2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧
家をせおって歩く かんぜん版村上慧(むらかみさとし) 作福音館書店2016年3月1日 発行2019年3月10日 増補版第1刷 『世界をひらく60冊の絵本』(中川素子、平凡社新書)、第一章 自分らしくいきる、からの紹介。 装丁は、白黒のイラストで、なかなかポップな…
『これは本』レイン・スミス 作青山南 訳BL 出版株式会社2011年4月20日 第1刷発行 It's a Book. (LANE SMITH) 『世界をひらく60冊の絵本』(中川素子、平凡社新書)、「第十二章 人間が作り出した世界」からの紹介。『キリンのなやみごと』の絵と同じ人。『…
仕事の辞め方 HOW TO QUIT A JOB鈴木おさむ幻冬舎2024年1月25日 第1刷発行2024年2月15日 第3刷発行 新聞の広告で見て気になったので、図書館で予約してみた。 数ヶ月、順番待ち した気がする。順番が回ってきたので、借りて読んでみた。 気になったのは、な…
哀れなるものたち アラスター・グレイ 高橋和久 訳早川書房2008年1月20日 初版印刷2008年1月25日 初版発行Poor Things(1992) 『ラナーク』の著者、アラスター・グレイ の作品であり、映画『哀れなるものたち』の原作。 megureca.hatenablog.com 映画は、ア…
レナレナハリエット・ヴァン・レーク 作野坂悦子 訳Libro1989年7月20日 第1刷発行 『世界をひらく60冊の絵本』(中川素子、平凡社新書)、第一章 自分らしくいきる、からの紹介。 megureca.hatenablog.com なんとも、シュールなイラスト。 表紙を開くと、”こ…
『散歩哲学 よく歩き、よく考える』島田雅彦ハヤカワ新書2024年2月20日 初版印刷2024年2月25日 初版発行 2024年3月23日の日経新聞の書評で紹介されていた本。 記事では、”散歩を愛する作家がその魅力や体験記をつづった。「散歩ほどクリエイティブな営みはな…
『東海道中膝栗毛』21世紀版 少年少女古典文学館20松村友視監修 司馬遼太郎、田辺聖子、井上ひさし絵 南辛抱講談社2010年2月17日 第1刷発行2018年6月1日 第6刷発行 図書館の棚で、 ふと目に入ったので 借りてみた。 原作は十返舎一九の『東海道中膝栗毛』。…
パパラギ はじめて文明を見た 南海の酋長 ツイアビの演説集エーリッヒシ・ショイルマン岡崎照男 訳SB文庫 2009年2月28日 初版発行 2012年9月15日 第4刷発行*本書は、立風書房より1981年4月に単行本として刊行された作品を編集、文庫化したものです。 村上春…
『アンリ・ルソー ひとりで 学んで、画家への夢を 追いかけた』ミシェル・マーケル さくアマンダ・ホール え志多田 静 やく六耀社2015年12月28日 初版第一刷発行The Fantastic Jungles of Henri Rousseau (2012) 『キリンなやみごと』同様に、『世界をひら…
マンガ日本の歴史 8密教にすがる神祇と怨霊の祟り石ノ森章太郎中央公論社1990年6月5日初版印刷1990年6月20日初版発行 『マンガ日本の歴史 7 大仏開眼から平安遷都へ』の続き。最澄と空海が唐に渡ったところから。 megureca.hatenablog.com 目次序章 密教伝…
キリンのなやみごとジョリ・ジョン さくレイン・スミス え岡野 佳 やく化学同人2021年9月25日 初版第一刷発行GIRAFEE PROBLEMS (2018) 『世界をひらく 60冊の絵本』(中川素子、平凡社新書)で紹介されていた本。『世界をひらく 60冊の絵本』自体は、まだ、…
『老化のプログラムを書き換える年齢の固定概念を打ち破り より長く健康で生きる』ベッカ・レヴィ 著筒井祥博 監修大星有美 翻訳講談社2024年1月23日 第1刷発行Breaking the Age Code (2022) 2024年5月4日の日経新聞の書評で紹介されていた本。記事では、”…
考えるヒント小林秀雄文春文庫2004年8月10日 新装版第1刷2020年2月20日 第23刷*本書は1974年刊の文春文庫「考えるヒント」の新装版です。 言わずと知れた名著、小林秀雄の『考えるヒント』。今、小林秀雄の『本居宣長』を読んでいるのだけれど、一向に頭に入…
子どもの詩集 たいようのおなら灰谷健次郎 編長新太 絵 のら書店1995年6月20日 初版発行 2024年5月14日の日経新聞朝刊、春秋の記事で引用されていた。 ”灰谷健次郎さんらが編んだ児童詩集「たいようのおなら」は瑞々(みずみず)しい感性が光る名作だ。表題…
マンガ日本の歴史 7大仏開眼から平安遷都へ石ノ森章太郎中央公論社1990年5月5日初版印刷1990年5月20日初版発行 『マンガ日本の歴史 6 律令国家の建設とあらがう神祇』の続き。 megureca.hatenablog.com 6では、平城京が開かれ、『古事記』『日本書紀』を編…
マンガ日本の歴史 6律令国家の建設とあらがう神祇石ノ森章太郎中央公論社1990年4月5日 初版印刷1990年4月20日 初版発行 日本史のお勉強。 『マンガ日本の歴史 5 随・唐帝国と大化の改新』の続き。 megureca.hatenablog.com 目次序章 白村江の戦い第一章 天…
『丸山眞男と加藤周一』 知識人の自己形成山辺春彦(やまべはるひこ)鷲巣力(わしずつとむ)東京女子大学丸山眞男記念比較思想研究センター 監修立命館大学加藤周一現代思想研究センター 監修筑摩選書2023年3月15日 初版第1刷発行 丸山眞男について図書館で…
WEIRD(ウィアード)(下)「現代人」の奇妙な心理経済的繁栄、民主制、個人主義の起源ジョセフ・ヘンリック今西康子 訳白揚社2023年12月25日 第1版第1刷発行THE WEIRDest People in the WorldHow the West Became Psychologically Peculiar and Particularl…
宗教と不条理信仰心はなぜ暴走するのか佐藤優本村凌二幻冬舎新書2024年1月30日 第1刷発行 広告で見かけて気になったので、図書館で予約してみた。ちょっとだけ待った、気がする。 裏の説明には、”なぜ宗教は争いを生むのか? ウクライナのNATO加盟を巡る対立…
檸檬梶井基次郎げみ立東舎2017年7月20日 第1版第1刷発行 2021年5月18日 第1版第6刷発行 図書館の特設コーナーで見かけたので、借りてみた。梶井基次郎の『檸檬』、教科書にもでてた?きっと、読んだことある、知っている、と思ったけれど、借りてみた。絵本…
マンガ日本の歴史 5随・唐帝国と大化の改新石ノ森章太郎中央公論社(中公文庫)1997年4月3日 初版印刷1997年4月18日 初版発行 『マンガ日本の歴史 4 王統譜を編み上げる大和王権』の続き。 megureca.hatenablog.com 4では、仏教が伝来し、蘇我氏と物部氏で…
坂の上の雲 五司馬遼太郎文藝春秋2004年6月15日 新装版第一刷発行2010年12月25日 新装版第五刷発行*本書は、昭和47(1972)年6月に刊行された『坂の上の雲五』の新装版です。 『坂の上の雲 四』の続き。まだ、バルチック艦隊はやってこない。マダガスカル島の…
ロバート・オッペンハイマー愚者としての科学者藤永茂ちくま学芸文庫2021年8月10日、第1刷発行 映画を観た後、オッペンハイマーについて、もっと知りたくなって、図書館で検索して出てきた本。 megureca.hatenablog.com いくつか予約が入っていて、借りられ…
おおきなかぶ ロシア民話A・トルストイ 再話内田莉莎子 訳佐藤忠良 画福音館書店1962年5月1日 こどものとも発行2004年3月10日 第116刷 これも、『世界を開く 60冊の絵本』(中川素子、平凡社新書)から。 megureca.hatenablog.com 手にした瞬間、なつかしぃ…
ウクライナ民話 てぶくろエウゲーニ・M・ラチョフ えうちだりさこ やく福音館書店発行1965年11月1日 発行1979年12月15日 第39刷 谷川俊太郎の『かないくん』を読んでから、結局購入した『世界を開く 60冊の絵本』(中川素子、平凡社新書) の最初のページで…
ちくま評論入門【二訂版】高校生のための現代思想 ベーシック岩間輝生: 元東京都立高等学校教諭太田瑞穂 :東京都立西高等学校坂口浩一 : 東京都立小山台高等学校関口隆一 :筑波大学附属駒場高等学校筑摩書房2021年11月20日 初版 第1刷発行 現代思想を勉…
画本 宮沢賢治 やまなし 作 宮沢賢治画 小林敏也山猫通信社制作好学社刊2013年10月2日 第一刷発行 先日、理論社の『やまなし』(原作:宮沢賢治、絵と構成:武田美穂 2024年2月)を読んだ。ポップで、現代的な作品だな、って感じがした。 megureca.hatenablo…
物理学者たちの20世紀ボーア、アインシュタイン、オッペンハイマーの思い出アブラハム・ パイス 著杉山滋郎・伊藤伸子 訳 朝日新聞社2004年1月30日 第一刷発行A Tale of Two Continents (1997) 映画『オッペンハイマー』を観た後、図書館でオッペンハイマー…
マンガ日本の歴史 4王統譜を編み上げる大和王権石ノ森章太郎中央公論社1990年2月5日 初版印刷1990年2月20日 初版発行 『マンガ日本の歴史 3 興亡する倭の五王と大嘗の祭』の続き。 megureca.hatenablog.com 3では、五王時代の最後、倭王武(ぶ):大泊瀬…
街とその不確かな壁村上春樹新潮社2023年4月10日 発行The City and Its Uncertain Walls 村上春樹の、2023年に出版された書下ろし長編。 気になったのだけれども、読んでいなかった。先日、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の旅』を読んで、やっぱり…