12月30日 武士道的一日一言
新渡戸稲造
山本史郎 解釈
朝日新書
7年7月30日 第1刷発行
*本書は 大正4 年に 初版 刊行されたものです。 当時の表現をほぼ そのまま表記、解釈しているため 一部 場合により誤解を招くものがあります。
2024年は、残りの日々も、新渡戸稲造で。
”12月30日 顧みて恥なきか
今年起きたことで自分に関わりのあることを数え上げれば、たとえ事業に成功したにせよ、我が心を見つめると、意志の弱さ、行動力のなさに恥ずかしさを覚えるだろう。 さらに、事業を成功させるに際して、つねに正々堂々としていたかと自問すると、答えに口ごもり、 また恥ずかしくなるだろう。
何事もこころの中の誠より
思い立てば末は通らじ”
2024年を顧みて、いかがなものか。
年始に何の目標を立てていたかも忘れていたりして。。。
1月1日、読書ブログから始めていた。
ふりかえってみると、5月にまさかの、設立2年での会社解散。正々堂々としていたか?うん、正々堂々と黒字解散した。もう少しやり方はあったかもしれないけれど、共同経営者のやむを得ない理由があった。仲間割れで解散したわけではないので、あれはあれで、よかった、と思う。株式会社の設立の仕方と仕舞い方を学んだという意味では、経験を積むことができたし。
そして、一つの仕事が終わるとともに、別の依頼が舞い込んできた。
空欄があってこその、新しい物事が舞い込む余地。
詰め込み過ぎないことを覚えると、新しい風が吹いてくる。
忘れてしまいたい失敗もたくさんある。でも、エジソンに倣えば、
「失敗をしたのではない。うまくいかない方法を発見した」のだ。
失敗する事より、挑戦しないことの方が後悔につながる。
正義か?と問われた時の恥はないほうがいいけれど、
失敗は恥ではない。
どんな小さなことでも、挑戦した自分を褒めてあげよう。