眠を?のヒントは、レッスン3だけ。
1. 自分用のコウモリの洞窟を確保する。→暗闇、静かな寝室を確保する
2. 昼寝は短く。 日中に体を動かす。 頭を疲れさせると眠くなる。
3. ベッドに入る前にゆっくり風呂に浸かる。 心配事や明日の準備は 寝る前にメモに取る。
4.眠りに落ちるために、羊を数える、楽しいことを 考える。
5.夜中に目が覚めた時は 一度起き上がる。 無理に寝ようとしない
まぁ、そりゃそうだよねぇ、、、ってことばかりだった。
本書の中で、そうか!と納得したのは、
”スリープラーニングのCDで眠っているときに本当に外国語が上達するか?裏づける科学的な証拠はない!”
ということ。
一方で、覚えたことを忘れないためには睡眠は不可欠。
頭がよく回るのは朝だけれど、夜寝る前に勉強したほうが頭に記憶が定着するっていうのは、なんとなく経験からしてもそんな気がする。
寝るのは大事。
あ、あと、ラベンダーの香りはやっぱり睡眠の質を高めるのに効果的らしい。
ずっと寝室で使っていなかったディフューザーを洗って、電源いれてみたらちゃんと動いた。ラベンダーオイルは常備しているので、寝室で寝る前に1時間くらい稼働させておいてみた。結果?たいして変化は感じない・・・・。まぁ、要するに私は自分で思っているよりもすでに十分に寝ているってことかもしれない。
それなら、それでよし・・・。
いずれにしても、寝るというのは大事。
パジャマは贅沢しても、その価値がある。
