『おやすみなさいのほん』 by マーガレット・ワイズ・ブラウン

おやすみなさいのほん

ぶん マーガレット・ワイズ・ブラウン

え ジャン・シャロー

やく いしい ももこ

福音館書店

1962年1月20日 発行

2014年4月1日 第98刷

 

A child good night book  1943

 

石井桃子さんの翻訳絵本を求めて、ケイティにつづいて福音館書店の一冊。

megureca.hatenablog.com

 

世界傑作絵本シリーズ・アメリカの本。

2歳~5歳むき

 

色鉛筆かクレヨンで色を付けたのかな?と思うような色彩の絵本。左ページに文章。右ページに絵。

 

夜がやってきて、みんなが眠りにつくよ、っていうお話。

ねむたい ことりたち

ねむたい さかなたち

ねむたい ひつじたち

ねむたい もりのけもとたち。猿、ライオン、ねずみたち。

船、自動車、トラック、飛行機、みんなとまる。しずかなエンジン。

カンガルーはお母さんのおなかにとびこんで。

こねこ、うさぎ、はち、りす、こどもたち。

 

最後は、神様に守られて眠るちいさなものたち、みんな。

 

こんな絵本を読み聞かせしてもらいながら、ねむくなれぇぇ、、、って子守唄のような絵本なのだろう。

 

とりたてて、かわいらしい絵でもない、、、と、個人的には思う。結構、シュール。アメリカ人らしいというのか。

 

まさに、おやすみなさいの本だ。

みんなが静かに眠りにつく。

しずかなしずかな絵本、って感じ。

 

大人になると、何も考えずに「おやすみなさい」って眠れることってなかなかない。今日一日のことをあれこれ思ったり、明日のことを思ったり、はたまた不安に思ったところで解決できない問題に悩まされたり。。。そうでなければ、世の中「睡眠対策グッズ」はこんなに売れないだろう。

 

絵本を読んで、静かに眠りにつくことができることの幸せ。でも、子供は子供なりに色々考えているんだろうな、とも思う。たくさん遊んで、いっぱい食べて、たくさん寝る。それが子供にとって大事なはず。

 

一人でも多くの子供が、絵本を読んで幸せに眠れますように。

平和な眠りを守りたいと思う。

 

こういう本を読んでもらって眠れる子供は、幸せだ。

 

今日は、勤労感謝の日。勤労とはいわず、全てに感謝しよう。もとをただせば、新嘗祭の日。新しく収穫された新穀を食べて、その年の収穫を感謝する儀式が行われる日。勤労といえば農業だった昔に由来する。現代では、農家さんに感謝することはわすれがち。土を耕した人、育てた人、出荷した人、運んだ人、売った人、買った人、、、。

 

食べ物も、絵本も、なにもかも、だれかのおかげで手にすることができる。

今夜くらいは、ただ感謝の眠りでおやすみなさい、としよう。

 

普通に、おはようで始まり、おやすみなさいで一日を終えられることに感謝。