福岡への旅 最終日: 小林酒造本店 清酒萬代

昨日に引き続き、福岡への旅 最終日

megureca.hatenablog.com

 

さて、最終日が本命、小林酒造本店への訪問。

 

大丸別荘での朝ごはんは、昨晩同様に専用の個室で8:30からいただいた。温泉豆腐が、おいしかった。他、だし巻き卵やら、白身魚の西京焼き、珍味などなど。ツワモノは、朝からお銚子を頼んでいた・・・。しかし、昨晩あれだけ飲んだのに、みんな朝からよく食べる。やはり、食べる人は健康だ。

もちろん、朝ごはん前に温泉も堪能したので、気持ちよく朝ごはんをいただいた。

 

さて、チェックアウト。前日にチェックインするときに、今回の報道で皆様にご迷惑をおかけしたお詫びとして、と1人3000円のギフトカードを受け取っていた。また、「全国旅支援」の旅割りとクーポンもあったので、宿泊代は、一人当たり6000円も割引になることに。ラッキー!である。

 

そして、東京からのメンバーが5人になったので、小林酒造の方が1名、車で迎えに来てくださり、2台に分乗していざ、小林酒造本店へ。

これまた、大きな道路に面して、便利そうな場所にある酒蔵だった。

www.sakebandai.com

 



工場の隣の店舗では、お酒の小売りをしているので、もちろん、購入可能。私たちが訪問したとき、ちょうど、別のグループが工場見学にきていた。
お米は、精米された状態で納品され、洗米、蒸米、そして発酵に仕込まれる。それぞれの機械は大きく、見ているだけでわくわくする。発酵技術を専門としている私としては、発酵タンクを見ているだけで楽しくなる。かなり年季の入った発酵タンクがつやつやとしていて、素材をきいたところ、琺瑯のタンクだという。15トンの琺瑯タンク。貴重品だと思う。
ほか、絞りのためのフィルタープレスなども見せていただき、しぼりたてのお酒が貯蔵されているタンクも覗かせてもらった。そこら中に、お酒のいい香りが漂っている。
見学しているだけでも、酔っぱらいそうだ。

みんな、それぞれに、思い思いのお酒を購入し、大満足。私は、小さめの2本と、生米麹を500g購入した。小林酒造では、今は日本酒だけでなく、焼酎、リキュールなども色々と作られているとのこと。近年、日本酒の消費量が減少する中、最盛期に比べるとだいぶ生産量はさがっているとのことで、同業他社は、数十年前に比べると半数以上は倒産したり、身売りしたり、ということになっているそうだ。

ちなみ、太宰府天満宮にかかる太鼓橋の欄干についている玉ねぎみたいな「擬宝珠」には、建設当時の寄付者の名前が入っている。多くは酒造会社。小林社長は、その一つ一つをみながら、「ここは倒産」「ここは身売り」「弊社はこれ」など、説明してくれた。入り口に近い右手の欄干の何個目かが「小林酒造」だった。


ゆっくり、見学させていただき、午前中は終了。

 

帰りの飛行機は18:00なので、まだ時間はある。一旦、福岡空港まで移動し、キャリーケースを預けて、天神に繰り出すことにした。空港にあるコインロッカーのうち、1000円の大きなロッカーにみんなのキャリーケースを預けて、身軽になって天神へ。今どきのコインロッカーは、スマホで決済するので、鍵を持ち歩かなくていいから安心。

 

福岡到着日にお昼を食べる時、「ラーメン」「うなぎ」の案もあったのだが、どちらもまだ食べていなかったので、うなぎの「セイロ蒸し」を求めて天神へ。

岩田屋というデパートの地下に入っている、「元祖本吉屋 岩田屋店」に。レストラン街にあるのかと思ったら、いわゆるデパ地下のイートイン。
お店にいってみると、テイクアウトの販売の横に、小さなカウンター。椅子が3つしかない。むむむ!!
お店の人に、5人なんですけど、、、と聞いてみると、椅子は5つあるんですけど、、、コロナ感染防止のためのパーティションをとってもいいですか?と。
いいです!いいです!もちろんです!
とういことで、カウンターに5人でキュッとすわって、目的の「セイロ蒸し」をいただくことに。一人前、4200円。肝吸い付き。アツアツを美味しくいただきました。

しかも、岩田屋は「全国旅支援」の電子クーポンも使用できたので、ここでも割引を使用。

 

 

飛行機まではまだ時間があるので、天神のワインショップで、CAVAを一本いただき、ゆっくり休憩。地下鉄で福岡空港に戻った。

 

空港で、お土産を買い、それでもまだ16:30。空港の居酒屋で、最期の休憩。滑走路を見渡せるお店で、ゆっくりした。

 

飛行機は、予定通り18:00に出発し、19:30に着陸。日本の飛行機は優秀だ。

行きも帰りも、飛行機は満席ではなく、ほどほどの混み方。ゆっくりできてよかった。

いやぁ、満喫した旅だった。
「全国旅行支援」と、思いがけない「レジオネラ菌事件」のおかげで、一人当たり8000円の割引を使用する事ができて、ラッキー!

小林酒造も、大丸別荘も、ホスピタリティーあふれるおもてなしでした。

やっぱり、自分の足で行ってみて確かめるって大事。

 

今回の旅の間、70代のお二人は時々仕事の電話をされていた。なんて、働き者のお二人・・・。やはり、現役で仕事をしている人は若い。

 

旅のだいご味の一つは、やはり食だろう。元気に活動していることで、何歳になっても美味しく食べられるのだなぁ、先輩方をみていてつくづく思った。

やっぱり、健康第一。健康であるためにも、働くって大事なことだ。

 

エネルギー充填したし、また、仕事も頑張るか!

国内旅行中は、どうしても英語の勉強がおろそかになってしまうので、帰宅後は英語のシャワーを浴びることで、英語脳を復活させる。

 

長距離移動は、脳を活性化させる。

やはり、時々、旅に出ないとね!

旅が好き。