2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「人に強くなる極意」 by 佐藤優

人に強くなる極意佐藤優2013年10月15日 第一刷青春出版社 図書館の棚でみつけた。別に、人に強くなろう、、とか思っているわけではないのだが、佐藤さんの本だから、借りてみた。 面白かった。 2013年の本だけれど、2021年の今でも、充分参考になる、良い内…

「シリコンバレー式 超ライフハック」  by デイヴ・アスプリー

「シリコンバレー式 超ライフハック」デイヴ・アスプリー栗原百代訳2020年7月1日第一刷発行ダイヤモンド社(原書: GAME CHANGERS What leaders, Innovators, and Mavericks Do to Win at Life 2018 ) 2020年に翻訳本として出版されているけれども、原書は201…

「山下清の世界 放浪美術館」

「山下清の世界 放浪美術館」へ行ってきた。 目的地として行ったわけではなく、自分の意思で行ったわけでもなく、蓼科に遊びに行った際に、現地の人が連れて行ってくださった。 所在地〒391-0001 長野県茅野市ちの2764-3Tel 0266-72-9908 茅野駅から車で10分…

「キリスト教で読みとく共産主義」 by 佐藤優

「キリスト教で読みとく共産主義」 佐藤優 2017年2月20日 初版第一刷 株式会社 光文社 図書館で、宗教の棚にあったのか?政治の棚にあったのか??忘れてしまったけれど、ふと目に留まったタイトル。 佐藤さんの本。 新書にしてはちょっと分厚いけど、借りて…

「はてなブロガーに10の質問」 Megurecaの由来など、、、

はてなブログ10周年特別お題「はてなブロガーに10の質問」 ブログ名もしくはハンドルネームの由来は? MegのEureca メグのエウレカ! メグ: 私のこと。 エウレカ: アルキメデスがアルキメデスの原理に気づいた際、思わず叫んだとされる言葉。 Megの何かに…

「騎士団長殺し」 by 村上春樹

「騎士団長殺し」 村上春樹 2017年2月25日 新潮社 書き下ろし 村上春樹。 久しぶりに読んだ。 久しぶりの春樹ワールドだった。 1980年代、村上春樹が大好きで、単行本と文庫本と両方買うくらい、何度も読んだ。 話に出てくる、オイルサーディンやウィスキー…

蓼科の空 いつもと違う時間

コロナの緊急事態宣言があけて、ようやく、首都圏脱出! 最初の旅は、信州、蓼科へ。 大勢との時間を過ごして、一人の時間の大切さを知る。。。。 そんな、2泊3日の旅だった。 西から、東から、総勢10名。 コロナで、なかなか会えなかったメンバーと、久しぶ…

10年で変わったこと

はてなブログ10周年特別お題「10年で変わったこと・変わらなかったこと」 2021年10月。 10年前が、2011年10月。 震災後から変わったことは何か。 社会は、大きく変わっただろう。 震災で、多くの人が生きることの意味を考えるとか、省エネを考えるとか、、、…

秘密にしてとは、言っていないけど

時々、不思議に思う事がある。 夫婦というのは、何でもかんでも共有するのだろうか? 物のことを言っているのではない。 情報、人の話、、のことだ。 たとえば、外で友人との会話ででてきたことを、自宅に帰って旦那に話すということには、一般的な夫婦は、…

「聡乃学習(サトスナワチワザヲナラウ)」  by  小林聡美

「聡乃学習(サトスナワチワザヲナラウ)」 小林聡美 2019年11月25日 第一刷発行 幻冬舎 ちょっと、のんびりした気分になりたくて、図書館で随筆・エッセイのコーナーを物色。明るい色合いの背表紙に惹かれ、小林聡美の一冊を手にしてみた。 小林聡美さん、1…

禅の言葉 「無字の体と用」

今日、教えていただいた禅の言葉。 「無字の体と用」 臨済宗の公案 「無門関(むもんかん)」第一則 禅の公案の基本「無門関」の最初の公案。 趙州(じょうしゅう)という和尚の公案。趙州和尚とは中国禅界での大物。南泉禅師の弟子で120歳まで生きたとい…

「体験」が意味を持つとき Connecting the dots

「宇宙からの帰還」を読んでいて、ハッとする文章があった。 megureca.hatenablog.com "別に宇宙体験に限ったことではないが、体験はすべて時間とともに成熟していくものである。とりわけそれが重要で劇的な体験であればあるほど、それを体験しているまさに…

「宇宙からの帰還」 by 立花隆

「宇宙からの帰還」立花隆昭和58年1月20日初版 (1983年)中央公論社 今年、2021年4月30日、立花さんが亡くなってしまった直後、立花さんの本で、読んだことのないものを読みたくなって図書館で予約した。ほぼ半年かかって順番が回ってきた。1983年、四半世紀…

民主主義とは、参加すること  

「民主主義とは、参加すること」 これは、六本木アートカレッジの講演で、ヤマザキマリさんが語っていた言葉。 うん、そうだと思う。 先日、自宅のポストに「これはチラシではありません」というチラシ??が入っていた。日本維新の会の冊子だった。 普段だ…

「佐藤優さん神は本当に存在するのですか?」 by 竹内久美子  佐藤優

「佐藤優さん神は本当に存在するのですか?」宗教と科学のガチンコ対談竹内久美子 佐藤優2016年3月15日文藝春秋 佐藤優さんと動物行動学者の竹内久美子さんとの対談。 図書館で見かけて借りてみた。 正直言うと、私は、竹内さんの著書というのはあまり得意で…

「ジニのパズル」 by チェシル(崔実)

「ジニのパズル」チェシル(崔実)2016年7月5日 第1刷発行講談社 「〈危機〉の正体」 (佐藤優 富岡幸一郎) の中で、在日の人たちの現実としての危機が小説という形でしめされているもの、として、紹介されていた。 megureca.hatenablog.com 日本で現実に起…

「隠された十字架  法隆寺論」 by  梅原猛

隠された十字架法隆寺論梅原猛 昭和56年4月25日 発行平成16年6月15日 45刷新潮文庫 先日、「日本人は思想したか」で、吉本隆明さん、梅原猛さん、中沢新一さんの鼎談を読んだ。その中で梅原さんが、ご自身の著書について言及されていて、それが「隠された十…

禅の一言 「遠山無限碧層々」(えんざんむげんへきそうそう)

今日教えていただいた、禅の一言 遠山無限碧層々(えんざんむげんへきそうそう) 碧巌録第20則 禅語、公案の一つ。 お茶室などにも良く飾られるらしい。 書で書いたら、けっこう、素敵かもしれない。 漢文:堪對暮雲歸未合、遠山無限碧層々。 読み:対するに…

「〈危機〉の正体」 by 佐藤優 富岡幸一郎

「〈危機〉の正体」 佐藤優 富岡幸一郎 2019年10月28日 第一刷発行 講談社 図書館の棚で見つけた本。手に取ってみた。表紙には、「暴発するテロ、迫るファシズム、広がるインターネットの闇、底なしの格差と貧困。見えない危機の時代を生き抜く最強の読解力…

 「渋沢栄一  天命を楽しんで事を成す」  by 鹿島茂 監修

「 渋沢栄一」 天命を楽しんで事を成す鹿島茂 監修2021年1月15日別冊太陽 日本のこころ 285 大河ドラマは見ていないのだが、大河ドラマのおかげで、今年は渋沢栄一さんに関する本がたくさん出版されている。最近、明治維新のころの本を数冊よんだこともあり…

「LISTEN」 by ケイト・マーフィ

「LISTEN」 ~ 知性豊かで創造性がある人になれる ~ケイト・マーフィ 著篠田真貴子 監訳松丸ひとみ 訳日経BP2021年8月9日 第一刷発行 8月の発売当初から気になっていたけれど、まぁ、よくある「聴く」の本だよな、と思って読んでいなかったのだが、ここ数週…

「Humankind 希望の歴史 下」  by ルトガー・ブレグマン

「Humankind 希望の歴史 下」 A Hopeful History人類が善き未来をつくるための18章ルトガー・ブレグマン 著野中香方子 訳 2021年7月30日 第一刷発行 (原書 2020)文藝春秋 上巻の続き。 megureca.hatenablog.com 上巻では、これまで報告されてきた様々な「性…

英日通訳 わからない「音」に、フリーズする。

英語で通訳中に、わからない単語に出くわすと、そこで思考が停止するのは、どういう仕組みなのだろうか?? 日本語で、新聞や本を読んでいても、わからない言葉が出てくることはある。 でも、いちいち辞書を引くことはあまりしない。 文脈から、なんとなく意…

「日本人は思想したか」 by 吉本隆明・ 梅原猛・ 中沢新一

「日本人は思想したか」 吉本隆明梅原猛中沢新一 平成11年1月1日発行 新潮文庫 日本を代表する思想家たち3人の鼎談。一番若い中沢さんが全体の進行役を務めるような形で鼎談が続いていく。あとがき含めて343ページの文庫本。なかなか、充実。 吉本隆明さん、…

お願い事 どうする?

何か一つお願い事を、と言われたら、何にするか? 初詣だと、あれこれたくさんお願いしちゃうかもしれないけど、 今、この時期、何か一つ言われたら? 疫病退散?! いや、何か違う、、、 もっと、個人的事でいいとして。 坐禅会でお世話になっているところ…

「Humankind 希望の歴史 上」 by ルトガー・ブレグマン 

「Humankind 希望の歴史 上」 A Hopeful History人類が善き未来をつくるための18章ルトガー・ブレグマン 著野中香方子 訳 2021年7月30日 第一刷発行 (原書 2020)文藝春秋 上下巻のうちの上を読み終わった。いい!いいよ!好きだ! すぐに、下巻が読みたい。…

禅の言葉  掬水月在手 水を掬すれば月手に在り

水を掬すれば月手に在り (みずをきくすればつきはてにあり) 意味: 両手で水を掬いあげると、月が掌の中にくっきりと宿る。自と他、主観と客観、物と心、が一体となる境地。 禅において、月は悟り、仏心のたとえであるから、自己と仏心が一枚となった三昧…

「近代神学の誕生」 シュライアマハー『宗教について』を読む   by 深井智朗 佐藤優

「近代神学の誕生」シュライアマハー『宗教について』を読む深井智朗 佐藤優2019年1月25日春秋社 佐藤さんの神学関係の本、読んでみた。シュライアマハーは、神学者であるということ、『宗教について』を書いた人、という事以外はほとんど知らない。なので、…

「世界史に学ぶコロナ時代を生きる知恵」by 出口治明 鹿島茂

「世界史に学ぶコロナ時代を生きる知恵」出口治明 鹿島茂2020年10月13日 第1刷発行 文藝春秋 文春ブックレット、99ページという、ちょっと薄めの一冊。 週刊文春に掲載されていたものを増補しつつ、単行本にした一冊。 コロナ関係はいくつも読んできているけ…

歴史の正解とは?

歴史は、勝者が作る。。。 はたして、本当の歴史は? 歴史には、解釈がある。 だから、ただ、教科書を読むだけではなく、色々な解釈を学ぶ必要があるんだな、と思う今日この頃。 学生時代、歴史にはあまり興味がなかった。 通っていた県立高校は、進学校だけ…