国内旅行 屋久島~鹿児島 4日目

屋久島、4日目の朝。いわさきホテルで、爽やかな目覚め。

起きて、目の前に海を見下ろせるのは、気持ちいい。ベランダは、ちょっとひんやり。Iさんとほぼ同時に6:00に目覚めた。

 

前日までの三日間は、お天気に恵まれ過ぎて、かなりの密スケジュールだったので、今日は、ひたすらのんびりしたい!

まずは、朝風呂!山を見ながら露天風呂。いわさきホテルの温泉は、なんだか、お肌ツルツルになる感じで気持ち良い。露天風呂も、山を借景に、広いお庭も眺められて優雅。やっぱり、温泉はいいね!

朝御飯は、ビュッフェ。広々とした明るいスペースは、海側でも、山側でも解放感満載。


f:id:Megureca:20240330101018j:image

チェックアウトは、11:00とゆっくり目なので、お庭を散歩しようとしたのだけど、なんと、庭の散歩もカートやレンタサイクルするくらい広い!

私たちは、歩ける範囲でいいね、と言いながら歩き始めて、下り坂になった辺りで、いやいや、、、下るというのとは、登って戻ることになる、、、。前日の白谷雲水峡の筋肉痛が、ないわけではない、、。5分歩いて、戻った。。。

立派なホテル。ツインルームも広くて、朝御飯ついて、お風呂もお庭も立派で、1人17,000円でお釣りが来る。ついでに、路線バスの停留所にもなっているので、車がなくてもアクセスしやすい。とても良いホテルだった。掃除や諸々も行き届いている。昭和の雰囲気の古さはあるけれど、従業員の方たちも、ホスピタリティー高い。かなり快適。やるなー、ホテルいわさきグループ。もしも、もう一度屋久島に来ることがあったら、再訪しても良い。

 

そして、屋久島最終日は、ただただ、屋久島の空気をエンジョイすることに。なにもしないで、ボーッとできる場所を求めて、路線バスで上之牧というところまで移動。そこは、前日にけいちゃんに教えてもらった、海の見えるコーヒー屋さんがあるところ。ホテルからバスに乗ると運転手さんが、「どこまで行くの???」と。空港やフェリー乗り場とは反対方向のバスへ、大きな荷物をもって乗り込む私達は、逆方向へいこうとしていると思われたみたい。バス停の名前を告げると、あー、そう、、、みたいな返事。

 

で、5分くらい乗って、270円。上之牧で降りると、果たして、、、なんにもない、、、。

たまたま、道沿いの家の庭に出ていたお兄ちゃんがいたので、「シーサーシーサーってどこですか?」と聞くと、「そこから海の方へ降りていって、T字にぶつかったら右の方へ」と、教えてくれた 。

 

そこは、タカヒラベースのけいちゃんと同じく、移住組のおじさんが経営しているコーヒー屋さん。海に向かって7分ほど歩くと、赤い可愛いお店が登場。

小説の舞台にでもなりそうなロケーション。こんなところにコーヒー屋さんが?!?!と。


f:id:Megureca:20240331061921j:image

店の名前は、「シーサーシーサー」。ガイドブックにも載っている店だった。開店直前の13:00前に訪れたのだが、けいちゃんが前日に電話を入れてくれたので、「こんにちは。けいちゃんに紹介されて、、、」というと、快く迎えてくれた。

 

バルコニーの席で、アイスクリームとコーヒーのセットをいただいた。たんかんの手作りアイスクリーム、ハンドドリップのマンダリンコーヒー。どちらもとても美味しい!


f:id:Megureca:20240331062332j:image

コーヒーが、香りも色も、透明感があって、口に含むと雑味がなく、本当に美味しい!

「雑味がなくて、透明感があって、すごく美味しいです!!」と、感動を口にすると、「あ。わかる?雑味を抜いていれてるんだよ」と。

 

え?何でなんで?どうやって?と、興奮すると、おじさんのとっておきのハンドドリップのやり方を教えてくれた!

すごーい!

おうちでコーヒーを淹れる時、絶対やってみよう!と思った。

その秘伝とは、簡単にいえば、最初のドリップをカップに入れないことなのだけれど、おじさんは、温度、時間、きっかり守っている。定年退職してから、釣りで三日間訪れた屋久島に魅了され、奥さまと15年前に移りすんだとのこと。コーヒー屋さんは、何にもしないとボケるよ!、と奥さまに言われて始めたとか。かつて通っていたコーヒー屋さんで、半年間修行してから、開店したらしい。丁寧な仕事振りが素敵。素敵なおじさんの素敵なコーヒー屋さんだった。

 

そして、路線バスで空港へ。しかし、シーサーシーサーから、先ほど降りたバス停に戻ると、反対方向へ向かいたいのに、反対車線にバス停が見当たらない!!え?!?!まさか!!バスは、狙ったそれを逃すと、2時間以上無い!

 

これまた、近くの庭をうろうろしていたおばあちゃんに、「空港方向へいくバス停は、どこですか?」と聞くと、「あー、こっち側にはバス停はないから、あの辺りで待っとけばいい」って。なんてこと!

おばあちゃんは、暇だったらしく、バスが来るまで私達と一緒にバスを待ってくれた。ありがと!

 

約1時間ほど、1270円で、屋久島空港へ到着。飛行機まではまだまだ四時間ある。まだ、荷物は預けられなかったので、コインロッカーへ。お昼ごはんが、アイスクリームと、コーヒーになっていたので、近くのレストランを探す。。。のだが、、、無い。何もない。。。空港周辺の案内地図をみて、徒歩6分というところにあるお土産屋さんに行って、ごはん食べられるところ、、、を聞いても、うーん、やっているかわからないけど、、、反対方向へ10分歩くと、、、と。電話をして営業しているか確認した方がいいと言われつつ、電話は繋がらない、、、。

まぁ、行ってみて、やってなかったら空港のレストランにいこう、という事で再びてくてく歩く。

 

目当てのレストランは、やっていた!小さな小さなカレー屋さん。食事のメニューは、ベジタブルカレーか、トムヤムか。カレーをいただいた。


f:id:Megureca:20240331064823j:image

優しいお味。美味しかった。

 

19:00屋久島発の飛行機で鹿児島空港へ戻る。再び、可愛いプロペラ機。


f:id:Megureca:20240331082137j:image

 

鹿児島空港から市内はバスで約40分。1400円。

 

グリーンリッチホテル鹿児島天文館へ、チェックイン。荷物を置いてから、夜の町へ繰り出した。天文館通は、飲食街かと思ったら、確かに飲食街だけど、黒服兄ちゃんが呼び込みしている新宿みたいな店もたくさん。なんて、雑多な!!屋久島ののどかさから、一気に都会の雑踏!!コンビニもある!屋久島には、コンビニはない!

 

少し歩いてから、これは違う!!と引き返し、ホテル近くで目にはいっていた白鹿という居酒屋さんに入った。

せっかく鹿児島なので、焼酎をいただく。さつま揚げ、シマアジカサゴ、焼き鳥、どれも美味しかった!2人で6700円。安い!やっぱり九州は安いね!


f:id:Megureca:20240331065548j:image


f:id:Megureca:20240331065603j:image


f:id:Megureca:20240331065612j:image

 

翌日は、市内観光をすることにして、今夜はおやすみなさい。

あー、楽しい。