ホテル礼文で迎えた2回目の朝。前日10時間トレッキングの疲れがあるだろうし、ゆっくり寝ようと言っていたのだけれど、21:00に寝たもんで、6:00前には自然と目覚めてしまった。そして、朝風呂。筋肉痛を感じつつも、朝風呂でゆったり、スッキリ。昨晩、寝る前には明日はベッドから出られないかも、、、ってくらい疲れていたけど、意外と元気。アミノバイタルプロを飲んだのが効いたかな。
今日もいい天気!
7:00に朝食会場へ。前日にはおにぎりとお弁当にしてもらったのと同じおかずが提供された。塩辛やタラコは、酒のツマミによさそうだけど、白ご飯と共に。
コーヒーを飲んだら、意外と元気な私達。もともとは、3日目はフェリー乗り場からも近い、桃岩へハイキングにいく予定だったけれど、さすがに急な坂はやめておこう、という事で、映画「北のカナリアたち」のロケ地というカナリアパークへ足を伸ばしてみた。香深のバスターミナルから知床行きで10分。知床と言っても、知床半島の知床ではなく、礼文島の南のはしの方。バスで10分ほどの終点知床から漁港の街を眺めつつ、カナリアパークへてくてく。途中、昆布を干している一家にであった。カナリアパークは、吉永小百合ほか、豪華キャストの10年近く昔の映画のロケ地だけれど、きれいに整備されていて、目の前には利尻富士。なるほど、監督がこの場所に惚れ込んで撮影地に決めたというのもわかる。
小学校として使われた建物のなかは、映画の資料や吉永小百合の映像メッセージ。ちっちゃな机と椅子は、なんとも懐かしい昭和の香り、、、。なるほど、素敵な映画のようだ。いつか、「北のカナリアたち」、観てみようという気になった。
しばらく外のテーブルとベンチでゆっくりした。風が気持ちいい。ホントに何時間でもボーッとできそうな気持ちよさだった。
しばし休憩したのち、てくてくと香深へ散歩しながら戻った。そして、泊まったホテルの真横にある礼文町郷土資料館へ。300円の入場料。礼文は縄文遺跡の最北端らしく、なかなかの見ごたえ。礼文島の縄文遺跡発掘のビデオは良くできていて、かなり興味をそそられた。小さな彫り物は、感動の精巧さ。縄文人、すごい。また、土地柄、有機物の遺跡も残りやすく、人体骨がわりとしっかり残っているのだそうだ。気温が低く、アルカリ性の土壌によってよい保存状態が維持されたとか。すごい。
そして、ランチは待ちに待ったウニ丼!!日曜日だというのに通りには人にも少なく、ウニ丼の店も混んでないだろうとたかをくくっていたら、なんと予約でいっぱいだと!何時になるかわからないとのことで、席が空いたら電話をしてもらうことにして、ちょこっと近くの神社を散策。
厳島神社という神社。
階段をのぼるのが筋肉痛の身にはややこたえたけれど、小さいながら、気持ちのよい神社だった。うん、ふらりと寄って正解。神社なかをゆっくり見学することもできた。天井には、礼文の植物たちの絵があって、可愛らしかった。
そして、先程のレストランに戻りつつ、隣のスーパーでお土産を物色していると、席が空いたとの連絡。素晴らしいタイミング!
お店に入ると、即座にウニ丼を注文。さすがによいお値段!でも、美味しかった!!
いやー、礼文島を満喫。きてよかった!今の季節は、ムラサキウニ。どんぶりいっぱいのウニもペロリといただきました。やはり、こういうものは取れた土地でいただくのが最高のごちそう。漁師さん、ありがとう!
そして、また6月くらいの高山植物やバフンウニの季節におとずれたい、と思った。
14:20発のフェリーで、稚内へもどった。往路とは違う船。同じ一等席だけれど、最高の贅沢ポジションで二時間を過ごした。
稚内へ戻って、ホテルにチェックイン。
気がつけば、今日も18,000歩も歩いていた。
いやー、充実。
ずっと、贅沢に食べ続けてきたので、今晩は軽い夕食ですませることに。セイコーマートでお弁当と缶ビール。ホテルにも大浴場がついていて、お風呂に入ったらふーーっと、一休み。ビールを、飲みつつ、夜ご飯を済ませた。
あー、これもまた、贅沢な時間。
最高の天気、いい1日だった。
明日の天気予報は、曇り。
どうするかは、起きてから考えよう、といって、おやすみなさい。。。