2024-01-01から1年間の記事一覧
『殉死』司馬遼太郎文春文庫1978年9月25日 第1刷1995年 1月20日 第26刷 乃木希典をテーマにした懇話会を前にして、福田さんの『乃木希典』を読み、いたたまれない思いになった。 megureca.hatenablog.com 懇話会仲間の中に、学生時代に本書をよんで乃木希典…
乃木希典福田和也 文春文庫2007年8月10日 第1刷*初出「諸君!」 2004年3月号 4月号。 単行本 2004年8月 文藝春秋刊 参加しているとある懇話会で、次回のテーマが乃木希典で、本書が 課題本となっているので 図書館で借りて 読んでみた。 乃木希典と言えば、…
アショーカ王伝定方晟(さだかたあきら)ちくま学芸文庫2024年10月10日 第1刷発行*本書は 1982年1月10日法蔵館より刊行された。 図書館で新着図書の棚にあったので 手に取ってみた。 アショーカ王って、 きいたことはあるような気がするけれど、、、 裏の説…
三月ひなのつき石井桃子 さく朝倉摂 え福音館書店 1983年3月31日 第19刷 レオ=レオニの絵本を読んでいたら、 原点に戻って、日本に素敵な絵本を紹介してくれた 石井桃子さんのことが頭に浮かんだ。 megureca.hatenablog.com 石井さんの絵本をもっと読んでみ…
英語でもよめる スイミー Swimmyレオ=レオニ谷川俊太郎 訳好学社2021年6月10日 第14刷SWIMMY (1963) 先日、レオ=レオニの フレデリック を読んで、 やっぱりいいなぁと思ったので改めて 『スイミー』を図書館で借りて 読んでみた。 megureca.hatenablog.com…
王妃の離婚 佐藤賢一集英社1999年2月28日 第1刷発行 1999年7月30日 第4刷発行 2024年8月3日 日本経済新聞で、【半歩遅れの読書術】にて紹介されていた本。面白そうと思って、図書館で予約した。 同じ 記事を読んだ人だろうか、1999年の本なのにたくさんの予…
映画『侍タイムスリッパ-』監督・脚本・撮影・照明・編集・他 安田淳一 映画好きのいろんな人から、「面白いから見て」と言われた。かつ、前に何かの映画を観に行ったときに、予告編を見て、面白そうだな、、、って思っていた。自宅近くには3つのシネコンが…
科学はこのままでいいのかな中村桂子 ちくまQブックス2022年9月30日 初版 第1刷発行 図書館の棚で目に入った。Qブックスシリーズは、読みやすいので借りて読んでみた。 本の裏には、” 科学で生活は便利になったけれど、効率や結果ばかり求められるのはどこか…
マンガ日本の歴史 22王法・仏法の破滅 応仁の乱石ノ森章太郎中央公論社1991年8月5日 初版印刷1991年8月20日 初版発行 『マンガ日本の歴史 21 土民、幕府をゆるがす』の続き。21巻では、くじびき将軍・義教(よしのり)の誕生。だが余りの横暴政治に大名たち…
フレデリック Frederickちょっと かわった ねずみの はなしレオ=レオニ Leo Lionni谷川俊太郎 訳好学社 2000年9月1日 第49刷Frederick (1967) 2024年11月13日、 谷川俊太郎さんが亡くなった。 1931年 12月15日生まれの谷川さん。 たくさんの 絵本 を残して…
Mine!How the Hidden Rules of Ownership Control Our Lives (2021)私たちを支配する「所有」のルールマイケル・ヘラー & ジェームズ・ザルツマン村井章子訳早川書房2024年3月20日初版印刷2024年3月25日初版発行 広告で見かけたか、何かで、気になったので…
2024年11月23日は、土曜日だけれど、祝日。今日は何の日?ってことで。 新渡戸稲造の『武士道的 一日一言』から。 megureca.hatenablog.com 11月23日 恵み ”今日は新嘗祭(しんじょうさい)。 新米の豊穣を神に感謝する日。 毎日三度 いただく 食事は当たり…
ユーラシアの中の「天平」 交易と戦争危機の時代河内春人 (こうちはるひと)角川選書令和6年8月29日 初版発行 2024年10月19日の日経新聞書評で紹介されていた本。 記事では、”日本という国家の歴史は、8世紀のユーラシア大陸とともに立ち上がる。本書は、日…
オペラ 『ウィリアム・テル』GuillaumeTell 新国立劇場のオペラ、ガラを観に行った。ロッシーニの生涯最後の作品、新国立劇場の新作。 チラシには、” スイスに自由を取り戻せ! グランド・オペラの扉を開いたロッシーニ 最大の傑作、 日本初の原語・舞台上演…
映画 『Incendies』(2010)(『灼熱の魂』)監督 Denis Villeneuve ドゥニ・ヴィルヌーヴ 2010年のカナダ映画。レバノン生まれでカナダ・ケベック州に移住した劇作家ワジディ・ムアワッドの戯曲『焼け焦げるたましい(原題:Incendies、戦火)』(2003年) の…
青嵐の旅人(下) うつろう朝敵天童荒太毎日新聞出版2024年9月20日 印刷2024年10月1日発行 『青嵐の旅人(上) それぞれの動乱』の続き。幕末の幕府vs倒幕の争いに巻き込まれていくヒスイと救吉は・・・・。 megureca.hatenablog.com 本の紹介には、 ”絶体絶…
青嵐の旅人(上) それぞれの動乱天童荒太毎日新聞出版2024年9月20日 印刷2024年10月1日発行 新聞の広告で見かけて、気になったので図書館で借りて読んでみた。 毎日新聞で 2023年1月21日 から 2024年5月12日 まで連載されたもの。 天童さんの作品なので 読…
宮沢賢治童話絵本2 どんぐりと山猫宮沢賢治 文里中満智子 絵小学館1993年12月20日 初版 第1刷発行 NHKの番組で紹介された、、、という記事を目にして、宮沢賢治のこのお話は、知らない気がしたので図書館で借りて読んでみた。 最後に、 畑山博さんの解説が…
CO2のりもの図鑑三浦太郎ほるぶ出版2008年11月30日 第1刷発行 『世界をひらく60冊の絵本』(中川素子、平凡社新書)の 「第12章 人間の作り出した世界」からの紹介本。図書館で借りて読んでみた。 著者の三浦さんは、1968年愛知県生まれ。イタリア・ボローニ…
生成AI真の勝者 5つの派遣の争いの行方Generative AI The True Winers ans Losers島津翔日経BP2024年6月3日初版 新聞の広告で見かけて、気になった、、、、ような気がする。 昨今、生成AIを使いこなしたほうがいいと言うけれど、私は未だに無料版しか使った…
改訂新版 日銀を知れば経済がわかる池上彰平凡社新書2017年5月15日 初版 第1刷 先日、元日銀総裁 結城豊太郎について学ぶ機会があったので、初心に返って「日銀」について勉強し直してみようと思って、図書館で検索したら出てきた本。 megureca.hatenablog.c…
日本史の内幕戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで磯田道史中公新書2017年10月25日 初版2023年9月20日 23版 本屋さんで目に入ったので、買ってみた。帯の磯田さんの写真がわかいなぁ、、、と思ったら、2017年の本だった。ま、いいか、ということで読んでみ…
ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち J. D. ヴァンス 光文社未来ライブラリー 2017年 Hillbilly Elegy A Member of a Family and Culture in Crisis (2016) 2024年11月、アメリカ大統領選においてトランプ大統領候補が副大統領候補…
よみがえる天才 7 北里柴三郎海堂尊ちくまプリマー新書2022年3月10日 初版 第1刷発行 北里柴三郎 を図書館で検索して出てきた本。 海堂さんの本なので面白そうと思って借りてみた。 海堂さんは、 1961年 千葉県生まれ。 医師、作家。 外科医 病院としての経…
くみたて田中達也福音館書店 日本傑作絵本シリーズ2022年6月5日 発行 『世界をひらく60冊の絵本』(中川素子、平凡社新書)の 「第12章 人間の作り出した世界」からの紹介本。図書館で借りて読んでみた。 ページをめくるたびに、思わず、にやにやしてしまう…
プラスチックのうみミシェル・ロード 作ジュリア・ブラットマン 絵川上拓土 訳磯辺篤彦 監修小学館2020年6月10日 初版 第1刷発行 The Mess That We Made 『世界をひらく60冊の絵本』(中川素子、平凡社新書)の 「第12章 人間の作り出した世界」からの紹介本…
『消費者と日本経済の歴史 高度成長から社会運動、推し活ブームまで』 満園勇中公新書2024年8月25日 発行 日経新聞2024年 9月21日の 書評で紹介されていた 新書。 記事には、 ”日本経済の歴史をたどりながら、企業や政府、そして社会が、消費者をどのように…
人類精神史 宗教・資本主義・Google山田仁史筑摩選書2022年12月15日 初版第1刷発行 知り合いが「日本人と日本語」に関する論文の中で本書を引用していて、気になった。筑摩選書は勉強になることが多いし、彼が引用する本であれば、読む価値があると信じて、…
学習まんが人物館 北里柴三郎 近代日本医学の父・感染症対策の先駆者森孝之(医学博士) 監修夏緑 シナリオやまざきまこと まんが小学館 2021年12月14日 初版第一刷発行 新1000円札の顔、北里柴三郎について知りたくて、図書館で借りてみた。学習まんが人物…
ロンドン発JL044便は、予定時刻より30分ほど遅れて離陸。往きとは違って今度は南下した航路を飛行して羽田へ向かう。 機内は、ほぼ満席に近いけれど、チラホラと空席がある。私の隣は空席だった。もちろん、隣が空席の席を狙って予約していたのだけれど、搭…