札幌3日目は、本命のお墓参りへ。
朝から、天気は薄曇りだけれど、雨は降らなさそう。
昨日購入した、猫ちゃんの形のトーストで朝ごはん。ゆで卵と生ハム、キュウリにトマト、チーズにヨーグルト、ほんと、栄養満点の朝ごはん。同行している母は、この3日間ですっかりぽっちゃりになっている、、、気がする。
札幌地下鉄東西線の沿線にある叔母の家から、叔母と母と私の三人でお墓へ。叔父はお留守番。お墓参りの後に札幌駅周辺で、もう一人の叔母も合流予定。
午後には雨が降るかも、、、という天気予報だったので、10：00頃には出発。涼しい。半袖だとちょっと肌寒いくらい。
子供のころはすごく遠くへ行っていたと思っていたお墓は、なんと、市内で地下鉄の駅から歩いていける場所だった。札幌市の市営の霊園ということ。子供のころ、夏休みには、いとこ達も一緒に、親族大勢でお弁当をもってピクニックのようにいっていたお墓。私にとっては、40年ぶり？いやいや、もっとかもしれない。小学生の夏休みに来て以来、、、の気がする。霊園に近づくと、なんとなく雰囲気を思い出す。ちょっと小高い丘の上。もちろん、当時は、祖母と一緒に来ていたお墓詣り。今回は、その祖母がお墓の中。。。時は流れる・・・。
お墓は、綺麗に整備されていて、祖母のお墓の周りは、別の親戚のお墓が並んでいる。母と叔母は、「〇〇ちゃん、ここに入っているんだぁ」と、亡くなった親戚の名前を墓石に見つけて懐かしんでいた。祖母のお墓は、もともと、祖母が買ったお墓らしく、墓石の後ろ側には、昭和47年、○○チヨ」と祖母の名前が入っていた。子供のときには気が付かなかったなぁ。お墓に入っている人の名前ではなく、お墓を立てた人の名前、ってことらしい。
お掃除用の水はすぐそばで組んでくることができる。バケツもひしゃくも並んでいる。お花を供えて、ロウソク2本、お線香をたてて、祖母と叔父、そして皆さん、ご無沙汰しております、、、とご挨拶してきた。祖母がそこにいる感じは全然しなかった。いまでも、そこら辺をさまよっているのか？お墓の中におさまるようなガラじゃない？！ご近所に遊びに行っているのかもしれない。。。叔母も同じようなことを言ってた。霊感の強い叔母もいうのだから、きっと、ばぁちゃんはどっかに出かけている、、、、。叔母曰く、「母さんは、じっとしていないんだよね。出てきては、音をたてるんだよ」と。べつに、うらめしやぁ、、、と彷徨っているのではなく、楽しく徘徊しているのかもしれない。なんにせよ、お墓参りに行けてよかった。
緑豊かな霊園は、広々として綺麗だった。
お墓参りの後は、地下鉄で札幌駅へ。大丸の地下でお菓子売り場を物色。六花亭のチョコレートも小さくなったものだ、、、。「一つ鍋」「大平原」「マルセイバターサンド」どれも、昔に比べると、ちっちゃく、、、、なった。物価高騰、やむなし・・。
叔母が、お土産に買ってくれるというので、甘えてバラのチョコとかクッキーをかってもらっちゃった。わーい。
そして、東急デパートのレストラン売り場で、もう一人の叔母Tと合流。遅めのランチを4人で楽しんだ。がっつり、とんかつ屋さん。みんなよく食べる・・・。叔母Tも札幌市内在住で、私とは4年ぶり。母とも3年ぶり。姉妹3人の話は尽きることなく、ランチのあとは喫茶店へ、そしてとうとう、「今晩はうちにとまれば」ということになり、、、、結局、叔母Tも私と母と一緒に、叔母Sの自宅にとまることに・・・。80歳過ぎが2人に、79歳が一人の三姉妹。話は尽きないようで、延々とはなしている3人だった・・・・。それにしても、3人の後姿は、ソックリ。。。姉妹って怖いくらい、、、年を取るほど似てくるものなのか・・。
帰宅してから叔父と5人で晩御飯。やっぱり、サッポロクラシックが美味しい。日本酒と、ビール、おつまみ盛りだくさんで、延々と23時過ぎまで続いた。。。
まぁ、元気でなにより。
ちなみに、札幌市営地下鉄は、高齢者無料パスはなく、1万円チャージで5万円分乗れる、あるいは、1000円チャージで1万円分のれる、という割引パスなのだそうだ。これだけ、高齢者が増えると、市の福祉サービスもたいへんだ、、、。
札幌の地下街は、私の記憶よりは、ずいぶん広く綺麗になっていた。札幌地下鉄圏内に住んでいたら、あまり、雪の心配もいらないなぁ、、って思った。やっぱり、地方都市は住みやすい。お墓参りも済ませて、今回の目的の一つは達成。来てよかった。
