国内旅行 岡山県へ: 3泊4日 最終日 瀬戸内国際芸術祭

国内旅行 岡山県へ: 3泊4日 最終日は瀬戸内国際芸術祭へ

megureca.hatenablog.com

 

最終日は、早めの午後の新幹線で東京にもどるつもりだったのだけれど、ちょうど、「瀬戸内国際芸術祭2025」開催中。Kは、既にパスポートを買って数か所回ったらしい。それでも、まだ色々行ってみたい、という。

ということで、最終日も欲張って、フルに観光してから帰途につくことにした。

 

Kが計画してくれたのは、瀬戸内国際芸術祭2025の会場、犬島、豊島の訪問。この芸術祭の開催期間中だけ運行される、京橋(岡山市内)~犬島~豊島~犬島~京橋、という船をKが事前に予約してくれた。犬島、豊島での滞在時間もとってあって、便利な船なので、これで一日周遊。

 

岡山市内の京橋出航は、9:40。その前に、近所のカフェで朝ごはん。

私もKも、習慣的に6:00には目覚めちゃうんだよね。ゆっくり寝ていようといいつつ、二人とも6:00過ぎには起き出していた。。。。

 

小さなカフェだけれど、ベーコンエッグサンドが、美味しかった。

ベーコンエッグみたいなのがサンドイッチになっているのかと思ったらちがっていて、いわゆる卵サンドのゆで卵に、ベーコンとピクルスがミックスされていて、美味しかった。これ、家でも作ってみよう。

 

十数人の乗客を乗せて、出航!

 

船は、3人掛けのベンチシートが左右に10列ずつくらいだろうか。大きすぎず、小さすぎず。一日の乗船券が大人5400円。高い?いやいや、これが、船の中で、オジサンが観光案内をしてくれるのだ。それが面白かった。手作りらしき白黒の配布資料まで準備してくれて、地図と文字とを駆使して、わかりやすい資料を配ってくれた。思わず、いつか通訳ガイドする日がくるかもしれない、、、、とその資料におじさんの話をメモして、大事に自分のお土産にした。

 

京橋から犬島までにかかる橋の説明、川と海との境の話、西部警察の撮影現場になって身代金が橋上から投下されたとか、明治天皇上陸記念の碑があるとか、周囲の工場の歴史とか、、、ほんと、観光ガイドでありつつも歴史ガイドであり、(くだらない)おやじギャグなどなく、でも軽快で楽しいお話だったので、おもわず生徒になった気分で聞き入ってしまった。Kは、前に同じおじさんの船に乗ったことがあったらしく、「このおじさんで当たり!」と言っていた。何というか、博識のジェントルマン、って感じだった。お名前聞いておけばよかったな。

 

船には、おじさん含めて3人の乗員。ちゃんと最初に救命胴衣の説明もしていて、管理がちゃんとしている運行だなぁ、という印象。この時期しか運航しないらしいけれど、おすすめの船。

船は、旭川をくだって、瀬戸内海へ。

 

犬島は、かつては1909年から10年だけ稼働した銅の精錬所があり、多くの人でにぎわった島。第一世界大戦が終わると銅の価格が暴落して精錬所は閉鎖。廃虚となってほぼ80年ほど放置されていた。犬島美術館は、ベネッセの福武が犬島再生のために企画し、瀬戸内国際芸術祭の第1会会場に選ばれた。

 

10:45に犬島到着。12:10まで島の見学。

まずは、犬島美術館。一人2100円。事前にアプリで予約して購入。

精錬所の廃虚を、美術館にしているのだけれど、たしかに、現代アートではある。けれど、遺構の痛々しさの方が胸についてしまった。。。

 

天空の城ラピュタとか、、、風の谷のナウシカとか、、宮崎駿の世界を彷彿させる。人の手によって蝕まれた自然・・・。

 

反対に、海を見渡すとその自然に心が癒される感じ。この対比が何とも言えない。

ほか、島の中の現代美術の作品もいくつか見て回って、船に戻った。

たしかに、現代美術だけれど、私はやっぱり自然の景色の方が好きかもしれない・・・。

 

 

それにしても、、暑い・・・・。熱中症対策が何より重要・・・。

 

私たちは、前日に購入したペットボトルを凍らせて、保冷剤として持参。別途マイボトルには氷と水分と。梅干しに、熱中症予防タブレット、、、、、いやぁ、水の消費の激しいこと・・・・。そして、梅干しが最高においしい。カバンの中でちょっとあったまっていたけど・・・。

 

瀬戸内国際芸術祭をアチコチ見て回る際の必需品は、なにより水分と食料だろう。とくに立派なレストランがあるわけではない。軽食になるパンやチーズ、おせんべいなども持ち込んだ。

 

犬島のあとは、船の中で軽食をとりつつ豊島へ。やはり、今日の最大のポイント豊島美術館。ただただ、、、何もしない時間を楽しむ豊島美術館へ。

 

豊島は、犬島よりだいぶ大きい。犬島の住民30人でほぼ徒歩で一周できるという大きさに対して、豊島には棚田も広がり、道路もあってバスも走っている。

 

12:45 豊島に到着。豊島美術館の予約が13:30なので、バスで美術館より少し先の「島キッチン」のあるバス停まで移動。あちこちに、作品が点在している。島キッチンは、残念ながらずらりと待ち人が並んでいたので、よらずにてくてくと歩いて散策を続ける。途中、途中、なぞのアートが・・・・。私には、これはアートと呼べるのか???と思えるものも少なくない。それぞれ入場料を取って、写真撮影は禁止な場所が多く、なんだかなぁ、、、と言う感じもする。アート?廃虚?ごみ?

なんというか、創作したというより、たんに寄せ集めた感じのものは、私には魅力が感じられない。創作したんだなぁ、、、というものは、やっぱり、美しいと感じる。自分の趣味嗜好が少しわかった気がする。マルセル・デュシャンの「泉」(1917)みたいな作品もおおいのだけれど、まぁ、要するにただの「便器」じゃないか・・・。私にはそれが美しいとは決して思えない。まぁ、好みだね。

 

芸術も模倣だよな、、と思う。どこからが盗作なのか、難しいともいえる。。。

 

巨大な木造のお花とか、鏡を駆使した不思議空間などは、まだアートかな…と思う。現実とは違う世界に誘ってくれる感じ。

 

やはり、豊島美術館は良かった。何もないといえば、何もない。。。。K曰く、今日はこんでいるとのことだったけれど、人が少なければ、何時間でもあそこで寝そべっていられそうだ。撮影禁止なので、写真はないのだけれど、ただ、白く、丸く、自然の風と光の差し込む空間。水、音、光、全てが作品。

setouchi-artfest.jp

 

作品だな。あきらかに、人工物だから、作品。でも、自然の中にあって、自然があってこその作品。こういうのは、好きだ。

 

豊島は大きくて、全部廻ろうと思ったら一日必要。ほんの一部しか見られなかったけれど、豊島美術館を満喫して船に戻った。

 

それにしても、、、やはり、暑い。冷房のきいた小さな待合室にはいって、生き返った心地がした。

 

そして、船で再び岡山市内に戻った。

 

帰りの船は、往きよりも人が少なかった。また、みんな暑さにバテたのか、ほとんどの人が眠っている。ガイドのおじさんのお話を一生懸命聞いているのは私一人。おじさんは、マイクを使うのをやめて、私の側に座って、色々話を聞かせてくれた。いい人だ。そういう配慮の仕方といい、もともとは普通に会社員だったかたが、定年後にこの仕事を始めた、って感じだろうか。

おじさん、ありがとうございました。

 

船は、予定通り17:05に京橋に戻った。

 

荷物をピックアップして、岡山駅に向かった。4日間とは思えないほどの充実ぶり。本当に満喫。岡山は食がいい。そして、暑いけど、湿気が高くないので、べとべとしない。いい街だ。Kに駅まで見送ってもらい、岡山をあとにした。

そうそう、マンホールはやっぱり桃太郎ね。

 

たぶん、30年ぶり、いやもっと、、久しぶりの岡山県訪問だった。Kのおかげで色々とめぐることができて、夏休みを満喫した。桃も、シャインマスカットも、美味しかった。Kには「パフェ!パフェ!」と言われたけれど、甘いものをそんなに欲さない私は、そのままの果物を堪能。そのままで十分美味しい。

 

しかし、岡山も少し中心地を離れると、深刻な人口減少という現実だということ。まぁ、岡山県に限らないのだろう。岡山県内をドライブしていると、美しい水田がたくさんある。美味しいお米を作ってくれている農家さんが今のところはいらっしゃる。いつまで続くのか・・・・。続けないといけない。そこには工夫が必要。う~ん、やっぱり、私たちの日本を守りたいな、と思う。何ができるのか。。。思考放棄してはいけない。一応、私たち世代はまだまだ現役だ。まぁ、一生現役だ。

 

今回、プチ同窓会で集まった仲間は、「少子高齢化社会と向き合う」というテーマで勉強をした仲間たち。あれから10年だけれど、みんながそれぞれの場所で活躍している。私も、私ができることで頑張ろう。

そのためのエネルギー充填ができた岡山の旅だった。

 

東京への帰りの新幹線、駅弁を買って乗車。岡山応援のために、岡山県の駅弁を購入した。幕の内だと思って買ったのだが、、、紙の箱を開けたら、中から出てきたのは桃だった・・・。

まじか・・・・・。

箱を見返したら、たしかに、「祭りずし」・・・。

中は、ちらし寿司だった。

箱をよく見ると、丁寧に「箸いり」と書いてある。そりゃ、ちらし寿司にお箸ついていなかったら、食えん!が、ついていたお箸は、省資源かい!とつっこみたくなるほど短かった・・・・。

 

ま、文句をいわず、美味しくいただいた。。。

 

プチ岡山応援。

 

旅の終わりには、また旅にでたくなる。。。。

次は、どこに行こうかな・・・・。

観光で訪れて、お金を落としてくるのも地方の応援になるから、ね。そして、自分の充電にもなる。

 

やっぱり、旅はいい。

書を持って、旅に出よう。