人生は気分が10割
最高の1日が一生続く 106の習慣
キム・ダスル 著
岡崎暢子 訳
ダイヤモンド社
2024年3月5日 第1刷発行
2024年9月4日 第10刷発行
MANAGE YOUR EMOTION, MANAGE YOUR LIFE(2022)
新聞の広告で見かけて、 まあよくある自己啓発本 なのだろうとは思ったけれど、 ちょっと興味を持ったので 図書館で借りてみた。韓国では、発売3か月で10万部を突破したベストセラーらしい。
著者のキムさんは、作家、作詞家、 コピーライター。 韓国で2022年 全体1位のベストセラーを記録した エッセイが本書。
韓国では、気分が上がらないで困っている人がそれだけ多いということか・・・。
表紙の裏には、
” 世界は変えられないけど、気分は変えられる。”とある。
もう、これを読んだだけで、どんな本なのかは想像がつく。
プロローグの直後に訳者解説がついている。解説によれば、
” この本のメッセージを一言で言えば「『気分』を管理すれば人生はもっとうまくいく」。と。
本書の一つ一つのメッセージは、著者が Instagram で投稿した言葉をベースにして それぞれが完全に独立した内容となっている、とのこと。
目次
プロローグ 結局「気分」が僕らを動かしている
訳者解説
第1部 「気分」の下地を作る習慣 1-20
第2部 上機嫌な人ばかりが周りに集まる習慣 21-50
第3部 落ち込んだ心を立て直す メンテナンス習慣 51-82
第4部 人生が全てうまくいく「気分」のコントロール 習慣 83-106
エピローグ 僕は一本の草だ
感想。
さすがダイヤモンド社、自己啓発本なら何でも出すのか・・・。
たしかに、そうだね、って共感できることもあるけれど、、、よっぽど気分が乗らない人が読んだら、いいかもしれない。。。
でも、なかには、おいおい??それはどうかなぁ、、、と思うものもある。なんでも”「即レス」を習慣にする”とか。たしかに、即答ではなくて、即レスなので、「考えてみます」とか、そういう返事をすぐに返した方がいいこともあるのだろうけれど、時間をかけて返事をした方がいいこともある。
だいたい、気分だけで人生が楽になるなら、苦労しない・・・よね。
目次は、端折ってかいたけれど、番号それぞれにちゃんとタイトルがついている。
1 うまくいかないときほど「がまん」する
2 アクシデントは「成長の糧」と考える
3 ストレスフリーで学び上手になる
4 あえて「ばか正直」に生きる
5 毎食後に歯磨きをする
・・・・・・・・
殆どこんな感じ。。驚くべき指南はほとんどない。けど、こういう言葉を必要とするときもあるっていうことなんだろう。10代とか、20代とかのための本かな。
当たり前すぎて普段はわすれているけど、あえて言葉にすることで、意識のなかにのぼらせることが何かを前進させるのに役に立つこともある。
読みながら、一つも付箋をつけなかった本も、久しぶりだ。
”9 元恋人の「SNS」パトロールをやめる” なんていうのは、失恋したばかりの10代、20代なら、ぐっとくるのかもしれない。
読み方としては、目次にすべての見出しがはいっているので、そこで気になったところだけ読めば、10分で読める本だと思う。
いまいちど、目次だけ目を通して、あえてピックアップするなら、、
16 「何もしない、考えない時間」をつくる
毎日忙しくしていると、「考える」時間もないほど時間が埋まっていく。そういうとき、何もしない、何も考えない時間というのは、 老若男女だれにでも大事だと思う。5分の坐禅や瞑想でも、どれほど気分を解きほぐしてくれるか。
36 自己流を押しつける「勘違い野郎」にご用心
そうそう、アドバイスの多くは、「勘違い野郎」の思い込み。あえて、反論しないで、聞き流すが一番。
54 論破するより、だまされてあげる
勘違い野郎対策には、反論しないが一番ということ。誰かを論破しても、敵をつくるだけだし。
90 「やる」も「やらない」も一秒できめる
一秒とはいわないけれど、ぐずぐずと悩んでいるなら、やってみればいい。命をなくすことさえなければ、何度でもやり直せばいいのだから。
48 真の大人は小学生にも敬語を使う
これは、結構、大事。「あの人、大人だよね」と言われる人たちの共通点が述べられている。
① 礼儀正しい
② 自ら解決する
③ 他人の悪口をいわない
④ 率先して動くことができる。
⑤ 執着しない
⑥ 気持ちが安定している
こういうことですら、文字にしておかないといけないのか、、という気もするけれど、たしかに、大事なことだ。
現代の、デジタルネイティブの若者向けかな。
これで、1500円(税抜き)かぁ。まぁ、変な高額セミナーに払うよりはいいかもね。
やっぱり、本ほど手ごろなリフレッシュはない。
