ウズベキスタンへの旅 10日目 アラル海2日目

 

土日をフルに活用したウズベキスタン国内旅行で、昨日からアラル海へ。

満天の星空は、とても写真にはおさめられなかったのどけれど、友人Mが上手に撮った写真を共有してくれたので、Mの写真から。


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ここでも明らかに他の星より光輝く北斗七星。

そして、満天の星。


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待望のユルタ泊を経験した翌日の朝は、アラル海からのぼる日の出。

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これを絶景と言わずしてなんという。ジープで何時間も揺られ、地の果てのような土地を走り抜け(運転はジェーニャおじさんだけど)、やって来た甲斐があった。ほんとに、ネットからも断絶されたアラル海の地は、近代社会に生きる人間の無力さ、しかし、たくましく生きていく人の生命力を感じさせてくれた。

 

今ここ、ここに、観光として私たちを楽しませようともてなしてくれるユルタの人々。カラカルパクスタン自治共和国の誇りを持った人々。出会えて良かった。

 

ユルタでの朝御飯を済ませて、いざ、荒野をヌクスへ戻る。

ユルタとも、ユルタで戯れた猫ちゃんともバイバイ。
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帰りは、ウスチュルト台地の行きよりも西側を走って、遺跡を見ながらヌクスへもどる。

ジェーニャさんは、道なき道をひたすら走る。私とMは、移動途中はほとんど爆睡。。。

車に乗って移動しているだけなのに万歩計がカウントされるデコボコ道。このくらいのデコボコ道、経験がないわけではないけど、これほど長く揺られ続けたのは、人生初、かな。

腰痛持ちの人には、地獄?!と思われる、、、。


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珍しい淡水の湖という、Sudochie湖をウスチュルト台地の上から眺める。

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どこまでも広大。

 

10世紀ころから続く墓地も観光名所の1つ。


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そして、墓地の近くの6BC頃のガウールカラへ。ほとんど風化しているけれど、その大きさは十分に体感できる。


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ここは、ゾロアスター教の鳥葬の場でもあったらしい。

 

ヌクスへは、18:00前に戻ってきた。ちゃんと舗装された道路というのは、なんと快適なことか。。。途中の舗装道路は、穴ボコだらけで、舗装道路を走るよりも脇道を走った方が快適なくらい、、、デコボコ、穴だらけだった。

 

ヌクスからタシケントへ戻る飛行機は、夜の22:30発。ジェーニャさんに空港近くのレストランでおろしてもらい、夜ご飯を食べて飛行機までゆっくりすることに。

 

ジェーニャさん、ありがとう!

ドライバーという事で、ガイドなしツアーだったのだけれど、Mがロシア語堪能なので、色々と説明もしてくれて、お水を用意してくれたり、トイレ休憩してくれたり。命を預けた?!2日間、お世話になりました!

Mが最後に、写真を撮らせて、と言って、パチリ。


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レストランでは、なにはともあれ、ビールを注文。ユルタでは飲まなかったビールは、身体に染み渡る。


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いやー、楽しかった。

アラル海。ユルタには、私たちのほかに三組の観光客がいた。みんな、それぞれ、色々な国からきていたみたい。たどり着くには、なかなかハードな場所だけど、大自然と人間のエゴによる自然破壊とが隣り合わせのこの土地。地球を大事にすること、思わずにはいられない。

 

飛行機は、無事にタシケントへ到着し、真夜中すぎにホテルにたどり着いた。

Mに感謝!

 

たどり着いたホテルで、ホテルの入り口を入った瞬間、まさかの、、、停電事件発生。

 

続きは、また明日。。。