国内旅行 熊野 1日目

かれこれ30年以上、大学生になって1人旅をするようになってから、ずーーっといつか行きたい、と思っていた熊野。サラリーマンを辞めたら、と思っていたら、コロナで旅はお預け、、、。2023年秋、とうとう夢の熊野へ!

 

今回は、ちゃんと予め計画した旅。東京から熊野は遠い。行くだけで半日がかり。せっかくなので、三泊四日の予定で、出発した。

品川8:17発、のぞみ303号で名古屋に向かう。晴天!そして、今度こそちゃんと山側の席を予約。富士山を眺めつつ、名古屋へ!

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名古屋で特急南紀3号に乗り換え。名古屋から紀伊勝浦まで、ほぼ4時間。遠い!10:01名古屋発で、13:58紀伊勝浦着。

 

車内販売はない、、、と、電車に乗ってから車内放送で知ったけれど、おむすび一つとホットコーヒーを購入していたので、そのまま、出発をまつ。

電車は、なんと、二両編成!先頭が指定席、後ろは自由席。海側の窓側席を予約していたのだが、隣は最後までお客さんが来ることもなく、のんびり、ゆったり特急電車を楽しんだ。一つしかないおむすびは、昼を過ぎるまでは我慢。先日福島県酒祭で購入した「ままどおる」の残りの二個を自宅から持ってきていてよかった。コーヒーのお供。

 

文庫本を一冊読み終わる頃には、お腹がぐう。。。。いざ!おむすびタイム!そして、電車も海岸線へ。おぉ!っと思わず声が出るほど美しい。。。


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大事におむすび一つをいただき、熊野への期待は高まる。

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予定どおり紀伊勝浦駅に到着。一日目は、那智大社を目指す。路線バスにて、大門坂まで。

大門坂は、熊野古道のなかでも、古い景観が一番残っているそうだ。

 

大門坂のバス停までは、駅から20分くらい。バスには他にも観光客らしき人はいたのだけれど、降りたのは、私ともう1人だけ。それらしい古道は見えない。運転手さんに、どこから登るんですか?と聞くと、100メートル先の左手に入口があるよって。


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あった!ここからスタート。
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そして、歩き始めてわかった。これは、、、、しんどい。ひたすら階段。しかも、石畳。。。わかってはいたけれど、まだ旅の初日で筋肉痛になるわけにはいかない。ゆっくりめに、のんびり登った。


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ひたすら、上り、、、。木の神様が、そこらじゅうにいる感じ。

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スマートウォッチが心拍数上がりすぎだとピーピーなる。。。しかし、休んでる暇はない。熊野那智大社那智山青岸渡寺那智の滝を目指さねば、、、暗くなる前に行かなくては、、、。時刻はまだ15時だけど、杉に囲まれた古道はちょっと薄暗い。あまり、人ともすれ違わない。。。熊とか、、、出てこないよね?!と、ちょっとびびりながら古道を歩ききった。息があがるけど、楽しいハイキング!


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そして、そこからがまた心臓やぶりの階段が続く。しかし、登りきった先には、どーんと熊野那智大社


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ちゃんとお賽銭をいれてお参り。熊野那智大社のは317年に飛瀧神社から今の場所に移されたとのこと。お隣の那智山青岸渡寺は、お寺なので合掌にてお参り。織田信長に燃やされてしまったこともあったが、豊臣秀吉が再建。那智の滝を中心に、神仏習合の一大修験道場だった。


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那智の三重の塔によってから、滝を目指して山下り。三重の塔は、入場料300円かかるけど、那智の滝を高いところから観るには最高の場所に有る。せっかくなので、三重の塔にもよってみた。

 

他に観光客もなく、那智の滝を独り占めしている気分。いやーー、やっぱり、おっきい!!


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そして、また、心臓やぶり?!の石段を今度は下って滝のふもとまで。もう、足腰がかくかくしてくる、、、。石段で滑りやすいし、手摺のあるところは手摺を頼りに、、、。あちこちに自由に使える杖が置いてある意味がよく分かる。

 

なんとか、滝の入り口にたどり着く。


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さらに階段を降りていくと、、、どーんと那智の滝


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さらに滝に近づくには、300円の拝観料。ここは、奮発して、さらに滝に近づいておくことに。飛瀧神社延命御守をくれた。


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圧巻。

 

口を空けてみいってしまった。

言葉にならない。

すごーーい!!

龍神様がいそうな気配。。。


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いやぁ。凄かった。。。

心が洗われるってこういうのだ。

心が洗われるどころか、無になってしまった。

 

帰りは、那智の滝前バス停から、紀伊勝浦駅へ。630円。

 

バスは、現金払いなので乗る前に切符売場で買っておくと便利かも。


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外国人のお客さんも多かった。でも混雑はなく、ほどよい賑わいだった。

天気にも恵まれ、大満足。

 

一日目は、駅から歩いて7分と言う「かつうら御苑」に宿泊。素泊まりで14,000円ってどんなところかと思ったら、巨大な、ザ・旅館、、、だった。14畳の畳に、海側の椅子スペース。でも、確かにオーシャンビュー!凄い。


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一風呂浴びてから、駅近くまで晩御飯を食べに出掛けた。せっかくだから、マグロ食べなきゃね。昼間に目をつけていた店は、18:00だと言うのにすでにクローズの看板。

やってる店はほとんどないし、、、それでも野生の勘を頼りにたどり着いた店は、ちゃんとマグロもあった!

天麩羅盛り合わせ、マグロ丼、ビールに、イワシのつみれ汁。満足!!しめて3,190円。気取りのない親しみのあるお料理。この店にしてよかった。


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足がつかれているけど、充実した1日に満足!

宿に戻って、ゆっくり温泉。露天風呂は、海の目の前。

空いていて、広いお風呂を独り占め。

泳いでおけばよかったか、、、、。

 

波の音を聞きながら眠りに着いた、、、、。

 

あー、熊野に来た。