旅行と言っていいのか。。。お墓参りのために札幌にやってきた。
千歳へ飛ぶのは、2019年10月以来。
2019年年末に102歳で他界した祖母、そして、2023年2月に亡くなった叔父。コロナもあってお葬式にもいけず、お墓まいりもままならなかった。
そして、とうとう、今秋、お墓参りにいくことにした。80歳を過ぎた母をつれての札幌行き。まぁ、母は、まだ元気に歩けるので、普通に飛行機で千歳まで。
2019年10月に、母と一緒に祖母に会いに来たときは、「あれ?ばぁちゃん、ちょっとぼけたか?」と思ったけれど、よく食べるし、よく喋るし、普通に歩くし、元気だった祖母。そして、102歳の祖母の長男である叔父はすでにちょっとボケていたけれど、私たちがくるからということで、近所のデイサービスに行かずに、祖母と一緒に部屋で待っていてくれた。「まだまだ、2020年もばぁちゃんは元気にお正月を迎えられるね」、と言っていたのだけれど、12月に急遽入院となった祖母。そして、入院中もしっかりしていたのだけれど、「誤嚥性肺炎の恐れがあるから」といって、水すらも口から取らせてもらえなかった1か月。「いつうちに帰れるの?」といいながら、結局病院のベッドで亡くなった祖母。最後に好きなもの食べさせてあげたかったなって思う。叔母が、口元をジュースで湿らせて会えると、美味しい、美味しい、といってなめていたそうだ。
とまぁ、老衰の大往生だった祖母。そして、その後一人暮らしとなった叔父は、施設に行き、腸閉塞をおこして、入院。手術はうまくいったものの、その後、亡くなった。まぁ、人はいつか死ぬのだし、、、。晩年ボケてはいたけれど、母親を独り占めしていた叔父だって、幸せ者だと思う。
叔父が亡くなったのも冬場だったので、滑って転んでは危ないということで、結局、お墓参りにいくのは今ころになってしまった。
久しぶりの千歳。そして、札幌にくると、祖母が98歳で施設に入って以来は叔母の家に泊めてもらう。市内の地下鉄の駅から近い叔母の家も、2019年以来。
羽田空港で母と待ち合わせして、空港でランチを食べてから保安検査場へ。あまり混雑もなく、だいぶ早くにチェックイン。まだ、一時間近く時間があるのでラウンジで時間つぶし。本を読んで、コーヒーを飲んで飛行機の時間を待った。母は、ラウンジをうろうろ。トマトジュースで満足した様子。早めにゲートまで行こうと思っだけれど、一応、飛行機の離陸予定を確認しようと、ラウンジ内でスケジュールの出ているデジタルモニターを指差して、母に「そろそろ行こう。一応、飛行機予定どおりか、みてきて」というと、モニターへ向かった母。しかし、モニター前にたどり着く前に、窓際ではたと立ち止まった母。あ、飛行機が見えて珍しいんだ、と母の姿をみていたら、くるりとふりかえって、スタコラこちらに戻ってくる母。え?!
「飛行機。いた。」
「え?」
まさか、見てきてと言われて、窓越しに飛行機を見て戻ってきた母。
あまりのことに、
「飛行機見てきてって、ホントに飛行機見てどーすんの!」
爆笑。
笑われて母も間違いに気づいたらしく、爆笑、、、。
改めて私が確認しに行くと、飛行機の搭乗時刻は、10分遅れとなっていた。。。
結局、予定時刻より30分遅れくらいで離陸した飛行機。13:30出発予定だったJAL517便は、早割だとクラスJの座席料金が普通席の値段と変わらなかったので、行きはクラスJで。飛行中は、ほぼ快晴。窓側に座った母は、窓から見える様子が、地図と同じことに感動していた。しかし、土地勘ゼロの母は、どこを飛んでいるのかは、おそらくわかっていなかったと思う。。。
飛行機は、予定の15分遅れで着陸。飛行中、ちょっと遅れを取り戻したみたい。やっぱり、千歳は近い。そして、涼しい!!そして、叔母の家までは、JRで新さっぽろ駅に出てから地下鉄に乗り換え。最寄りの駅まで、叔母が迎えにきてくれた。札幌市内も、涼しい!!
叔母や叔父にあうのも、4年ぶり。二人とも元気そうで何より。
いつものように、大量のお料理で待っていてくれた二人。最近は、お酒を飲んでいないという叔父も、夜は私に付き合ってビールと日本酒を用意してくれて、17:30から始まった晩御飯は、気づけば22:30。しゃべりっぱなし、食べっぱなし、飲みっぱなし。
いやー、よく食べて、しゃべった。ほんと、みんな元気だわ。
マンションのベランダからは、札幌ドームや藻岩山が挑める。
快晴の日の美しい夕焼けは、気が付けば星空に変わり、月が煌々と輝いていた。
やっぱり、眺めのいいマンションはいいなぁ。。。
このマンション、少し狭めの部屋だと、3000万円以下で空き室があるらしい。。。ちょっと、惹かれるなぁ。。。
窓を開けていると風が寒い位。
心地よい空気のなか、眠りについた。。。
明日は1日、ゆっくり休養予定。