2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『愛のぬけがら 』 by エドヴァルド・ムンク  原田マハ 翻訳

愛のぬけがらエドヴァルド・ムンク 著ムンク美術館 原案・テキスト原田マハ 翻訳幻冬舎2022年2月25日 第1刷発行 原田マハで図書館で検索して出てきたので予約していた本。内容を知らないで予約していたのだが、受け取ってみると、表紙はムンクの「マドンナ」…

『対決!日本史 戦国から鎖国編』 by 安部龍太郎、佐藤優

対決!日本史 戦国から鎖国編安部龍太郎、佐藤優株式会社潮出版社(USHIO) 2020年6月20日初版発行 図書館をうろうろしてるときにみつけた本。『対決!日本史2 幕末から維新編』っと一緒に、借りてみた。 表表紙には、”「史観」を磨け!「教養」を身につけろ…

フランスから帰国し、日常へ

10日間の豪遊?暴飲暴食?を無事に終えて、帰国した。 2022年6月現在の帰国に伴う手続きの主な点を覚書。 ・飛行機に乗る前 COVID-19 陰性証明のmySOSへの登録 フランス出国の72時間前までに、クリニックなどで検査証明をもらい、mySOSに登録する。厚労省の…

フランス10日目 とうとう、最後の日

とうとう、日本に向けて、移動の日になってしまった。 フランス最後、予約した1泊101€のホテルトランスコンチネンタルは、思いの外、モンパルナスの駅から遠かった。。。 けど、広々とした駅前や通りは、ゆったりしていて、モンパルナスのまちは悪くない。 …

フランス9日目 シャンパーニュ最終日

前日に受けたコロナPCRの結果は、無事に?!?!陰性に。あ~~、、帰国できてしまう。。。 厚労省のmySOSアプリに登録するのだが、ホントに使いにくい!!!もうちょっと、なんとかとならんのか!!と、思う。おまけに、私の携帯電話のメモリーがパツパツな…

フランス8日目 シャンパーニュをめぐる

シャンパーニュ2日目。 朝から、日本への帰国に向けて、出国72時間前までのコロナのPCR検査を受けに、街中まで車で10分。診療所は、近代的で美しい。 予め予約していたので、サクサク、、、と。もちろん、おじさまにフランス語で交渉していただいたので、私…

フランス7日目 シャンパーニュへ!

いよいよ、旅の主目的、シャンパーニュへ。 三年ぶりに、案内いただく、おじさまに再会! いや、正確には、フランスでお会いするのが三年ぶり。彼は、フランスで長くお仕事をされて、引退されてからはワイン好きがこうじて、日本人向けに個人で案内をしてい…

フランス6日目 パリで再び1人で放浪

旅の中日は、休養日。 朝御飯は、自炊。 モリモリと、オムレツをいただき、ゆっくりお出かけ。さすがに、朝はワインではなくコーヒーで。 友人とは、今夜のおかずをボンマルシェで見繕ってから、別行動。 今日、6/22からパリでは、サマーセールが始まり、あ…

フランス5日目 パリのサービスアパートメントへ

フランス5日目は、再び、パリに戻る。 コルマールのホテルをチェックアウトして、10:00の電車で、2時間半、パリまで。直前に予約したからか、日本で事前に予約した行きの料金に比べると高め。 スピードの速い、つまり停車駅が少ない電車だと高値になること…

フランス4日目 アルザスのコルマールからリクヴイル

コルマールのホテルで迎えたアルザスの2日目。 バスで、リクヴィルと言う小さな街までプチ旅。 泊まったホテルのおじちゃんによれば、バスは7:00代の次が、11:11発。朝御飯はホテルで食べたいし、あんまり早くにリクヴイルについても、お店もやっていないか…

フランス3日目 ストラスブールへ

3日目は、パリからTGVで、コルマールに向かう。 7:58分パリ東駅発、ストラスブール行きの2等列車。日曜日の朝のTGVは、満席だった。 TGVは、日本からwebで予約。時間帯や予約の時期によって価格は結構違う。Omioで予約可能。 https://www.omio.com/ 新幹線…

フランス2日目にして、スーツケース新調

パリ2日目にして、急遽、スーツケースを新調した。 実は、行きの飛行機で、スーツケースの車輪が二個割れた。 すかすかの中身だったので、無理やり引きずりつつホテルへ。そうしている間に、車輪のゴムはすっきりなくなり、芯のような硬いプラスチックだけ…

フランスへの入国

コロナ後、初めての海外。 日本の出国は、航空会社のチェックインカウンターで、ワクチン接種証明を求められただけだった。 JALだったので、verifyのアプリで。認証ページを見せたらOK。 人も少なく、あっという間に、出国できてしまった。 空港へ到着して、…

『民族とナショナリズム 』 by アーネスト・ゲルナー

民族とナショナリズムアーネスト・ゲルナー加藤節 監訳岩波書店2000年12月22日 第一刷発行原書:Nations ans Nationalism (1983) Ernest Gellner 気になっていた名著『民族とナショナリズム』に手を出してみた。2000年の全訳から改訂版は出ていないようなの…

『ヤマザキマリの人生談義 悩みは1日にしてならず』 by  ヤマザキマリ

ヤマザキマリの人生談義悩みは1日にしてならずヤマザキマリ毎日新聞出版2021年11月1日印刷 ヤマザキマリさんの本なので図書館で借りてみた。 予約していたら、順番が来るまで結構時間がかかった。 本書は、毎日新聞「人生相談」2017年4月19日から2020年6月12…

コロナ明け、3年ぶりのフランス渡航準備  5つのアプリ

3年ぶりに海外、フランスに行くことにした。 コロナのために、まだ、あれこれ準備が必要なようなので、日本出国前に必要なことをここにまとめて覚書。 あくまでも、2022年6月15日現在。参考までに。 ・日本を出る前に、入国先で必要なこと。フランスの場合、…

『美しき愚かものたちのタブロー』 by  原田マハ

美しき愚かものたちのタブロー原田マハ文藝春秋2019年5月30日 第1刷発行 原田マハさんの美術史関連シリーズ、再び。今回の主役は、松方コレクションの立役者、松方幸次郎と共に日本へ西洋美術館を建てるために動き回った美術史家。現在の、国立西洋美術館は1…

『1兆ドルコーチ シリコンバレーのレジェンド ビル・キャンベルの成功の教え』 by エリック・シュミットら

1兆ドルコーチ シリコンバレーのレジェンド ビル・キャンベルの成功の教えエリック・シュミット、ジョナサン・ローゼンバーグ、アラン・イーグル櫻井祐子 訳ダイヤモンド社2019年11月13日 第一刷発行 発売当時、だいぶ話題になった気がする。シリコンバレー…

『知の光を求めて 一哲学者の歩んだ道』 by  今道友信

知の光を求めて一哲学者の歩んだ道今道友信中央公論社2000年2月25日 とある会でご一緒することのある元内閣府官房長の紳士が、こういう先輩がいるんだ、と言って紹介してくださったのが、本書の著者、今道友信さんだった。 知り合いの彼も、いくつもの著書が…

禅の言葉: 晴天白日一声の雷

今朝教えてもらった禅の言葉 晴天白日一声の雷 (せいてんはくじつ いっせいのらい) 無門禅師の偈(え) (the Poem of Mumon) 「無門関」の著者である無門慧開禅師(1183~1260)が悟りを開いた(迷いが晴れた。人生がわかった。)ときの偈(え:Poem)。…

『声のサイエンス あの人の声はなぜ心を揺さぶるのか』 by  山崎広子

声のサイエンスあの人の声はなぜ心を揺さぶるのか 山崎広子 NHK出版新書2018年4月10日第1刷発行 とあるところで「直感」を話題にしていた時に、人間は見た目だけでなくその人の声でその人がどんな人かを直感的に判断している、という話が出てきて本書『声の…

Top Gun: Maverick トップガン・マーヴェリック

トップガン・マーヴェリック Top Gun: Maverick、観てきた。 topgunmovie.jp 観るつもりもなかったのだけど、ちょうど時間があいたので、気分転換に映画館にいってきた。 感想。いやぁ、笑った。。。。って、決してコメディではないのだが、おいおい、そんな…

『この世を生き切る醍醐味』by 樹木希林

この世を生き切る醍醐味 最後のロングインタビュー樹木希林聞き手:朝日新聞編集委員 石飛徳樹朝日新書2019年8月30日 第1刷発行 図書館で目に入ったので借りてみた。 樹木希林さんは、1943年東京生まれ。2019年3月17日に亡くなられた。その半年前ほどの、イ…

『50代からの人生戦略 今ある武器をどう生かすか』  by 佐藤優

50代からの人生戦略 今ある武器をどう生かすか 佐藤優青春出版社2020年1月15日 第一刷 図書館の棚で見つけたので借りてみた。「50代」からどうのという本は世の中にもたくさんあるけれど、佐藤さんの本なので手に取った。50代からの戦略なので、本当は50代じ…

『翻訳教室』 by 柴田元幸

『翻訳教室』柴田元幸新書館2006年3月5日 佐藤優さんの『知の教室』で、米光一成さんが薦めていた本。 megureca.hatenablog.com 翻訳、とついているので、興味を持った。図書館で借りてみた。 本書は、2004年10月から2005年1月にかけて東京大学文学部で行っ…

禅の言葉: 廓然無聖(かくねんむしょう) 不識(ふしき)

今週教えていただいた禅の言葉。 ちょっと、よくわからなかったのだけど、覚書。 廓然無聖(かくねんむしょう) 不識(ふしき)(碧巌録(へきがんろく)第一則) これまでにも何度かMegurecaで覚書している『碧巌録』(へきがんろく:中国の仏教書であり禅…

『食卓のない家』 (下) by  円地文子

食卓のない家 上下円地文子新潮社昭和54年4月15日 前回の続き。 主な登場人物の詳細は、前回参照ってことで。 megureca.hatenablog.com 以下、ネタバレあり。 物語は、2月、小雨が降る中、鬼童子信之が旅先の那智の滝で香苗と出会うところから始まる。滝に行…

『食卓のない家』 (上) by  円地文子

食卓のない家 上下円地文子新潮社昭和54年4月15日 2022年5月15日(日)日経新聞朝刊、TheSTYLE Culture 文化時評の記事で、「小説が問う『あさま山荘』の核心」という記事があった。そこで紹介されていたのが本作品。1978年に日経新聞に連載された円地文子の…

『道徳教室』 髙橋秀美 の続き。眞子さん・菅元総理の日本語

道徳教室髙橋秀美ポプラ社2022年3月14日 第1刷発行 昨日の続きで、『道徳教室』からの覚書。 megureca.hatenablog.com 眞子さん発言と菅元総理。 眞子さんについては、小室眞子さんと小室圭さんの結婚会見(2021年10月26日)での眞子さんの発言について。 髙…

『道徳教室』 by  髙橋秀美

道徳教室髙橋秀美ポプラ社2022年3月14日 第1刷発行 養老孟司さんがご自身の YouTube の中で面白い本として挙げられていたので読んでみた。確かに面白かった。ゲラゲラ笑うというのではなくシニカルに面白いというのか。 著者の髙橋さんは、1961年横浜生まれ…