4年ぶりの札幌。
叔母の家で迎えた札幌二日目の朝。
東側の部屋の窓を開けたまま寝たら、明け方に掛け蒲団をかぶりたくなるくらい、涼しい朝だった。
2日目は、終日特に予定もなく、朝からゴロゴロ。トーストにゆで卵、生ハム、トマトとキュウリのサラダにヨーグルト、リンゴを丸ごと絞ったフレッシュリンゴジュースで朝ごはん。何もしていないけれど、朝からしっかり朝ごはん。80歳を過ぎでも元気な叔父叔母夫婦は、食に支えられている！
今日は、出かける予定はないので、手先の器用な革細工が得意な叔母にキーホルダーを作ってもらおうと思ったら、「好きな皮を使っていいから、自分でつくってみな。」と言われて、朝から、皮細工を叔母におしえてもらいつつ、キーホルダー作製。今、使用している鍵を包み込むタイプのキーホルダーは、かつてサラリーマンだったころにはたくさんのカギを持ち歩いていたのだけれど、今は、自宅と実家の二本しか持ち歩いていなので、かさばってしまい、もっとコンパクトなキーホルダーが欲しかったのだ。とはいえ、鍵に根付けのようなキーホルダーをつけるだけだと、鍵がカバンの中でむき出しになるのが嫌で、鍵は包まれているものの、かさばらないもの、、、というキーホルダーを探していた。そして、叔母がまさにそのようなキーホルダーを使っていたので、真似っこして作ってみた。
叔母から材料は好きに使っていいと言われ、ちょどよい切れ端だったブルーの皮を選択。ブルーの皮で包み込んで、茶色の皮と合わせることに。ほぼフリーハンドで皮を切り、縫い合わせるところには、穴をあける。針で縫う前に、大きな目貫のようなモノで、穴をあけるのだ。
そして、あとからロウのついた糸で縫い合わせる。生まれて初めて、皮を縫い合わせるというさ作業をしてみた。大変だけど、あら、楽しい！！意外と、楽しいのだ。もともと、ソーイングも好きなので、皮を縫うのも楽しい。しかも、縫い進めるとどんどん形が決まっていくのも楽しい。
まさか、ここで自分で作る羽目になるとは思わなかったけれど、自分で作ったからこそうれしいキーホルダーができた！！
お昼を挟んで、切ったり、ぬったり、乾かしたり、、、3時間くらいかかったろうか、、、。作ってみると、もっと小型でもよかったかもとか、色々と欲もでてくるのだけれど、とりあえず、一つ完成！！
これは、なかなか楽しい！！
ランチは、叔母が筋子でおむすびをつくってくれたので、ピクニックのように楽しく皮細工。うん、私、結構器用かも、と、満足。
早速、鍵を新たなキーケースに付け替えて、カバンにしまった。
朝からずっと細かい作業をしていたので、三時のおやつの後にはちょっと、近所を散歩。家の近くに有名なパン屋さんができたというので、行ってみた。
ベーカリーとチョコレートショップが併設されてるおしゃれなお店だった。ネコをモチーフにしたチョコやクッキーが売られていて可愛い！と思ったら、なんと、食パンまでネコの形！味見に購入してみてた。
いわゆるデニッシュ系の食パンかな？
遊歩道を散歩して、お家に戻った。さすがに、札幌も今年は暑かったらしく、紅葉もまだちょびっと始まっただけって感じ。
近くで、ランドセルを背負った女の子が三人、「グリコ」をしていた。うわぁ、懐かしい・・・。今でも、「グリコ」で学校から帰る文化があるのか、とちょっとうれしくなった。しかも、きっと三人のうちの二人は姉妹？明らかに、大小、、、。ちびっこも、一生懸命「チヨコレイト」と歩いていた。姉とそうして帰宅した記憶はないけれど、小学生のころは毎日のように「グリコ」をしながら帰ったなぁ、、、。
叔母の家に戻って、夕方はベランダの椅子で静かに読書。。。風が心地いい。平和だ。
そして、夜は再び、ビールと日本酒で、のんびり。
サッポロクラッシックは、一応、北海道産原料を一部使用なんだね。やっぱり美味しい。
早めに夕食をしつつ、なぜか4人でしりとりをして、夜はふけていった。。。高齢者のボケ防止になったか？！
ちなみに、午後の散歩は、母と二人で出掛けたのだが、マンションの入り口にたどり着いてから、母に前を歩かせたら、まんまと違う建物に向かっていった、、、。もう、何度来たかわからない位きている叔母の家だけど、超方向音痴の母には、難しい課題だったらしい。得意気に前を行く母の背中に、「どこ行くのーー！」と、の声をかけたら、草むしりをしていた管理人のおじさんが、「あー、行っちゃったねー」って、笑っていた。立派な。プチ徘徊老人か？！
一応、間違いに気がついたのか、すまして戻ってきた母。。。
それにしても、母もよく食べる。４人分の晩御飯に、五合のお米を炊く叔母もすごいけど、、、。
こんばんは、紅鮭を使った酢飯ご飯を作ってくれた叔母。美味しかった。お昼は筋子、夜は鮭。鮭三昧の１日でした。
さて、翌日は、お墓参りに出かける。晴れるといいな、、、、。
