禅の言葉  イノベーションと禅

イノベーションと禅

今朝教えていただいたのは、次の言葉。

 

Stay hungry, Stay foolish 夢を大きく、無心になる
Keep looking .Don’t Settle トコトン、探し続ける

知識と論理だけでは限界、その先への飛躍、直観が花ひらく、今まで見えなかったものが見えるようになる
スティーブ・ジョブズ

 

なんと、今日のお話は、スティーブ・ジョブズが米スタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチだった。
伝説のスピーチの一つ、多くの人が耳にしたことがあるのではないだろうか。
そして、日本では英語の勉強教材としても、よく見かける。

 

スティーブ・ジョブズが禅をしていたというのも、有名な話。

そんな話が、今朝のお話。

DXだけ一生懸命やっていてもイノベーションには至らない。
そんな言葉も飛び出した。


アタマで考えているだけではイノベーションは起きない。
直感がイノベーションにつながる。
直感を磨くには、無になること。
無になる一つは坐禅
マインドフルネス、という言葉もあるけれど、頭を空っぽにして「今ここ」に集中する。

 

坐禅は、思わぬ妙案を生み出す溶鉱炉
考える延長線上には妙案はない
無心の坐禅で到達した境地の先に妙案はひらめく”
「マンガでわかる禅の智恵」(日本能率協会マネジメントセンター

 

との一文も、紹介いただいた。

 

アタマで考えることは大事。

だけど、アタマでっかちになっても、イノベーションは生まれない。

時には、空っぽにして、無になって、直観でヒラメキを持つ瞬間をつくる。

 

無になる時間は大切だ。

心配事も、悩みも、煩悩も、雑念も、全部横において、自分の呼吸だけに集中する。

 

眠りは頭の中の掃除というけれど、坐禅も頭の中の掃除の一つの気がする。

今朝は、いつもに増して雑念だらけだったけれど、

一仕事終えたら、一服して、無になってみよう。

 

師走だ。

時間に追われないように気を付けよう。