『絶対に休めない医師がやっている最強の体調管理』 by 大谷義夫

絶対に休めない医師がやっている最強の体調管理
池袋大谷クリニック院長 大谷義夫
日経 BP 
2019年12月9日 第1版第1刷発行

 

これもまた、図書館の特設「健康コーナー」で見つけた本。
最強の○○、、、って、また、安易なタイトルだな、、と思いつつも借りてみた。

 

著者は、大谷義夫さん。池袋大谷クリニック院長。2005年に東京医科歯科大学呼吸器内科医局長に就任。米国ミシガン大学に留学などを経て2009年に池袋大谷クリニックを開院。全国屈指の呼吸器内科の患者数を誇るクリニックに。呼吸器内科のスペシャリストとして多くのテレビ番組にも出演。医学博士。

 

TV出演者にしては、珍しく?本の中の著者紹介に、顔写真はでていない。顔が思い浮かばなかったので、ネットで検索してみたけれど、その写真をみても、私には認知できなかった。ま、別に、どんな顔かはどうでもよいのだが。

 

表紙の裏の本の紹介には、
”私がクリニックを開いたのは東京・池袋駅のほど近くです。患者さんがひきもきらず、診察が終わるのは毎日20時30分過ぎ。気づけば患者数は呼吸器内科クリニックとして全国屈指の数に。そんな多くの患者さんが来るのに私が休むわけにはいきません。本書は「絶対に休めない医師」である私が実際に行なっている体調管理方法を、誰でもできるようわかりやすくまとめたものです 。”
と。

私は、絶対に休めない人、、、どころか、毎日フーテンのような生活だけど、健康管理には興味津々。ということで、読んでみた。

 

個人的経験に基づくお薦めということではなく、基本的には論文などで科学的根拠が説明可能で、かつ、ご自身が実際にやってよかったことが紹介されている。医師が書いているので、医師会というか医療業界のすすめと変わらないなぁ、、、という感じもしなくもないが、統計に基づいて、科学的に述べるとこうなるのだろう、と思う。若干、業界への忖度があるような、、、、。

 

書いてあるのは、本当に基本的なこと。なので、サラサラとあっという間に読める。

 

著者が実践する体調管理の柱は以下の三つ。
1.体調を崩す最大の原因である風邪インフルエンザを予防する
2.食事など生活習慣を整えて「体調を崩さない基礎体力」をつける
3.睡眠不足や運動不足など「不調のトリガー」を取り除く 

どれも言われるまでもなく、 至極一般的なこと。これらについて具体的な方法が本書で示されている。とはいっても、具体的方法も、まぁ、、、一般的、、かな。。。

 

目次
第1章 科学的に証明された風邪の予防法とは?
第2章 風邪による体調不良はどれだけ早く治せる?
第3章 絶対に休めない医師がやっている生活習慣
第4章 体調不良にならない体を作る食事術
第5章 忙しくて眠れなくてもやってはいけない習慣
第6章 短時間でも効果的忙しい医師の運動習慣 

 

基本の基本は、風邪予防。日本人はコロナ前からマスクの着用が一般的だったけれど、コロナ期間中のインフルエンザ罹患者の少なさからもわかるように、マスク、手洗い、うがい、の徹底だけでも、風邪もインフルエンザも相当予防する事ができる


著者は、マスクの適正な着用、つまりは自分のサイズにあったものを使用する、使い捨てなものは使い捨てにして絶対使いまわさない、等を推奨している。医師である著者は、一日7枚くらいのマスクを使うそうだが、さすがに一般人で毎日7枚のマスクを使用している人は少ないだろう、、、、。私は、基本、一日一枚。。。。

 

風邪のひき始めは、体力があるうちなら軽い運動をして体温をあげたほうが、抵抗力が高まるという。ついでも、ひき始めで高熱でない限りは、お風呂に入るのもよい、と。私はめったなことでは風邪もひかないけれど、ちょっと熱っぽいと思ったときは、お風呂に入って、水分を大量にとって寝ることにしている。そうすると、夜中に高熱になっても、朝にはケロッと治っている。数年に一度、、、夜中にパジャマを着替えるほどの高熱が出ることがあるけれど、ほとんどが一日で治る。病院へいくこともなければ、市販の風邪薬を飲むこともめったにない。というか、我が家には風邪薬と言うものがない、、、。葛根湯はあるけれど。

 

実際に著者がやっている生活習慣の中で、いいな、と思ったものを覚書。


・起床後、タオルをにぎにぎして、血圧を下げる。
 → 末梢血管まで血流をあげることで、血圧が下がる。50歳を過ぎたら、健康であっても血圧は高めになるので、よいかも。

 

・隙間時間にスクワット。
 → 著者は、診療の合間の隙間時間など、散歩するほどの時間がないときは、スクワットをするそうだ。たしかに、ずっと座っているのは本当に血流に良くない。スクワットなら立ちあがって、その場でできる。簡単だし、私も時々やっている。

 

・寝る前にスマホをみない
 → PCやスマホブルーライト睡眠障害を引き起こすことは有名だけれど、ブルーライトだけでなく、明るさそのものの、脳を活性化してしまう。私にとっては、寝る前は本を読む、が一番。ちなみに、私は寝室に携帯電話は持ち込まない。なので、、緊急速報なども朝起きるまで気が付かなかったりするけど、、、平和に寝ているんだから、よいことに、、。


食事術では、バナナ、リンゴ、えごま油、柑橘類じゃばら、コーヒー(一日3杯まで)などが薦められている。

よく、オリーブオイル、エゴマ油、アマニ油など、健康に良い油がすすめられていて、スプーン一杯とるとよい、とか言われているけれど、なにも、油飲まなくても、、、と思う。
私も、一時、グラスフェッドバターを入れたコーヒーとか、試したことがあるけれど、別にまずくもないけど、すごくおいしいわけでもないし、、、油は、食事で適度に摂取するのがよいと思う、、、、。
味わいを愉しむことなく油を摂取しておいて、カロリーハーフのマヨネーズとか、、、美味しくないし、意味ないでしょ、、、、。

リンゴは、やはり、一日一個で医者いらず、らしい。
好きな食べ物をあげろと言われたら、リンゴが思い浮かぶくらいリンゴが好きだけど、さすがに毎日一個は食べていない。だって、飽きるもの、、、、、。ま、ほどほどに、ね。

睡眠習慣では、寝酒はダメ!!と。寝つきがよくなった気がしても、アルコールで脳が覚醒するために、眠りは浅くなってしまうのだそうだ。たしかにね。。。
でも、酔っぱらって寝る、ってなるほどの量じゃなければ、気分転換にいいんじゃない、なんて思っている。

夜寝る前に、ちょっとだけワインを飲みながら、日記を書いて、本を読みながら寝る。。。
そういうのが、いいなぁ、、、、って思う。

 

そして、最後はやっぱり、運動。激しすぎる運動は、かえってストレスホルモンを増加させる。適度な運動が一番。隙間時間のスクワットとか。ジムにいったりしなくても、駅では階段を使う、ってするだけでも適度な運動になる。

 

私は、できるだけ階段を使うようにしている。そして、そうすると気が付くのだが、駅のエスカレーターに並んでまで乗る人の多いこと、、、、、。そこに並んでエスカレーター使うくらいなら、階段の方が速いし、運動になるよ、、、って思う。
そして、たまに、階段しかない駅で、息が上がったりすることがなくなる。逆に、階段を上っていて、息があがるかどうかが体調のバロメーターになる。

我が家は11階なのだが、たまに、階段で帰宅することがある。久しぶりに階段で11階まで登ると、結構、生き絶え絶え、、、になるのだけど、毎日やっていると、意外と苦にならなくなってくる。普段、結構運動している私でさえそうなのだ。続けると慣れる、、ってあると思う。
せめて、駅では階段を使おう。お金もかからないよ!!

医師がすすめる健康管理なので、ま、信じていいかな、、、なんて。
やっぱり、健康第一。

今日も、いっぱい動いて、たくさん食べて、ぐっすり眠ろう。

 

『絶対に休めない医師がやっている最強の体調管理』