『セシリ・パセリのわらべうた』 by ビアトリクス・ポター

セシリ・パセリのわらべうた
ビアトリクス・ポター さく・え
なかがわりえこ やく
福音館書店
1993年5月20日発行
 2002年10月1日 新装版発行
 2019年11月5日 新装版改版発行

ピーターラビットの絵本ー23

 

石井桃子さん翻訳の絵本をもとめて、読み始めたピーターラビット。気が付けば、訳者は石井桃子さんではなくなっていたけれど、シリーズ23。どうやら、現在、シリーズ25まで発行されているっぽい。そこまでは、読んでみよう、、、。

シリーズ23は、わらべうた。

 

なんじゃこりゃ?!?!?!
の、わらべうた。


なんというか、 脈絡なく、うたがつづられている。
絵が可愛い。

でてくる動物もたくさん。

 

表紙は、ブタがエプロンしてほっかむりして、鼻眼鏡しながらフライパンを抱えている。
タイトルとなっている、セシリ・パセリは、やどやのおかみ、うさぎだ。

”おいしい ビールをつくって のーませた。”

絵本で、いきなり、ビールつくって飲ませるだからね、やっぱり、大人な絵本。

 

不法侵入してくるガチョウ、市場に行くブタ、肉を焼くブタ、おイモばかり料理するブタ。


炉端でおめかししているねこは、犬のお客さんを迎えている。これは、リビーというねことダッチェスにちがいない。
『パイがふたつあったおはなし』(シリーズ19)

megureca.hatenablog.com

 

おひゃくしょうのおくさんに追いまわされるねずみ。

 

おばさん ほうちょうを ふりあげて、三匹のねずみの しっぽを ちょん!

チョンって!!!おいおい!!

動物虐待!

 

そして、はたけをたがやす小さなねずみ。意味不明。

 

最後は、

”ニニイ ナニイ ネティコート、はいてる しろい ペティコート
おはなは あかい
ながく たっているほど
せが ひくくなるもの なあに?”

で、おしまい。

 

およよよ。。。
なんという、なげやりな、、、、でも、動物たちが可愛い。

 

さて、さいごのなぞなぞの答えはなんでしょう?

イラストにあったのは、ロウソクを囲んでいるねずみたち。
なるほどね。

 

あぁ、この、意味不明さが愛おしい・・・・。 

無になれる。

ちょっと、坐禅とにているかも?!

 

絵本も、好きだ。