ウズベキスタン、二日目。
タシケントのホテルで朝を向かえた。巨大な部屋にキングサイズのベッド、時差もあって、シャワーを浴びたら爆睡だった。
これから、サマルカンド、ブハラ、ヒヴァと電車で西へ西へと向かう。移動するにもスーツケースを持っていると邪魔そうだったので、ここからはバックパック。最小限の荷物を、普段使いのバックパックにいれ、前に大きめポシエットを下げて、かつ、エコバッグにタオルや水など、消耗品をいれて、いざ、出発!家出するみたいな荷物、、。
ホテルは7:00にチェックアウトしたので、朝御飯はランチボックスを前の晩にお願いしておいた。意外と、ずっしり、、、重い。
駅までは歩いて10分かからない。広々とした道、青空、気温も25℃で風もあって爽やか!
公園のようなところを歩いて駅に向かうと、自然とほほが緩む。気持ちいい!
駅は、パスポートとチケットを2か所でチェック。
雑多なようでいて、電車に乗る人しか構内に入れないので、ちゃんとしている。
電車まではまだ時間があったので、ベンチに座って、ランチボックスに入っていたバナナを一本。うん、ウズベキスタンのバナナは、普通にバナナだった。
乗り込んだのは、アフラシャブ号。サマルカンドまで、一駅二時間。新幹線みたいなものかな。おかしみたいな軽食が、紙袋に入って配られた。つづいて、飲み物のサービス。tea or coffee?ときかれたので、coffeeと答えると出てきたのはお湯。。。紙袋の中にインスタントコーヒーが入っていた。いわゆる3in1の、砂糖ミルク入りだってので、甘いだろうと思ってteaももらった。紅茶?日本茶?よくわからないけど、暖かい飲み物に、車内冷房で冷えた身体にホッとする。
途中、紙皿に乗った焼き菓子みたいのを売っていた。甘いの?ときくと甘くない。中に肉が入っていてめっちゃ美味しい。ここのが一番旨いから食ってみろ!みたいなことを言われたので、30,000スムで購入。
実際、おいしかった!中はひき肉と野菜。そとはもっちり、クレープのしっかりしたのみたい。後で友人Mに聞いたら、プリヌィというロシアの料理らしい。おすすめ。
電車は、時刻通りに到着。
8:00 タシケント駅発
10:08 サマルカンド駅着
103,000スム(1300円弱)
サマルカンドは、ビビハニムホテル (約8800円)ホテルにピックアップをお願いしておいて、予定どおりホテルに到着した。観光名所のビビハニムモスクの目の前。部屋の窓からは大きなモスクの屋根が見える。2階建てのかわいいホテル。いい感じ。
ホテルで、先にサマルカンドに到着していた友人たちと合流。友人らは、すでに午前中の観光を済ませていたので、私は徒歩圏内の観光地へ1人で散歩。11:00で、すでに太陽は真上に近く暑い!
1時間位歩いて、満喫!サマルカンドブルーは、本当に美しかった。
シャーヒズィンダ廟群は、本当に美しかった。
一旦、ホテルに戻って友人らとランチへ。とうとう、プロフを食べた!日本で言うピラフ。ウズベキスタン在住の友人Mによると、プロフには黄色い人参が欠かせないのだそうだ。そして、マンティという餃子みたいの。ヨーグルトが添えられていた。
ランチの後、一旦ホテルに戻り、荷物を整えてから、Mの案内で市内観光。
アミール・ティムール廟、ティムールさんのお墓。
アフラシャブの丘、チンギス・ハーンに破壊されつくされた遺跡発掘地域。
ウルグベク天文台、ティムールの孫が作った凄い天文台跡地。巨大六分儀の遺跡。
などをみて、サマルカンドを満喫。
最後はサマルカンドの目玉、レギスタン広場で、3つのメドレセを観光。メドレセとはイスラム教の、神学校。今は、内部はお土産やさんだけど、建物は素晴らしい!
1つの塔にも登った。凄い景色。狭い階段を、のぼると360度の絶景。でも、人が1人頭を出せる位の狭さ。レギスタン広場への入場料が50,000スムだったことを考えると、100,000スムという結構なお値段。でも、登ったかいはあった。
徐々に日が沈み、少しずつライトアップが始まったので、日の入りまでボーッと三つのメドレセを見つめて過ごした。
夜は、ビールと牛のシャシリク、焼き野菜。軽めに過ごして胃腸をいたわり、帰途についた。
いやー、サマルカンド、満喫!
友人らに追いついて良かった!
中央アジア経験の長い友人Mは、ペラペラと現地の人とコミュニケーションしてくれるので、頼もしい!色々と、ありがとう!
サマルカンドの夜はふけていった。。。