2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

『後醍醐天皇 室町人物伝 コミック版 日本の歴史32』 

後醍醐天皇 室町人物伝 コミック版 日本の歴史32監修 加来耕三ポプラ社、2012年9月 第1刷 『私本太平記』を読んでいる最中だけれど、ここは基本にもどって、後醍醐天皇を中心に見直してみようと思って、コミック版 日本の歴史シリーズを図書館で借りてみた。…

『私本太平記(五)』  by 吉川英治

私本太平記(五)吉川英治吉川英治歴史時代文庫651990年4月11日 第1刷発行1990年9月13日 第3刷発行 (四)の続き。 megureca.hatenablog.com (四)では、隠岐に流された後醍醐帝が、宮方の支援をうけて隠岐脱出!そして、その宮方を成敗せよ!と北条高時に…

今週のお題「芋」:お芋は、蒸かすが一番。なぜならば、、、、

今週のお題「芋」 ちょっと、お題からはずれるのだけれど、、、私のお芋料理理論。 どのお芋が一番好きか?ということもあるけれど、どんなお芋でも、実は、蒸し器で蒸かすのが一番おいしいお芋になる。しかも、丸ごと、皮付きのまま。 たとえば、じゃがいも…

『こんな生き方がしたい 同時通訳者 鳥飼玖美子』  by 大橋由香子 

こんな生き方がしたい 同時通訳者 鳥飼玖美子 大橋由香子 理論社 2002年12月 初版 図書館で、何か気晴らしになる本はないかな、と思ってフラフラさがしていたら、児童書のコーナーで見つけた本。 「こんな生き方がしたい」というシリーズで作られている本ら…

『私本太平記(四)』 by 吉川英治

私本太平記(四)吉川英治吉川英治歴史時代文庫651990年3月11日 第1刷発行2012年2月3日 第28刷発行 (三)の続き。 megureca.hatenablog.com 裏の説明には、”元弘三年は、また正慶二年でもあった。敵味方によって年号が違うのも異常なら、後醍醐帝が隠岐に配…

『デジタル人材がいない中小企業のためのDX入門』  by 長尾一洋

デジタル人材がいない中小企業のためのDX入門長尾一洋KADOKAWA2022年10月20日 初版発行 新聞の広告で、この著者のセミナーが紹介されていた。今私は仕事として、DX関係に関わることもあるので、自分の勉強のために興味を持った。とは言っても、セミナーに参…

『等伯(下)』  by 安部龍太郎

等伯(下)安部龍太郎日経新聞出版社2012年9月14日 第1刷2013年1月24日 第8刷*初出 日本経済新聞朝刊 2011年1月22日~2012年5月13日。単行本化にあたり加筆修正しました。 (上)の続き。 megureca.hatenablog.com 信長が死んで、秀吉の時代になったこと…

『等伯(上)』  by 安部龍太郎

等伯(上)安部龍太郎日経新聞出版社2012年9月14日 第1刷2013年2月1日 第9刷*初出 日本経済新聞朝刊 2011年1月22日~2012年5月13日。単行本化にあたり加筆修正しました。 ずっと、気になっていた本。安部さんの本の中でも時々出て来るし、先日、叔父が面白…

『カタリン・カリコ mRNAワクチンを生んだ科学者』 by 増田ユリヤ

カタリン・カリコmRNAワクチンを生んだ科学者増田ユリヤポプラ社2023年8月 第一刷 2023年ノーベル生理学・医学賞を受賞した、カタリン・カリコさんを取材した本。ノーベル賞の受賞発表の動画をみていて、彼女のまっすぐな科学者らしさに、すごく共感した。彼…

『私本太平記(三)』 by  吉川英治

私本太平記(三)吉川英治吉川英治歴史時代文庫651990年3月11日 第一刷発行1990年5月14日 第二刷発行 南北朝時代の時代小説、私本太平記。(二)の続き。 megureca.hatenablog.com 裏の説明には、”後醍醐の切なるご催促に、楠木正成は重い腰を持ち上げた。水…

『私本太平記(二)』 by 吉川英治

私本太平記(二)吉川英治吉川英治歴史時代文庫641990年2月11日 第一刷発行1990年5月14日 第二刷発行 南北朝時代の時代小説、私本太平記。(一)の続き。 裏の説明には、”鎌倉幕府が開かれてから130年、政治の歪みが至るところに噴出していた。正中ノ変はそ…

国内旅行 熊野 4日目 最終日

世界遺産熊野古道、熊野三山、満喫の旅も最終日。 1日目:熊野古道・大門坂、熊野那智大社と那智の滝。15,000歩。紀伊勝浦泊。マグロ丼。 2日目:熊野古道・発心門王子。熊野本宮大社と大斎原。21,000歩。川湯温泉泊。 3日目:熊野川川下り、熊野速玉大社と…

国内旅行 熊野 3日目

熊野への旅、川湯で迎えた3日目の朝。 昨日早く寝たので、6時に目覚める。カーテンを開けると、森の緑が明るく輝く。 今日も朝から露天風呂。昨日の晩は、満点の星空だった川辺の露天風呂も、明るい日差しの下。浴衣を着て入る混浴露天風呂。混浴とはいって…

国内旅行 熊野 2日目

昨日の続き。 2日目は、熊野本宮大社を目指す。。 昨日の夜ご飯早かったので、朝早くにお腹が空いて目が覚める。しかも、お布団が信じられない位、、、せんべいぶとんだったので、、、、早く朝風呂に入りたかった。 昨日の夜、2人の中居さんがお布団を敷きに…

国内旅行 熊野 1日目

かれこれ30年以上、大学生になって1人旅をするようになってから、ずーーっといつか行きたい、と思っていた熊野。サラリーマンを辞めたら、と思っていたら、コロナで旅はお預け、、、。2023年秋、とうとう夢の熊野へ! 今回は、ちゃんと予め計画した旅。東京…

『THINK AGAIN  発想を変える、思い込みを手放す』 by  アダム・グラント

THINK AGAIN発想を変える、 思い込みを手放すアダム・グラント 著楠木建 監訳三笠書房2022年4月30日 第1刷発行2022年10月31日 第3刷発行 アダム・グラントの本だけれど まだ読んでいなかったので、 図書館で借りて読んでみた。2022年の本だけれど、ちょっ…

『住職さんは聞き上手  釈徹宗のだから世間は面白い』 by 釈徹宗

住職さんは聞き上手釈徹宗のだから世間は面白い釈徹宗晶文社2023年2月5日 初版*本書は、みずほリサーチ&テクノロジーズ(旧みずほ総合研究所)が発行する『Fole』の連載をもとに加筆・修正したものです。 何かで見かけて、面白そうだと思って図書館で予約…

『続・窓ぎわのトットちゃん』 by 黒柳徹子

続・窓ぎわのトットちゃん黒柳徹子講談社2023年10月3日 第1刷発行2023年10月4日 第2刷発行 『窓ぎわのトットちゃん』から42年、、、だそうだ。皆様ご存じ、黒柳徹子さんの自伝トットちゃんの続編。最初の『窓ぎわのトットちゃん』を、夢中になって読んだ記…

私本太平記(一) 吉川英治

私本太平記(一)吉川英治吉川英治歴史時代文庫631990年2月11日 第一刷発行2003年5月26日 第23刷発行 2023年は、通訳案内士試験対策で日本史を色々勉強した。これまで、あまり興味がなかった室町幕府の始まり。悪党といわれた楠木正成がなぜ正義の味方なのか…

『将軍の世紀 下巻』by 山内昌之 (その2)

将軍の世紀 下巻家慶の黒船来航から慶喜の大政奉還まで わずか14年で徳川の世は瓦解(がかい)した山内昌之文藝春秋2023年4月30日 第一刷発行 megureca.hatenablog.com 昨日の続き。 目次第9章 家慶 第10章 家定 第11章 家茂 第12章 慶喜 下巻も、モ…

『将軍の世紀 下巻』by 山内昌之

将軍の世紀 下巻家慶の黒船来航から慶喜の大政奉還まで わずか14年で徳川の世は瓦解(がかい)した山内昌之文藝春秋2023年4月30日 第一刷発行 上巻の続き。 megureca.hatenablog.com megureca.hatenablog.com 下巻も上巻に負けない分厚さ。文字がびっしり詰…

『落日』 by  湊かなえ 

落日 湊かなえ 角川春樹事務所 2019年9月2日 第1刷発行 先日、YouTubeでWOWOWが第一話無料配信をしていたのだ。どうやら、『落日』という湊かなえ原作のWOWOWオリジナルドラマらしい。北川景子がでていて、目に入ったので、つい、ちょっと見てしまった。そし…

『将軍の世紀 上巻』 by 山内昌之  (その2)

将軍の世紀 上巻パクス・トクガワナを築いた家康の戦略から遊王・家斉の爛熟まで山内昌之文藝春秋2023年4月30日 第1刷発行 昨日の続き。 目次 序章 関ヶ原 第1章 家康・秀忠 第2章 家光第3章 家綱 第4章 綱吉第5章 家宣・家継第6章 吉宗第7章 家重・家治第8…

『将軍の世紀 上巻』 by 山内昌之

将軍の世紀 上巻パ久ス・トクガワナを築いた家康の戦略から遊王・家斉の爛熟まで山内昌之文藝春秋2023年4月30日 第1刷発行 銀座の教文館のちらし「おすすめ本9月」で、紹介されていた本。2023年6月24日には、日経新聞書評でも紹介されていたらしい。新聞書評…

禅の言葉:月穿潭底水無痕

禅の言葉:月穿潭底水無痕 つき たんていをうがってみずにあとなし 秋の坐禅会に行ってきた。18:30の開始に間に合うように、18時過ぎに全生庵に向かうと、既にすっかり日は落ちて、暗い中にお堂の明かりが目に入る。そうか、もう、10月だ。。。9月末まで暑…

企画展 楽しい隠遁生活 @泉屋博古館東京

先日、とある勉強会の仲間と、泉屋博古館東京の企画展に行ってきた。 企画展 楽しい隠遁生活 ―文人たちのマインドフルネス開催期間 2023.09.02土2023.10.15日開催場所 泉屋博古館東京(東京・六本木) タイトルがいい。楽しい隠遁生活!である。前回、泉屋博…

『解剖学教室へようこそ』 by 養老孟司

解剖学教室へようこそ養老孟司ちくま文庫2005年12月10日 第1刷発行2020年9月5日 第16刷発行*本書は、1993年6月25日、筑摩書房よりちくまプリマ―ブックスの1冊として刊行されました。 養老先生の『老い方 死に方』で、対談相手だった南直哉さんが解説を書い…

『掏摸スリ』  by 中村文則

掏摸スリ中村文則河出文庫2013年4月20日 初版発行2013年5月22日 7刷発行*本書は、2009年10月、小社より単行本として刊行されました。 先日、新たに通い始めた英語スクールのEnglish先生が本書を読んでいた。スコットランド人の彼は、日本に住んでまだ数年だ…

『太陽の塔』 by 森見登美彦

太陽の塔森見登美彦新潮社2003年12月20日 発行(この作品は、第15階日本ファンタジーノベル大賞(主催 読売新聞東京本社・清水建設)の大賞受賞作品「太陽の塔/ピレネーの城」を改題し加筆したものです。) 『熱帯』が面白かったので、森見さんの本を図書館…

『超越と実存 「無常」をめぐる仏教史』 by  南直哉

超越と実存「無常」をめぐる仏教史南直哉新潮社2018年1月25日 発行2018年11月30日 四刷 養老孟司さんの『老い方 死に方』の最初の対談相手。 megureca.hatenablog.com 自ら、お坊さんらしくないお坊さんという南さんの著書。気になったので、図書館で借りて…