国内旅行: 紅葉の京都へ 2日目(帰り)

京都への旅、2日目。昨日の続き。

megureca.hatenablog.com

 

京都2日目は、意を決して清水寺へ。平日だし、朝早めに行けば、、、ということで、6:00から開いているというけれど、さすがにそれは寒いし、くらいだろう。

 

8:00にホテルのロビーで待ち合わせ。ホテルのチェックアウトは12:00なので、チェックアウトはせず、午前中の観光へ出発。朝ごはんは、ホテルについている「すき屋」、、、ではなく、昨晩かっておいたコンビニのサンドイッチですませた。ちなみに、私が泊まったのは、ホテルユニゾ京都烏丸御池の10F レディース専用フロア。ルームチャージのみで13510円(京都の観光税200円含む)ちょっとお高めだけれど、ラウンジ(とホテルはよんでいるが、ただの休憩スペース)がついていて、そこにはコーヒーマシーンが置いてあった。なので、自宅から持ってきていたドリップコーヒーのパックは使わずに、ホテルのコーヒーマシンで入れたてコーヒーをいただいた。

京都のホテルご宿泊・ご予約なら|ホテルユニゾ京都烏丸御池

 

ホテルは、可もなく不可もなく、って感じ。場所的には、住宅もあるエリアなので比較的静かで、落ち着いていてよかったかな。

 

で、ホテルをでてタクシーで清水寺に向かう。年配の男性運転手さんの話によれば、先週に比べると今週はだいぶ混雑も緩和されているとか。この時間(8:00過ぎ)なら、まだ観光客や修学旅行生は朝ごはんの時間だから、大丈夫ですよ、と。烏丸御池から四条、五条を抜けて、西に向かうと音羽の山が見えてくる。美しいふっくらとした稜線。運転手さんの話によれば、「花札の月と山の絵柄のモデルですよ」、と。いきなり「子供の頃、花札しましたか?」って聞かれて、え??とおもったら、音羽山の話をしたかったらしい。それにしても、花札って大人の遊びでしょ?っておもったけど、、、子供の頃というのは、「昭和のころ」って言いたかったのかな。そりゃ、わたしは昭和世代。祖母の家にいくと、親戚の叔父や叔母が遊んでいたのを見ていた。絵柄をあわせてなんだか楽し気だったけれど、子供はやらせてもらえなかった。ま、賭け事だったからね。そういえば、今でも花札ってあるのかしら???あれはあれで、日本文化だと思うけど。みかけなくなったなぁ・・・。

 

そして、渋滞することもなく、無事に清水寺に到着。8:00だというのに、それなりにすごい人。お土産屋さんもまだほとんど開店していないけれど、すくなくとも、「まばら」という言葉は当てはまらないほどの人だった。拝観料400円。昨日まわったお寺に比べると、各段に安い。こんなに大きいし、有名なのに!!!天下の清水寺が、400円とは。おもわず、もっと高くてもいいのに、、とおもってしまった。

 

清水寺は、まさに京都の顔といえるだろう。1994年にはユネスコ世界文化遺産古都京都の文化財」のひとつとして登録。坂上田村麻呂が、賢心というお坊さんに協力して建てたお寺。江戸時代には、徳川家光が再建している。有名な清水の舞台は1633年に建てられたもので、「懸造り」という日本古来の伝統技術で、釘を一本も使用していない。高さ13メートル。やっぱり、すごい!!!人出もすごかったけど、清水の舞台から見渡す京都の町、目の前の紅葉の木々、やっぱり来てよかった!

 



お見事、、、でした。

写真には納まりきらない絶景をしばし堪能。

観光している間に、陽も高く上り、太陽の光をあびた木々も美しく輝く。山と太陽。自然の織りなす芸術、これは、、、、もう、誰にも邪魔させない!って感じ。そこに、古のひとが願いをこめて建てた寺社たち。これを調和の美といわずして、なんという。。。

 

さすが、世界遺産だ。。。

 

清水寺の後は、二寧坂 (二年坂)を歩いて高台寺へ。秀吉を弔うために、北政所ねねがたてたお寺。秀吉とねねのキャラがあちこちに書いてあって、、若干興ざめ・・・。なんでもアニメキャラにすればいいってもんじゃないだろう、、、とおもいつつも、やはり、お寺は素晴らしかった。建て替え工事をしているのか、入ってそうそうネットやフェンスにかこまれていたけれど、中に入ってしまえば美しい中庭が広がる。まさに、池泉回遊式庭園。ここで晩年を静かに過ごしたねねが羨ましい。中には、重要文化財のお茶室、「傘亭」「時雨亭」も。利休好みといわれる茶室らしい。こんなところでお茶をのんでみたい・・・。と、重要文化財のなかではお茶はのめないけれど、境内におちゃやさんがあったので、お抹茶をいただく。500円。もちろん、お菓子付き。

 

8:00にホテルをでてから、結構歩き回ったので、お饅頭のあまさがからだにしみる。そしてお抹茶も。美味しかった。

 

清水寺高台寺、午前中に京都観光満喫して、てくてく歩いてホテルにもどった。

 

12時のチェックアウトまでちょっと休憩してから、ランチへ。ランチは、昨晩も今朝も店の前を通りかかって気になったフレンチレストランへいってみた。

“Comme Chez Michel”コム シェ ミッシェル。

京都のフレンチ Comme Chez Michel - コム シェ ミッシェル

ランチは12:00~。ホテルからはあるいて5分。電話をして予約してから、訪問。ランチでもフルコースもあって、アミューズ、前菜、お魚、お肉、デザート、コーヒーもついて5500円って。すごい。しかも、プレフィクスで前菜とメインのお肉は好きなものを選ぶことができる。

ビストロチックなメニューの黒板。これは、なかなか本格的なフレンチビストロ!私は、メニューにあった「カスレ」に惹かれ、「カスレ」を注文。友人たちは、鴨と子鹿。ランチからジビエもいただけるのもすごい。せっかくなので、白ワインを一本。

ゆっくり、美味しくフレンチをいただき、満腹。私は、カスレが食べきれずに途中でギブアップ。おいしかったんだけど、食べきれなかった。で、デザートもギブアップします、っていったら、「リンゴのタルト」を「お持ち帰り」に包んでくださった。ありがとうございます!!シェフは年配の男性。フロアは若いお兄さん。あとから友人が、「親子かな?」って。うん、そうだったのかもしれない。本格フレンチでありつつ、アットホームな感じもあって素敵なお店だった。

 

ゆっくり食事をすませてから、地下鉄で京都駅へ。17:00の新幹線までにはまだちょっと時間があるので、ちょっとだけ東本願寺へいって観光。東本願寺は、多分、駅からいちばん近い観光スポット。いや、、京都タワーのほうが近いか・・。京都タワーを横目に、東本願寺までてくてく歩くこと5分くらい。とにかく大きい・・・・。

 

駅前の超一等地にこの広さ。さすがは京都。皇居だって東京駅からこんなにちかくないぞ、って思う。大きさに口をあんぐりしつつ、京都を体感。柱も太いし、こんな建物、今じゃぁ建材探しが大変そう。無料で入れるお東さん。街中に歴史物語があふれている。やっぱり、ここは、京都だ。。

 

あとは、新幹線の時間まで伊勢丹の地下でそれぞれお土産を物色し、めくるめく京都の旅を締めくくった。新幹線の改札を入ってからも、まだ、お土産やさんが。。。どうせ、電車の座席でまた会うからと、そこで別れて別々に買い物。

私は早めにホームに上がって、ホームのベンチで新幹線をまっていた。発車の5分前には友人Cがやってきて、一緒にもう一人の友人Sをまっていた。。。。のだけれど、Sが来ない。電車がホームに入ってきても、Sがやってくる気配がない・・・。

で、指定席に乗り込んでみると、Sの座席とおもっていたところには若い女性が座っている・・・。あれれ???

 

私は、14号車と座席番号14を間違えて、座席番号を予約変更していた・・・・。

あれれ、、、、。

結局、3人それぞれバラバラの座席で帰ってきた。一人になったので、本をとりだしたものの、結局2ページくらい読んだところで、居眠り・・・・。

あっという間に、新幹線は私を現実の世界へつれもどしてくれちゃった・・・。

 

帰宅したのは、20:00前。

本当に、満喫しまくった、って感じ。

 

インドカレー、京都のおばんさい、沖縄料理、フレンチレストラン。食は世界を旅した感じだけれど、しっかり京都観光を満喫。清水寺なんて、何十年ぶりだったろうか。やっぱり、京都の街はいい。ぎゅーーっていろいろなものが満載の京都。いろんなことを愉しめる。また、ゆっくりしに来たいな。

 

エネルギー充填。

やっぱり、旅はいい。

 

あ、そうそう。清水寺でおみくじをひいてみた。

「大吉」いただきました!!

「このおみくじにあう人は、諸事発達のおそき事あれども後大いに幸せよし。」だそうだ。

55歳にもなって、「大器晩成!」とか言っている場合ではないかもしれないけれど、まだまだ、、、、、。

よっしゃ!

今年も残すところカレンダー1枚。

がんばろう。