2024-01-01から1年間の記事一覧

『マンガ日本の歴史 1 秦・漢帝国と稲作を始める倭人』 by 石ノ森章太郎

マンガ日本の歴史 1秦・漢帝国と稲作を始める倭人石ノ森章太郎中央公論社1989年10月25日 初版印刷1989年11月8日 初版発行 2023年に全国通訳案内士(英語)の資格試験の受験勉強で、日本史の勉強を何十年ぶりかにやり直した。おかげさまで、試験には合格した…

『オッペンハイマー 原爆の父はなぜ水爆に反対したか』 by 中沢志保

オッペンハイマー 原爆の父はなぜ水爆に反対したか中沢志保中公新書1995年8月25日 発行 映画『オッペンハイマー』を観たあとに、オッペンハイマーのことを何も知らないなぁ、とおもって、図書館で「オッペンハイマー」で検索したところ出てきた本。1995年と…

『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の旅』 by 村上春樹

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の旅村上春樹文春文庫2015年12月10日 第一刷2015年12月15日 第二刷*単行本 2013年4月 文藝春秋刊Colorless Tsukuru Tazaki and His Year of Pilgrimage 知り合いが、次に読んでみたい本、といって挙げた本。はて?私は…

『板上に咲く』 by 原田マハ

板上に咲く原田マハ幻冬舎2024年3月5日 第一刷発行MUNAKATA: Beyond Van Gogh*本作は史実に基づいたフィクションです。 原田マハさんの新刊。 棟方志功(むなかたしこう)の物語。マハさんのお得意分野、画家の人生ノベライズ。棟方志功と言えば、あのごつ…

『ゆるい生活』 by 群ようこ

ゆるい生活群ようこ朝日文庫2018年5月30日 第1刷発行2019年5月30日 第7刷発行 図書館でふと目に入ったので、かりてみた。300ページ弱の文庫本。さっと読めそう。 裏の説明には、” ある日突然めまいに襲われ、訪れた「漢方薬局」。 ここから漢方薬を飲むだ…

『やまなし』 by 宮沢賢治

やまなし原作 宮沢賢治絵と構成 武田美穂理論社2024年2月 初版 第1刷発行 先日、勝沼ぶどう郷にワインとハイキングを楽しみに行った。その時に立ち寄ったワイナリーのひとつが、「くらむぼんワイン」。HP: くらむぼんワイン 知り合いのつてで、テイスティン…

『運動脳の鍛え方』 by 茂木健一郎

運動脳の鍛え方茂木健一郎リベラル新書2023年8月26日 初版発行 図書館で、「運動脳」で検索したのか、、、「茂木健一郎」で検索したのか、、、、わすれてしまった。けど、出てきたので、借りて読んでみた。 帯には、” なぜ世界のエリートはひたすら 運動して…

『口訳古事記』 by 町田康(まちだ こう)

口訳古事記町田康(まちだ こう)講談社2023年4月24日 第一刷発行 広告だったか、何だったか忘れてしまったのだけれど、『本居宣長』を読まなきゃ、、、と思っているときに目に入ったので、図書館で予約してみた。結構、順番が回ってくるまでまった。 口訳、…

『人間そっくり』 by 安部公房

人間そっくり安部公房Exactly like a Human Being新潮文庫昭和51年4月30日発行平成28年6月30日 44刷改版令和3年4月15日 46刷 先日、図書館で安部公房生誕100年記念のコーナーができていて、そこに並べられていた。薄い文庫本。すぐ読めそうだったので、借り…

『成瀬は信じた道をいく』 by 宮島未奈

成瀬は信じた道をいく宮島未奈新潮社2024年1月25日 発行2024年3月5日 4刷 前作、 2024年本屋大賞受賞作品『成瀬は天下を取りにいく』の続編。 megureca.hatenablog.com 同時に購入したので、ほぼ同時に一気読み。届いた日のうちに、2冊とも読了。いやぁ、お…

『成瀬は天下を取りにいく』 by 宮島未奈

成瀬は天下を取りにいく宮島未奈新潮社2023年3月15日 発行2024年4月5日 13刷 2024年本屋大賞に輝いた一冊。 日経新聞(2024年4月10日)の記事では、 ”受賞作は滋賀県大津市を舞台に、主人公・成瀬あかりの中学・高校生活における独創的なチャレンジを連作短編…

『薤露行(かいこうろ)』 by 夏目漱石

『薤露行』夏目漱石 『漱石全集 第二巻』(全28巻)岩波書房2017年1月11日 第一刷発行 より 先日、ジェイムズ・ノウルズの『アーサー王物語』をよんだときに解説で紹介されていた、夏目漱石が書いた『アーサー王物語』というのを読んでみたくなった。それが…

『Until AUGUST』(邦題:出会いはいつも八月) by  GABRIEL FARCIA MARQUEZ

Until AUGUSTGABRIEL FARCIA MARQUEZExclusive EditionTranslated by Anne McLeanPENGUIN BOOKS (2024) G・ガルシア=マルケスが晩年に認知症を患いながら描いていた作品。今年、新たに英語版、日本語版が出版された。ニュースを聞いて、即座に予約購入。 本…

『坂の上の雲 四』  by 司馬遼太郎

坂の上の雲 四司馬遼太郎文藝春秋2004年5月15日 新装版 第1刷発行*本書は 昭和46年(1971)6月に刊行された『坂の上の雲 四』の新装版です。 『坂の上の雲 三』の続き。日露戦争の戦況がメイン。三巻と同様に、時々、秋山兄弟がでてくるけれど、もっぱら日…

『恋ははかない、あるいは、プールの底のステーキ』 by  川上弘美 

恋ははかない、あるいは、プールの底のステーキ川上弘美 講談社 2023年8月22日 第1刷発行 知り合いがSNSでコメントしていて、ちょっと興味をそそられた。川上弘美、読んだことないような気がする。図書館で予約してみた。ちょっと待った。そして、順番が…

『オリンピア』 by デニス・ボック

オリンピアデニス・ボック越前敏弥 訳北烏山編集室2023年12月15日 初版第1刷発行OLYMPIA (1998) 本のプロの知り合いが、面白そうだよ、と教えてくれたので、図書館で借りて読んでみた。 本の紹介には、” 記憶と鎮魂のファミリー・ヒストリー。 第二次世界大…

『なまけ者のさとり方』 by タデウス・ゴラス

なまけ者のさとり方タデウス・ゴラス山川紘矢・亜希子 訳地湧社1988年4月25日 初版発行1991年7月10日 19刷発行The Lazy Man’sGuide to Enlightenment (1971) 先日の屋久島旅行の際、立ち寄ったカフェ「Sea and Sun」で、見つけた本。 megureca.hatenablog.c…

『さいはての彼女』(原田マハ) ナギちゃんのもう一つ能力は?

さて、、、『さいはての彼女』ナギちゃんのもう一つ能力は? なんだと思う?? 原田マハさんの『さいはての彼女』を読んだという英語の先生が、 「What is ナギチャン's second 能力?」って、訊いてきた。 彼は、 ”They didn’t tell.That’s annoying!!”っ…

『ゴッホの手紙』 by  小林秀雄

ゴッホの手紙 小林秀雄新潮文庫 令和2年9月1日発行 令和5年6月20日 3刷 * 本書は新潮社版 第五次『小林秀雄全集』 及び 『小林秀雄全作品』(第六次全集)を底本とした。 言わずと知れた、名著、『ゴッホの手紙』。昔、パラパラと読んだことはあったのだけ…

『WEIRD(ウィアード)(上)』 by ジョセフ・ヘンリック

WEIRD(ウィアード)(上)「現代人」の奇妙な心理経済的繁栄、民主制、個人主義の起源ジョセフ・ヘンリック今西康子 訳白揚社2023年12月25日 第1版第1刷発行THE WEIRDest People in the WorldHow the West Became Psychologically Peculiar and Particularl…

『マーリ・アルメイラの7つの月 (下)』 by シェハン・カルナティラカ

マーリ・アルメイラの7つの月 (下)シェハン・カルナティラカ 著山北めぐみ 訳河出書房新社2023年12月20日 初版印刷2023年12月30日 初版発行The Seven Moos fo Mali Almeida (2022) (上)の続き。 戦場カメラマンだったマーリに危険地域に行って写真をと…

『マーリ・アルメイラの7つの月(上)』 by  シェハン・ カルナティラカ

マーリ・アルメイラの7つの月 (上)シェハン・ カルナティラカ 著山北めぐみ 訳河出書房新社2023年12月20日 初版印刷2023年12月30日 初版発行The Seven Moos fo Mali Almeida (2022) 2024年3月2日、 日経新聞朝刊の書評で紹介されていた。 記事では、”2022…

映画 『オッペンハイマー』

映画 『オッペンハイマー』 クリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』を観てきた。 原爆の父、オッペンハイマー、J. Robert Oppenheimer。アメリカでの公開は、2023年7月だけれど、日本での公開が決まるまでは、ちょっと時間があったようだ。 ア…

『世界から青空がなくなる日』 by  エリザベス・コルバート 

世界から青空がなくなる日自然を操作するテクノロジーと人新世の未来エリザベス・コルバート 梅田智世 訳白揚社2024年2月14日 第1版第1刷発行UNDER A WHITE SKY The Nature of the Future (2021) 2024年3月16日、日経新聞の書評に出ていたので、気になって…

『AI時代を生き抜く1  AI〈人工知能〉のきほん』 by 土屋誠司

AI時代を生き抜く1プラグラミング的思考が身につくシリーズAI〈人工知能〉のきほん土屋誠司創元社2020年9月20日 第1版第1刷発行 順番が、逆になっているけれど、5,2,3もよかったので、シリーズ1に立ち返って図書館で借りて読んでみた。 megureca.hat…

『AI時代を生き抜く3 デジタルリテラシーの基本』 by  土屋誠司

AI時代を生き抜く3プラグラミング的思考が身につくシリーズデジタルリテラシーの基本土屋誠司創元社2020年9月20日 第1版第1刷発行 シリーズ5も2も良かったので、つづいてシリーズ3も読んでみた。 megureca.hatenablog.com 表紙の裏には、”現代の生活に…

国内旅行 屋久島~鹿児島 5日目(最終日)

屋久島、鹿児島への旅も最終日。 賑やかな天文館のそばのホテルは、なんだか、夜通し賑やかな音が聞こえてくるような感じだった。 同行のIさんと、それぞれシングルルームをとったので、朝御飯は各自すませてから、9:15にチェックアウトし、市内観光にでかけ…

国内旅行 屋久島~鹿児島 4日目

屋久島、4日目の朝。いわさきホテルで、爽やかな目覚め。 起きて、目の前に海を見下ろせるのは、気持ちいい。ベランダは、ちょっとひんやり。Iさんとほぼ同時に6:00に目覚めた。 前日までの三日間は、お天気に恵まれ過ぎて、かなりの密スケジュールだったの…

国内旅行 屋久島~鹿児島 3日目

国内旅行 屋久島の3日目。 同行しているメンバーのうち2人は、本日最終日。私ともう1人は、屋久島に更に1泊予定。 天気予報通りに、晴れ渡った青空!満を持して、白谷雲水峡へ。もののけ姫の着想の舞台と言われる自然の森。前日にランチに寄ったカフェの…

国内旅行 屋久島~鹿児島 2日目

屋久島、2日目の朝、残念ながら曇り空。本来なら、宿から目の前の海にに見えるはずの日の出も、拝めず、、、。いったん、6時に起きてみたものの、二度寝。 1ヶ月、35日は雨、と言われる屋久島。とは言え、降ってはいない。天気予報によれば、15:00以降に…