アプリイ・ダプリイのわらべうた
ビアトリクス・ポター さく・え
なかがわりえこ やく
福音館書店
1993年5月20日発行
2002年10月1日 新装版発行
2019年11月5日 新装版改版発行
ピーターラビットの絵本-22
ピーターラビットシリーズ、22。
おっと!前回間違えて23を先に読んでしまったらしい。と、こっちを手にして気が付いた。
まぁ、シリーズ22も、わらべうた。
似たようなもんだった・・・。
”アプリイ・ダプリイは、ちっぽけな ちゃいろいねずみ。
だれかさんの おうちの とだなへ おでかけ”
って、ようするに不法侵入だ!
そして、とだなからケーキ、チーズ、ジャム、、、ねずみの好きなものばかりを盗み出す・・・。
”アプリイ・ダプリイは めざとい ねずみ”って。
わらべ歌に、「めざとい」ってば・・・
ちなみに、「めざとい」って、原文では何だったんだろう・・・。
和英辞典だと、sharp-eyed とでてくるけど、なんかしっくりこない。
quickly-notice とかだったのかなぁ、、、、。
あ、、、そうか、「めざとい」だ。そんなに悪い言葉ではないか。
一瞬、頭の中で、「あざとい」とコンタミした・・・。でもって、「あざとい」って直訳できる英単語はないみたい。
そして、次に登場するのは、カトンテール。ピーターの妹!結構よく登場する。くろうさぎのところにお嫁にいったのよね。
そして、くろうさぎさんに、はりねずみ、はつかねずみ。
くろいビロードのふくきた ちいさい じいさん、、、、
イラストによれば、モグラとおもわれる。。
じゃがいもをむいているブタ、ヘアースタイルをきにするてんじくねずみ。
てんじくねずみ?なんじゃそりゃ?
ググったら、天竺鼠、いわゆるモルモットのことらしい。
おめかししたてんじくねずみは、青いネクタイをして
おひげと おおきなボタンも、すごうく りっぱでしたよ。
ってさ。
ちゃんちゃん。
おしまい。
やはり、意味不明なわらべうた。
まぁ、わらべうたってそういうものなのか。
原稿のネタ切れで、こういう本になったのか?
けど、むりやり教訓じみたものをおしつけてこないのが、ピーターラビットシリーズのよいところ。やっぱり、好きだなぁ。
絵本も、好き。