『飼える!ふやせる!メダカの本』 月刊アクアライフ編集部

飼える!ふやせる!メダカの本
月刊アクアライフ編集部 編

 

メダカを飼いたい、、、、と、もう5年以上言っている気がする・・・。しかし、水槽を置く場所がないし、ベランダでは愛でることがしにくいし・・・。と色々おもって、いまだ夢は実現せず。。

そんな時、図書館をうろついていたら本書が目に入った。
おおぉ!!
やはり、2024年こそ、メダカに挑戦か?!?!

 

そもそも、大人になってから私がメダカに興味を持ったのは、大井町にあるメダカ屋さんにふと足を踏み入れてしまったときだった。
まぁ、小さな小さな錦鯉のような美しいメダカやら、そのへんの水路にでもいそうな普通のメダカやら、、、。

 

出張や旅行も多くて、長く家を留守にする事が多い私には、犬や猫はムリ。小鳥だって、ムリ。。。金魚なら?!とは思うのだが、、、本書によれば、メダカは口が小さいので、毎日少しずつエサをやらないといけないらしい・・・。

 

やっぱり、メダカでもムリかなぁ。。。
なんなら、自動エサやり機を自分で組み立てるか、、、。タイマーと何かを組み合わせれば出来なくはない気がする・・・・。


まぁ、とにかく、本書も、私の「メダカ飼いたい」心をくすぐった。

本格的に、水槽にポンプを使って飼う方法もあれば、屋外で水盤で飼う方法など、様々。そういえば、タイの家庭では、みんな水盤で金魚を飼うのが当たり前だった。もちろん、ブクブクなんていらない。。。水草と自然の対流で金魚がすくすく育っていた。メダカだって、大丈夫にちがいない・・・。

まぁ、どんな設備で飼うかはさておき、本書からの学びを覚書。

 

・メダカの飼育は、屋外より水槽の方が難しい!

 

・はじめて飼うなら、セット水槽がおすすめ。水槽とフィルターなど、器具が一通りセットになっている。(まぁ、そりゃそうだろう・・・)

 

・専用の台を買おう:水槽は、水を入れるとかなりの重さになる。不安定な場所は水槽がたわんで水が漏れたり、倒れたりする事故のもと。専用の水槽台がおすすめ。
 う~~ん、これは、ハードルが高い。。。

 

・フィルター:フンやエサの食べ残し、枯れた水草などが汚れの元となって水が傷むのを防ぐ。物理的に濾すのかと思ったら、そうではなく、濾過バクテリアといわれるバクテリアがろ材を住みかにして有害物質の分解をたすけるのだそうだ。知らなかった。
フィルターには、投げ込み式のものもあり、小型水槽でも使いやすい。

 

・メダカは太陽の光を好む。昼夜のメリハリも必要。なんか、小鳥みたい。

 

・屋内の水槽では、照明をつけて、昼夜を作ってあげる。普通に飼育するなら一日8~10時間。産卵もさせたいなら、12時間。あら、意外と、夜間が長いのね。

 

・メダカの飼育に大切な5つのこと。
1 水1リットルに、メダカ1匹
2 水換えは忘れずに。濾過器水草をつかっても、綺麗な水を保つには、水換えを。
3 サイズに注意。大小まぜると、小さなメダカが大きなメダカにイジメられる。
4 強い流れは苦手です。
5 水合わせはしっかりと。買ってきたメダカは温室育ちなので、いきなり冷たい水に入れない。

 

・エサのやりかた:数分で食べつくす量を、一日2~3回。

 

・メダカの口は上向きなので、水面に浮くエサが向いている。

 

・メダカを増やすための基礎知識:産卵のきっかけは、水温と昼間の長さ。水温20~25℃。照明12~13時間が、最適。

 

・卵は、生まれたらすぐに別の水槽へ。そうしないと、親がたべちゃう。

 

・メダカは、成長が速い。ふ化して、2~3ヵ月で2cmを超え、繁殖できるようになる。

 

そして、最後の方のコラムに、「メダカは食べられる?」と題して衝撃的な話が!
いやいや!!!食べないでしょ!っておもうけど、、、。
かつては、貴重なたんぱく源として、佃煮にしたり、すりつぶしてダシにしたり、卵と痔にして食べるなどの方法があったのだとか。
ついでに、薬として利用されることもありました!と。
丸呑みにすると、目がよくなる、お乳の出が良くなる、泳ぎがうまくなる、、、実際の効果は不明ですが、、、と。

 

日本の川に、古くから住んでいたメダカ。実は、メダカは川だけでなく海でも暮らしていける適応力があるのだそうだ。日本メダカは、絶滅危惧種となってしまっているけれど、自然のメダカも、もっと増えるといいな、、、って思う。

さぁ、私がメダカを飼う日はやってくるのか・・・・。まずは、ベランダで屋外飼育かなぁ。。。けど、繁殖もさせてみたい。高級メダカ繁殖ビジネスも、、、興味なくはない・・・。いやいや、金儲けのためではなく、鑑賞のために、、、メダカを愛でてみたい。あぁ、あこがれのメダカ。
ともに生きる日はやってくるのか・・・・。

 

やっぱり、餌やりと置き場のハードルが高い・・・。って、言っているうちは無理だな・・・。

2024年の大きな課題。メダカを飼う。果たして、、、、どうなることか。